上野グリーンクラブで日草展を見学してきました。
日草展とはどうやら山野草などの展示と大即売会を兼ねたもののようです。
浅草は根津駅(千代田線など)から歩いて数分のところに上野グリーンクラブがあります。
ここは盆栽協会のイベント用会場で、屋外には常設売店もあります。山野草店がほとんど消えて行ってしまった現代では、山野草の入手する場所がありませんので貴重な存在とも言えます。
今回は室内展示は一階と二階です。
早速お邪魔してみました。
画像を中心に紹介していきます。植物名などは記載しませんので、どうしても知りたい植物名がありましたらコメント欄でお聞きください。(分からない場合もあります)
アツモリソウの白花個体です。
屋外の売店になります。
たくさんのブースで出店されていますが、それぞれ個人個人の販売ブースになります。普段はここは駐車場として使われることが多いです。盆栽協会としての常設売店はもう少し奥にあります。
社会が高齢化が進むにつれて山野草などを楽しむ人も高齢化してしまい、高齢化に伴い園芸に対する情熱も低くなっている感じです。世の中の景気を活発に牽引してきた世代の高齢化により園芸の世界はすっかり活性化を失いつつあります。
日本の山野草は世界の園芸の中でも最高レベルに進化し分化した世界に誇れるジャンルなのでありますが、盆栽が世界で認識されているのとは違って山野草の認知度は低いかなと思います。
これだけ素晴らしい山野草という園芸のジャンル(山野草でもジャンルは多岐に亘る)が、あと2-30年もしたら伝承されることなくより衰退の一途を辿るかと思うとちょっと残念です。いつの間にか多くの人にとっての豊かさのない狭小な国になってしまったものです。
爺ども(自分もそうですが)の頭の固い回顧主義的な政治理念を払拭するべく、若い政治家が出て国をリードし活性化して欲しいものだと思います。小泉元首相の息子の小泉進次郎あたりに首相をやらせてみたいものだ。