チコちゃんに叱られないブログ

人生は雑多なのです😋

オランダ獅子頭 2種

長くメダカの飼育をしてきましたけど、風景として楽しむには風情があって良いですが、個々を観賞して楽しむにはあまりにも小さくてちょっとつまらないです。

 

そこ、で昔ちょっと間飼育していたことのある金魚を再度飼育してみようかと思い、去年の内に色々と金魚の設備をして金魚の飼育を再開しました。室外飼育が基本なので昔のように熱帯魚というわけにはいきません。

 

金魚を売っている店というのもほとんどなく、あっても餌が満足に行っているとは思えないような状態だったりで、金魚を手に入れるのはオフラインでは難しいです。そこでネットを通じて、ピンポンパールや蘭鋳(らんちゅう)の当歳子黒仔を手に入れて飼育を始めました。

 

金魚の中でも蘭鋳(らんちゅう)は飼育の難しい金魚の一つです。

 

もう一つ難しいのは輸入金魚です。意外と落ちやすかったりします。

※落ちる=死ぬ

 

ネットで手に入れた蘭鋳の黒仔は、落ちるものも無く順調に飼育できたので、ちょっと欲張って大きな蘭鋳も手に入れて飼育しましたけど、大きな蘭鋳の方はよく落ちて、届いて一週間以内に全滅なんてことを何度か繰り返しました。

 

大きくなって水が合わないというやつなのでしょうか?

 

それで今元気に育っている蘭鋳の当歳を育てて、自分で仔引きすることにしようと思っています。

 

早ければ今年の春には卵を産む個体も出るかもしれません。以前に金魚を飼育していたときも卵を産んだので稚魚から育てたことがあります。

 

結果的に金魚は当歳子ばかりが残った感じで、少々物足りなくなった時に出会ったのがブラック&ホワイトと、ブラック&レッドで共にオランダ獅子頭です。

 

なかなかな個体なのでこれを入手しました。値段もなかなかなので懐にも打撃を受けましたw

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右がブラック&ホワイトオランダ獅子頭です。

 

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ブラック&レッドオランダ獅子頭です。

 

なかなか見事な金魚だと思いませんか。

 

どちらもタイランドで作出された個体だそうで輸入金魚になります。

 

この二匹の金魚の導入初期では大変苦労しました。

 

入手してからブラック&レッドは水底で口を下にして逆立ちになったまま数日間。その後は水面で横になって浮いたまま数日間。

 

尾鰭を見ればウオジラミのでっかいのが付いています。鼻髭にはイカリムシも刺さっていました。今時ウオジラミにイカリムシって、どれほど管理が悪いんだよって感じです。

 

掬い上げてウオジラミと鼻髭のイカリムシを取り除いて戻しましたけど、その後ウオジラミは発生しませんでしたけど、イカリムシは既にパンデミックしてパロットフィッシュとして入れていた3匹のピンポンパールがこれに感染,ホワイト&ブラックも感染。

 

体に着いたイカリムシを見つけては掬い出して、イカリムシをピンセットで抜いてやりました。そしてブラック&ホワイトは白点病に罹病。白点の伝染力は高いのであっという間に水槽全体で白点病です。

 

薬を使えば早く治るかもしれませんが、白点病は水温が低い時に出やすいので、ヒーターを水槽に突っ込んで水温を上げる事にしました。その間白点病はかなり広がり水槽内は完全にパンデミック状態。最終水温を32度まで上げました。塩もどっちゃり(感覚で)ぶっこみました。

 

イカリムシの方は、体に付いていれば掬い出してこまめに駆除しましたので、その後は出なくなりました。

 

白点病は水温を32度まで上げて一週間ほどで症状が消えました。その間にパロットフィッシュとして入れた2匹のピンポンパールが落ちてしまいました。

 

水温を上げたことによって不思議なことが起きました。

 

水面下でマンボウのように漂うようにしていたブラック&レッドが普通に泳ぐようになったのです。もうあきらめてマンボウオランダだとしていたのでこれはうれしかったです。

 

ブラック&ホワイトとブラック&レッドの導入は昨年12月初めでした。

 

これは最初から室内飼育が目的ですが、水槽に温度は入れてなかったのでタイランドで養殖されていたから低温に弱い金魚だったのかもしれません。導入店でも熱帯魚と一緒なので熱帯魚飼育並の温度があっただろうなあと後で思いました。

 

白点病罹患で水温を上げてから正常に泳ぎ出したので、結果的に水温が低くてそのショックで体の正常状態が保てなかったのかもしれません。水温を上げたことは結果的に良かったようです。

 

現在は病気関係も消滅して、徐々に水温を25度程度に下げて戻したところです。最終は加温無し室内飼育にしていきます。

 

これらの二匹の金魚はキャリコオランダより派生したものだそうです。タイランドのラプチャリでは観賞魚の飼育繁殖が多くなされているようです。そこの養殖場からの選抜だということでした。

 

輸入金魚の導入は輸入後のトリートメント(扱いや治療など)された期間がどれぐらいあるかによっても取り扱いが違います。輸入されて1か月以上トリートメントされていたら問題はないと思いますが、輸入直後などで何らかのアクシデントが出たときは、対処としては塩を入れてやり水温を上げるのが手っ取り早いと思います。

 

導入時の躓きはありましたけど、現在は餌喰いも良くてブラック&レッドは見事な雄姿を楽しませてくれています。ブランク&ホワイトがブラック&レッドぐらいの体形になる時が楽しみです。

 

そして今年は、当歳の蘭鋳やさくら錦にジキンなどが明け二歳となります。これからがとても楽しみです。

 

春よ早く来い(^^)