チコちゃんに叱られないブログ

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【危険!】東高尾山稜金比羅尾根コースで藪漕ぎで甲州街道高尾山付近「込縄橋バス停」へ


東高尾山稜から込縄橋へ下山

2017年12月29日 

 

金比羅尾根コースをちょっとだけ歩いてきました。

 

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チャリ筋トレ号(アシストしない重いだけの元電動自転車)で南浅川の土手右岸を行きます。

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冬期は南浅川は干上がることが多く、雨が多いような気がしていた今年も例外なく干上がっています。長房のこの辺は干上がっていますが、南浅川橋より上流は水があり流れています。

 

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金比羅尾根コースは、高尾北口駅前信号から次の高尾山より寄りの信号を左折し、中央本線の踏切を越えて入った初沢町の入り口付近、右手角の小さな公園の横が入山口です。

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ここから入って行きます。

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前回の折にも書いたと思いますが金比羅尾根ルートはハイキング的なコースですが、浅川金刀比羅宮のある付近は「急傾斜崩壊危険地区」に指定されているので、急峻な箇所がありますので、支えになるストックがあると上り下りしやすいかなと思います。

 

全回の金比羅尾根コースブログ

i-shizukichi.hatenablog.com

 

 

 

金比羅尾根コースには踏み跡はしっかりありますが、それでもあまり利用されていないハイキングコースのようで、コースに落ち葉がたくさん積もっていて傾斜角が大きめだと落ち葉で滑りやすい感じですので注意して下さい。

入山して5分位で小さなお社様に出合います。

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お社様に手を合わせてから、お社様の右手を登って行きます。

 

 

 

標高256m地点です。

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浅川金刀比羅宮が見えてきました。

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浅川金刀比羅宮様にもお参りをして石段を下りて行きます。この石段側が浅川金刀比羅宮の参道です。

 

スマホ画像の右は初沢町の傾斜地に宅地造成された分譲地。

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バブル前後には住宅も需要が多かったので、こういった傾斜地も造成されて分譲地となったのです。これから日本の人口減少で、斜面住宅地は平坦住宅地より過疎化される可能性も高いと思われますが、この初沢町高尾駅に近いために交通の便が良いので、坂をいとわなければ住みやすい場所かもしれません。

 

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この分岐は真っ直ぐ行けば四辻です。右に曲がれば御室社の横に出て右折すれば甲州街道に出ます。こちらは所要時間10分ほどです。左へ曲がれば初沢町に下りて行きます。

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四辻に向かって歩を進めると左手側の視界が急に開けて明るくなります。眼下は高尾霊園です。

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画面中央が八王子駅方面です。

 

中央の黒っぽいビルがサザンスカイタワー八王子です。見つけられますか?

 

 


この辺は片側が開けているので、明るくて気持ちの良い場所になります。

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四辻です。右に行けば高尾山方面です。

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草戸峠方面316m地点目指して進みます。今回のこの316m地点から甲州街道側に下りるルートが国土地理院の地図にあるみたいなので、ここを降りてみたいと思っての今回チャレンジです。

 

316m地点に着いたけど甲州街道方面に向かうルートは発見できず。

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高尾霊園方面への踏み跡は見つかりましたけど・・・どうやらもう少し手前にルートがあるのかな。次回もう少し丁寧にこの辺のルートを歩いてみる事にしましょう。

 

ここからさらに草戸峠方向に進めば標識がある場所があり、その標識側にルートと思えるほどしっかりした踏み跡がありますのでそこまで行ってみます。

 

そこがこの場所です。

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316m地点から200mほど草戸峠方向に進んだ場所が画像のこの地点です。国土地理院の地図上にこのルートはないですが、凄く踏み跡がしっかりしていて、如何にもここから高尾山方面に下りれるぞ的なルートに見えます。

 

ところがですね、この中に入って行くと道迷いが発生するみたいです。通りかかったハイカーの方もここに入って道迷いし、藪漕ぎをしていたら再度金比羅尾根コースに戻って来たとかのことでした。

 

 

 だから、入らないようにとの付き足しの注意書きもあるのですが、私はどうにも安全に危険そうな場所には魅かれてしまう愚か者のようで、316m地点でのルートが見つからなかったので、これだけしっかりした踏み跡があるのだから多くの人が通っているはずだからと、ここから甲州街道へ降りてみる事にしました。

 

説明図で現在のA地点から尾根を降りて行きます。

説明図

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A地点からB地点までは気持ちの良い尾根コースです。

踏み跡も幅広く、誰しもがなんでここが道迷いが起きるコースなんだろうと思います。

ところが、B地点で踏み跡が急に分からなくなり、ルートらしきものが消えてしまいます。

 

丁寧に探せばどこかにルートが見つかるかもしれませんが、もしルートが見つからなかったらそのまま引き返すことをお勧めします。

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ルートを見つけられずに適当に下って行くと、そこからはかなりの急峻です。

 

