自然というものはいつも脅威だ。
からだがこんな色をしている虫がいるなんて驚かさせられる。
園芸ダニの幼生なんかも赤ピンク色をしたのがちょこちょこ栽培植物の上を動いていたりするけどダニはたぶん昆虫ではないと思うけど、こちらはちゃんとした昆虫なのではないだろうか。
透明な翅に包まれ赤い体が透けて見える。
2-3mmの小さな昆虫だけど、自然界にはこんな驚異に満ちた生物が身近にもたくさんいるのだろう。人は一生の中で、それらの驚異の幾つ気づくことができるのだろうかと思うと、神の御手ともいえる自然界の造形デザイン力にはただ畏れ入る。