西八王子日吉町のそば処「いっこう」へ昼食にとチャリでそばを食べに行った。
その帰り南浅川の右岸に出て帰ろうとしていたら、遊歩道にユスラ梅らしきものがバラバラと落ちている。
小公園の方で年上のおネエさんがそのユスラ梅を拾っている。それを見て自分は自転車を止めてユスラ梅を拾い出していた。
そして
「ずいぶんユスラ梅が落ちているねえ」
「自分も取りたいけど、どこの木に実が成っているの?」
って、矢継ぎ早に声をかけた。
「これ、あたしがこぼしちゃったの」
そうおネエさんは言った。
「そうだったの、拾って洗えば大丈夫だね」
そう言って私も落ちているユスラ梅を拾っておネエさんに差し出したら、そのおネエさんは「ユスラ梅を一杯貰ったから一つ上げるよ」と言ってフードパックにいっぱい入ったユスラ梅を押し付けるようにくれたんだ。
こんなにたくさんくれたんだよ(^O^)
そんな貰うつもりで落としているのを拾ったわけじゃあいのにと遠慮したんですけど、「たくさんもらってジャムを作ろうかと思っているの」と言って、何度か遠慮したけどそれでも「たくさんあるから持って行って」と言われたので、ありがたくいただいて帰ってきました。
実はユスラ梅は私の好物なんです。
小さい頃はこの季節のユスラ梅が楽しみにしていたのです。
いつしかユスラ梅の事は忘れていましたけど、時々余所のお宅でこの季節にユスラ梅があると食べたいなあと思ったことがあります。
ユスラ梅の実は野生ではほぼ見かけないので、採取して食べるというわけにはいかないのです。
最近はヤマモモが街路樹に植えられたりしていますから、初夏には街路樹のヤマモモの実を採って食べたりしています。やや寒い地方なら街路樹のイチイの実も取って食べちゃいます。同様に野イチゴなど手当たり次第に食べますwww
そんな私ですから、ユスラ梅の思わぬプレゼントに感激でした。