この急峻では真っ直ぐに立つことはできませんし、物を掴まなければ降りて行くことも出来ません。物を掴んでいても降りるのはたやすくない斜面です。自分は三度ほどずり滑って尻もちをつきました。

 

藪漕ぎで適当に下りて行けば何とかなると思ってましたけど、あまりにも急峻なのでついにあきらめて、来た道へ戻ろうと登りやすそうなところを探しながら登って行くと不意にトラロープ(黒と黄色のロープ・ポリエチレン製など黒と黄の縞目が虎模様に見えるからの名称)が見えました。

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どうやらこのトラロープが甲州街道に下りるルートのようです。

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トラロープに牽かれるままに斜面を下って行きます。ちなみにこのトラロープはもうぼろぼろでささくれ立っていますので、このトラロープはバランスとりだけに使って、体重を預けるのは体重負荷で切れる可能性も考慮して、止めましょう。

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トラロープに掴まりながら、案内図でC地点まで降りてくることが出来ました。ここでトラロープは終わりです。

 

 

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ぼろぼろのトラロープでちょっとおっかないですが、それでもストックでもあれば別ですがこのトラロープなしには下りて行くことができません。

 

トラロープがあっても安易なルートではないです。というのも初めてのルートなので慎重な思いも強いから、余計にそう感じるのだろうと思います。

 

標識杭が見えてきたので、このルートで間違いないんじゃないのと安堵して進んでいきます。

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枯れた川に出ました。

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説明図でD地点です。

説明図

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このD地点まで降りるのに標高差が約70mです。

 

D地点からは枯れた川の中を歩いて行って構いません。

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二又になった川が合流する地点です。右手方向に進みます。

 

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まさか!

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先の方に川底が見えなくなりました。

 

 


まさかダムみたいな落差になっているのかと思ったら、まさにその通りでした。

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これでは川底は降りれませんので、戻ってどこかにルートがないかと探して見ます。ここをE地点とします。

 

ちなみにこの地下には浅川トンネルとなっていて、八王子南バイパスが高尾山インターチェンジから町田街道館町医療センター入口に繋がっています。

 

E地点からD地点まで戻ってみてもルートらしき踏み跡がありませんので、再度E地点に向かっていき何処かに踏み跡がないか探して見ます。

 

E地点近くの左に踏み跡がありました。

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さっきは左手にあるこの踏み跡に気がつきませんでした。

 

こうやって私のように注意不足だと、深山で道迷いして取り返しがつかなくなることもあるのです。初めてのルートはもっと慎重に進むべきでしょうね。

 

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踏み跡が見つかればルートが見えてきます。

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ルートをたどって下ると、前方に建物と共に甲州街道が見えてきました。

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ここがこのルートの入山口です。

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この看板の手前横がルートの出入り口です。

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込縄橋というバス停の少し大垂水寄りです。

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このまま甲州街道を高尾山方面に進んでいきます。

高尾山入口を過ぎて高尾駅方面に歩いて行きます。

 

 

甲州街道高尾方面に向かって右手にファミリーマートがあるのですが、そのファミマの高尾山より側に大きな空き敷地があり、そこの空き地にどうやらセブンイレブンが建つようで工事をしています。セブンイレブンがファミマにガチ勝負を仕掛けてきました。

 

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この空地は昨年に駐車場として稼働していて参拝客の車を集めて稼いでいたようですが、普段有料駐車場としての価値ほぼゼロです。初詣以外には誰も利用する人がいないからです。

 

コンビニとしてなら利用価値は高いかもですが、高尾山口駅からもかなり離れているので、高尾山に来る客を相手にするには弱いのですが、セブンイレブンとファミマでは後から来たセブンイレブンの方が集客力が高い可能性が強そうです。

 

 

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甲州街道から右折して御室橋を渡ります。

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中央本線のガード下を抜けたら御室社の階段がありますが、今回はガード抜けて直ぐに左折して行きましょう。

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金比羅山コースに入って行きます。

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御室橋から御室社を経由して上がってくると、来るときに通ったこの分岐に出会います。今回はこの分岐を初沢町へ出る事にしましたので、初沢町から甲州街道方面に向かって行けば金比羅尾根登山口です。

 

今回の下山ルートは説明図のB地点でトラロープのあるルート見つけられるか否かにかかっています。見つけられないままに進んでいくと道迷いとなってしまいます。

 

時間に余裕があるなら道迷いしても低山なので何とかなると思いますが、かなりの藪漕ぎでしかも急峻地帯ですから難儀しますので、早めにあきらめもと来たコースへ引き返してください。

 

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せっかくここまで来たのだから、あと少し行けば何とかなるだろうは、その時は何とかなったとしても、いつかは後悔すらできない状態になる可能性もあるのです。チャレンジする方は時間的な余裕をもって自己責任においてトライしてください。

 

翌日のことですが、説明図でA地点からD地点まで降りるのに木などにしがみついて下りてきましたので、目が覚めたらなんだか胸の筋肉が張っていましたw 

 

 

◇◇◇◇◇

 

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