EPSON Endeavor AY301はCPU Intel Celeron 430で、搭載メモリ2GBで【Win 7 Pro】です。メインのPCがトラブルになった場合に一時的に使用する目的でEPSONダイレクトで購入しました。
購入したのは、そうだなあもう7-8年前のことになるかなあ・・・
緊急避難時に使用するだけなので、とにかく価格的に安ければ何でも良い的な感じで購入しました。
いくら安い価格帯PCとはいえこの頃のPCって、今考えたらコンシューマー向けでもこんなに非力なスペックしか作れなかったんだろうか。
それから比べたら今使っているサブ機のHP1号機は、Win10化とCPUの換装でより性能が良くなったし、高いスペックを要求されるゲームもビデオ編集もやらないので使っていて何の不満もない。
いや、今サブ機であるHP1号機ことHP ProLiant ML110 G6には、一つだけ不満があった。
※緑文字部分は飛ばして読んでもOKです。
Win7でであるが、それは起動しておくと突然にブルー画面になって電源が落ちることだ。そのようになって電源が落ちると電源を入れてWindowsは起動不可となる。システムのコイン電源を外したり、BIOSでデフォルトの設定に戻したりとあれやこれややってやっと復旧できるようになった。
BIOSメッセージなのか英文で、起動システムが見つからないというようなメッセージが出ているので、ディスクドライブを1時的に読み込めなくなっているみたいだ。
最近はこのトラブルの解決方法としてバイオスが表示されてからすぐにF8キーを押してWindowsの起動方法を選択できる画面にしてから起動することにより回避できると分かった。通常にWindowsを起動しても良いし、念のためにセーフモードで起動してから再起動をかけるなどしていた。
Win10にアップデートするまではこの現象が数日に1回発生するようになっていた。発生頻度が高まったのはPCを長く起動しておくと起きている感じがしていたので、ひょっとしたら熱暴走なのかなとも思っていた。
それがWin10にしてからは、急に電源が落ちる現象は今のところ発生していない。それとCPUの換装でCPUファン部分に埃が綿埃となって溜まっていたので、熱暴走としたらこの状態のCPUファンが原因だった可能性もある。
そのCPUファンも、CPUの換装時にきれいに清掃してあるので、Win10で急に電源が落ちることが無くなった可能性もある。とにかくWin10にしてからは頗る安定している。
それにしても安いを目的に買ったのに、何を勘違いしたかOSはWindows7 Proにしてあり、さらにメモリも最大搭載で2MBにしてありました。ひょっとしたら、メモリは購入後に自分で挿し替えたかもしれません。
AY301は普段は使わないPCですが、緊急避難の時にすぐ使えるようにするために、いろいろと設定をしていざという時には使えるようにしてあります。
そんなEndeavor AY301ですが、Windows10の無償アップデートが再開されているので、この機会にWin10にアップデートすることにしました。
はたしてAY301機でWin10がインストールできるのか、ちょっと心配でしたが、何事もなくアップデートできてWin10 Proになりました。
Win 7Proだったので自動的にWin10 Proにアップデートとなりましたけど、アップデート後の使用感はCPUの性能が低いためなのか、とてももっさりもっさりでストレス性が高く、より普段使いにはしたくないの感じでした。
今使っているHP1号機【HP ProLiant ML110 G6(Win7化をWin10)】が、Win10にしてから動作が軽快になったので、AY301もWin10化で動作が少し軽快になるかなと思ったからです。
甘かったです。
めったに使わないPCなので、今使っているHP1号機とHP2号機を使っている感じで体感的に比べているので、比べ方に無理があると思いますが、あまり使わないからまあこれでもいいやあです。
HP1号機と比べても、この数値は確かに異常に低い数値だなあと思います。これでは本当に現在使用中のPCにアクシデントでも起きなければ使う気はしません。
いつ換装したのかちょっと覚えていないけど、これでもHDDすでにSSDに換装してありました。
元のHDDはそのまま筐体内に残してありました。その下にSSDを入れてありました。隙間には何かプラスチックを詰め込んで動かないようにしています。この辺のことは実はよく覚えていないです。
当初のHDDは160GB(シリアルATA 300MB/s対応 7200rpm)で、これをSSDに換装しているのです。SSDの容量は忘れたけど、128GB以下のSSDで換装していると思いますから、多分ソフトを利用してC:ドライブのイメージをコピーしたと思います。
というのは、お立ち台(ディスクドライブコピー機)はコピー元のHDDと容量が同じか、元のHDDよりも大きくなければいけないからです。SSDはまだまだお値段高なので大きな容量を買うのはお財布との兼ね合いで躊躇します。
今となってはC:ドライブのイメージのコピーはどうやったのか覚えていませんが、たぶんフリーソフトでやったろうと思います。虚仮の一念でやっていて、その場限りで喉元過ぎればなので、その時のテクニックなどは全く覚えていないのです。
Win10化したけどパフォーマンス的に少し悪くなった気がする。それでAY301もハードのアップデートをすることにしました。
メモリはオプションで2GGB積んであります。
