雨模様の空が続いて月4日も雨模様ということで、その日は登山に出かけずちょっと残念な思いでした。5日も雨模様の空だけど高尾山ぐらいならいいだろうと、アシストしない電動ママチャリで出かけました。
南浅川の土手を西走(高尾方面)中に雨の雫が落ちたり落ちなかったりでした。
11:17 京王高尾山口駅に到着です。
11:23 ケーブルカーリフト乗り場の高尾山麓駅
11:26 沢沿いの6号路を登ることにしました。
三つ編みにしたスゲかなにでしょうかw
11:30 沢沿いを歩く6号路入り口です。このコースは高尾山の中でも最も楽に歩けるコースで、息を切るようなしんどい思いをするのは最後に近い階段が少しあるだけで、気楽なハイキングコースです。1号路のコンクリート舗装の参道より坂も緩いです。
11:39 6号路入山口からほどなくしてびわ滝の修験場がある場所の分岐に出ます。修験場奥の登山口からはもっとも最短で1号路霞台園地(ケーブルカー駅茶屋付近)に行けますが、ほんの少し急登な感じの部分もあり岩場がも多いです。
びわ滝に打たれている修験者を初めて見ました。
琵琶滝周辺に湿った環境なので岩場などにイワタバコが着生しています。一週間程度で開花が始まるのではと思います。イワタバコも以前から比べると自生がうんと増えてきています。これは保護活動が上手くいっているというより、こういった山野草的なものを栽培する人が少なくなったからじゃないかと私は思っています。
コケのようなウチワゴケは小さくてもシダの仲間です。
多くの人が踏み歩き根が露出して、見た目には何かのオブジェのようにも見えて美しと思いますが、樹木にとっては迷惑な事なのでしょう。
なんとなく上高地のハイキングコース的な雰囲気のところ一部あります。
11:55 チェックポイント
最初の休憩良いかもです。
沢にアプローチできる場所です。
12:03 大山橋です。
ここまで40分ほどの道のりです。
橋を渡ると休憩場所がありますので、一息つくのも良いかなと思います。
みかん科のコクサギです。葉が二枚ずつで互生しています。沢沿いを好んで生える木で大きくなります。
登りの時に大山橋は右に渡り、それから何度か橋を渡るのですが面白いことに全て左へ渡るのです。沢を横切っているのにまた同じ沢を横切っていることになります。
12:21 ここから沢歩きになります。
沢歩きと言っても飛び石が置いてあるし、大雨でも降っていない限り水量はちょろちょろですから靴が濡れるような場所ではありません。沢を登らない場合はここでも端を左に渡れば稲荷山コースへ行けます。
沢を数分歩くと、ここで沢登はお別れになり登山風な感じになってきます。ちょっと急な階段が出てきますのでこの先がこのコースでのちょっとばかりの急登になります。
12:37 階段を登り終えると広場がありところどころにベンチもあり、高尾山が賑わっている時はここは人でいっぱいになっています。
この先の4差路分岐を右斜め上の方に向かって行けば高尾山山頂に最短です。大型のトイレにぶつかりますのでそこで左へ行けばそこはもう山頂です。4差路分岐で右下に向かうと3号路に入ります。
ギボウシの花芽です。
12:46 高尾山山頂です。
高尾山山頂のビジターセンターへ寄って、先のコクサギの名前を教えてもらいました。
山頂で持参した昼食を頂きます。
昼食がすんだら下山です。
13:14 下山は稲荷山コースにしました。
登る時も降りるときも長い階段はきついです。
13:44 稲荷山の東屋が見えてきました。
以前はここにトイレもあったのですが10年ほど前に撤去されています。もっと前かな?
また東屋はボロボロです。
観光登山客が多いのにもうちょっとしっかりした東屋ぐらい建直せばよいと思うのですが、その費用をどこが負担するかが決まらないのでしょう。
稲荷山からの眺望です。
新宿方面への眺望です。
14:11 左手に二対の稲荷社があります。
稲荷社にはいつも手を合わせに向かいます。
僅かばかりの賽銭も入れて行きます。
下の稲荷社の前で100円玉を拾いましたので、自分の賽銭と併せて賽銭箱に入れておきました。賽銭を上げようとしたときに誰かが落としたものなのでしょう。
昔、そう本当に昔で40年も以上前のことかな。
その頃の高尾山の稲荷山からの登山はもっこりした山を登るような感じの登山でした。そのもっこりした山の所々にカンアオイがシクラメンほどの株立ちでこんもりしていたことを覚えています。なんで山にシクラメンがあるんだと思った次第です。
その頃年の暮れからお正月にかけて、各家庭でシクラメンの花付をテレビの上などに飾っていたものでした。そのシクラメンと同じ葉をした植物が稲荷山にポコッポコッと大株で生えていた印象は未だに強く残っています。
稲荷山コースに登り始めも木々は今ほどに深くなくて、登り始めは明るめのもっこりした感じの山だった印象でした。
もうすぐ七夕なので清滝駅に七夕の短冊に願い事を書いてかける場所が設けられていたので見に行きました。用紙があれば自分も何か書こうかなと思った次第です。
あいにく用紙がないので短冊の願い事を見ていました。なかなかに面白いことや、ぽろっとした本心が書いてあったりして願い事を見るのも楽しいです。
うん、私もそう願っておきますw