散歩していて遭遇する動物の多くは犬です。
ネコはリードを連れて散歩しているのは見たことがないけど、首輪やリードのない街ネコはけっこう見かけます。
一部はノラじゃなくて飼いネコの放し飼いもいると思いますが、猫だけは未だにノラが多く居ます。
ノラの犬はまず見る事は無いけど、たまに飼い主の転居の際に放置された犬を見かける事がありますけど、そんなのは何年に一件あるかないかです。
たまに肩や腕に鷹を留めて散歩している方を見る事がありますが、これもごくたまに見かける程度です。
そんな中で最初はラジコンでもやっているのかと思ったのが、これ。
ラジコンと思ったのは背にアンテナみたいな旗を立てていることと、動きがずいぶんと速いからです。
近づいてみると動きがランダムなので生きている本物のカメと分かりました。陸ガメですね。
頭に丁度草陰が出来て模様が入ったみたいになっているけど、これは草の葉で出来た影です。動きが速いカメさんでデジカメしたタイミングで頭部に草の影が映りこみました。
散歩主さんがカメの種類は「ロシア陸ガメ」とか言っていました。
散歩させていても動きが早くて何度か見失ったことがあるので、それ以来畑を立てて散歩させているそうです。
大事にされているらしくて、とても健康そうで活発なカメさんでした。
歩道にこの毛虫がたくさんいました。
ネットで調べてみると「ツマグロヒョウモン」というチョウの幼虫です。
なぜ歩道にいたかというとそれはこの幼虫の植生にあります。どういうことかというと、歩道の縁石の隙間を好んでスミレがたくさん生えている場所があり、そのスミレの葉を食草としているのがツマグロヒョウモンの幼虫です。
ツマグロヒョウモンというチョウはやや大型でけっこう目立つ蝶ですが、昔はほとんど見たことのない蝶なのです。
というのも本来は本州以西に見られる蝶だそうで、地球温暖化に伴ってか、パンジーなどスミレの仲間の花卉園芸が盛んなのでそれを狙ってなのか関東地方でもそれほど珍しくない蝶になりかけています。
以上が散歩で遭遇した動物でした。
自分の目に触れていないところでもっとたくさんのものが、散歩というのか動き回っているのでしょうね。