メモリスロットは一か所だけなので増設では無理です、が交換ならもう少し容量の大きなメモリに変更できるかなと思っても4GBクラスのメモリは少なく、あってもエラーで使えないとかのコメントがあり躊躇している。それにマザボで2MB以上も対応しているかも疑問だし。
それでメモリは後回しにするとして、CPU換装してみたいなと。
調べてみるとSocketはLGA775というタイプでした。
なんかよくわからずに、このソケットに合うCPU Intel Core 2 Duo E7500をヤフオクでゲットしました。AY301の上位機種がこのCPUを積んでいたのでこれなら間違いないだろうという目論見です。
CPUは送料を入れても600円未満の価格でした。
安いのはありがたいことです。
ってか、こんな古いCPUを搭載したパソコンはもう化石に近いのでしょう。
だからこんなCPUも買う人がいないってことなのだろうと思います。この辺のUPUはPCアクセサリーとして、ジャンクショップで1個50円ぐらいで大量に売っているんじゃないかと思います。
入手したCPUをSocketに収め、CPUクーラーは取り外したけど電源Socketは抜いていないのでそのままテスト起動してみました。
はい、起動してきません。
あせりました。
電源ボタンを押し続けて電源を落とし、換装したCPUを取り外しました。
CPUの選択を間違えたのかなと思いました。
それでCPUのコネクト側を見比べてみました。
画像上はCore 2 Duo E7500で、画像下がCeleron 430です。
中央の端子が明らかに違います。
ああ、やっちまったなあ・・・こんなに端子の様子が違うと互換性はないだろうと思ったけど、待てよAY301の上位機種はこのCPUを使っているのになんでダメなのかなって思いました。
そもそもがAY301の上位モデルがCore 2 Duo E7500は使用しているから、それを参考にして探してこのCPUを手に入れたのだから、使えないってことはないだろう。
と思ったけど・・・それでもダメなものは仕方がない。
上位機種にはマザボに何か手が入っているのかもしれないなあなんて、使えなかった言い訳を勝手に考えちゃいます。
おいら人間CPUは問題にぶつかると、この辺をうまいこと言い繕いごまかして、自分の責任じゃないよなんて、自分をなるべくうんと甘やかすことに特化しているみたいです(笑)
ま、まあ、このクラスの中古のCPUは安いから、使えなくてもペーパーウェイト(文鎮)代わりにでもするさとうそぶいて自分をごまかして気を静めました。
元のCPUを取り付けて起動しました。
はい、またしても起動しません。
えっ、どうしてよう!
なんで起動しないの、違うCPUを付けたぐらいで壊れたとでもいうの?
って思って泣きそうになりながらボードを見ると、メモリが押さっていません。
メモリを外してあったのは、メモリもついでに換装するつもりだったからです。ところ で換装って言葉はCPU以外にも使っていいのかな?
メモリが押さってなければWin10が起動するわけがありませんね。
こんなポカって、これって吉田製作所さんがどうやらぼくに乗り移ってしまったのじゃないかなあと思ってしまいました。
お祓いのために吉田製作所さんの動画を1日当たり5本も見れば完全に吉田信者になったと思って、僕から離れて行ってくれるだろうと思いますので、それでどうかお許しくださいと願をかけました。
で、CPU Core 2 Duo E7500への換装で起動しなかったのも、ひょっとしたらメモリかなと思って、もう一度換装しなおして起動してみました。
※換装してちゃんと認識されているか先にBIOSを見ろってなもんですね。でも、BIOSを見てからまた再起動って面倒なんだもの。
今度はちゃんと起動してくれました。
CPU換装後のベンチマークです。
Celeron G1101とCore i5-650比較しやすいように並べました。
ほとんどのスコアが倍ほどになり、レスポンスも体感的に良くなった感じです。
HDDはSSDに換装済みですから、それほど差は出ていませんけど、それでも3割は引き上げられています。
OGL値もそれほど差は出ていませんが、これはCPU内蔵グラフィックスによるOpenGLなのでそちらはもともと非力です。
このスペックなら、私の用途では十分使えそうです。
でも、いざというときのため要なので、使う出番は多分なさそうです。使われず、後家になりそうなAY301ちゃんではございます。
にしても、わずか600円未満で倍のスペックとは劇的です。
メモリはこんなタイプのメモリです。
DDR2 2GB PC6400で検索してもあまりヒットしない。
Amazonに「SODIAL(R)4ギガバイトのDDR2 PC2-6400メモリ800MHZ4G RAM RAM PC DIMM240ピンAMD用」1,295円であるからダメもとで試してみようかな。このメモリの評価を見ると・・・取り付けるだけ無意味かなって感じもする。
ほかにはグラフィックが弱いので、オプションスロットで「PCI 2.2:1 (Low Profile) 最大ボード長:170mm×64mm」あるので、これに押さるハーフハイトのグラフィックカードあるといいのだけど。
それともう少し上のクラスのCPUも検討してみたいけど、何が押さるのかよく分からないのでもう少し調べてからにする。
※Win10への無償アップデート期間は終了していおり、その後のアップデートは認められていないという説もあるみたいなので、Win10のアップデートは各自で判断で行ってください。個人的にはMicrosoft社のWin7サポート終了後に対する救済経過措置と、都合よく我田引水的解釈しています。
See you.