NEC PC-VS300GD Win7機ことNEC VALUESTAR PC-VS300GDですが、これがWin10化が頗る手こずって苦闘中です。
※画像はNEC 121waer.comさんから拝借しています。
結論は、NEC PC-VS300GD Win7機のWin10化は未だ成らずです!
NEC PC-VS300GD Win7機の元は、WinXP機でしたがHDDがクラッシュしてリカバリーできなくなったので、新しくHDDとOSはWin7を購入しWinXP機としました。
NEC PC-VS300GD Win7機にしてからはこのPCが私のメイン機種となっていました。そうだね2012年ごろまで使っていたと思います。その後はHPの格安サーバーG6をWin7化して使いだしてほとんど使わなくなりました。
NEC PC-VS300GD Win7機には32ビットCPUのIntel Celeron M プロセッサー 430だそうです。
PC-VS300GDにはそのころ使っていたカラオケソフトとその楽曲などのアプリが入っいます。一つはカラオケ先生。
こちらはもう営業はしていなくてサイトもとっくに閉鎖されています。ダウンロードしてある楽曲だけが再生できます。7-8年前までの曲が100曲ぐらいダウンロードしてあります。もちろんこれらはの曲は有料でしたが、廃業する前に利用者サービスで、自由ダウンロード期間があり、その時にダウンロードした曲もあります。
KORGカラオケプレイヤーを利用したミディーパル。こちらもいつの間にかミディパルへの接続ができなくなって、新しく楽曲が購入できなくなってしまいました。
KORGカラオケプレイヤーも現在ではネットからは入手不可能なようです。それどころか検索しても会社やその製品情報しか出てきません。KORG社はシンセサイザーなどの楽器関連でメジャーな会社のようです。
KORGカラオケプレイヤーに関しては調べていませんが、うた吉先生に関しては32ビットじゃなきゃ動かないアプリなので、PC-VS300GDはこのままでもいいのですが、でもあと1年でOSのサポートが終わるとなるとなんか嫌なのでこいつもWindow10化したいのです。
まずはCPUです。
Pentium M 770なら497mPGAとソケットが同じだから大丈夫だろうと思ったら、CPUは1ピン多くてSocketにはまらず。
Core 2 Duo E7500はSocketにドンピタだけど、たぶんクロック数が高すぎてPCは起動するもすぐ電源が落ちてしまう。これってBIOSもチップも対応していないっていうのかな?
それで次はネットでもう少し調べてみると、NTEL Core Duo T2400に換装した記事があったので、再度このCPUを手に入れて現在は到着待ちです。
これら3つのCPUを手に入れても送料を含めてわずか2000円程度だから、性能的にはどれももうジャンクに近いようなCPUなのだろう。
Win10へのアップデートだけど、こちらは何度やってもWindowsのウィンドウマークが出てそれ以上に進展しない。
こうなるとWin10へのアップデートはあきらめて、とりあえずHDDをSSDに換装し少しでもレスポンスをよくしたい。
それで新しくSSDを手に入れてソフトからWin7のイメージをバックアップしようとチャレンジするのだけど、あまりにも激安SSDだったからなのかソフトからのクローンも成功せず。
直接Win7をインストールしようとしても、最終的にエラーメッセージが出てWin7のクリーンインストールもできない。こちらも何度やっても同じで徒労だった。
それでこの激安SSDは何か欠陥があるのだろうと結論付けて、返品することとし、再度新しくSSDを購入した。
※同時に購入した2.5インチHDD変換USB接続ケーブルは同日届く予定での注文だが、これがかなり遅れて届き、遅滞理由でこれも返品させていただいた。金額的には安いものだから受け取ってもいいかもしれないけど、すぐ使いたいものなので売店で同様な製品を購入済みで今更届いてもである。
今度は少し値段が高めだがそれでも安いSSDには違いない。そのSSDでWin7は順調にインストールで来た。
普通そうだよね。
やっぱりあの激安SSDでWindowsがクリーンインストールできないのは、そのSSDの固有な問題かもしれないけど、エラーが出る不具合品だったろうと思う。
Win7出来たので、Win7のアップデートを少しやってからWin10化しようと思ったのだけど、そうしたらMicrosoftのインターネットエクスプローラーでWin7は古いOSだからWindow10にバージョンアップしろという。
つまり、Windows10そのものを買えってことでインターネットエクスプローラーが開いたのだ。
じょ、冗談じゃねえぜ!
といっても下段でもないけど・・・
んで、自分のブログを探して(作業中のPCはOSのクリーンインストールだからブラウザにアクセス歴がない)「恐るべしWindows10 続編・・・Windows10 October 2018 Updateやってるよ!」のタイトルの中にある「Window10のダウンロード」よりWin10へのアップデートを行った。
で、また躓いた!
ほぼWin10へのアップデートが終わってシリアル番号を入力しろという。なぜならこのOSは認証されていないからだそうだ。それでWin7のシリアル番号を入力したけど無効だそうで、二進も三進もいかない。
それで、Win10のアップデート中でもパソコン操作はできるので、マイコンピュータの管理からOSのインタネット認証をした。無事認証となった。当然である。
でも、無事に認証できたけどWin10アップデートでは新しく認証OKとなっていても、その情報は中途からでは取り入れられないようで残念ながら認証が遅すぎたようだ。
致し方なくWin10アップデートを中断して、再度Win10にアップデートの作業を繰り返すことになる。この間に先にBIOSのアップデートもしておく。
しかしWin10のアップデートを何度も繰り返しても、最終的にはウィンドウ画面でフリーズしている。
古めの機種だとここで起動中ですよの点々の円がくるくる回るのだけど、その状態にならないでフリーズしているみたいだ。
何度もアップデートを試みているけど、一度も起動された瞬間には立ち会っておらずで、気が付けばウィンドウが表示されてい操作不可能となっている。
この状態だとキー操作もなにの受け付けないので、仕方なく電源ボタンを押して電源を落として再起動させると、デバイス関係のドライバーエラーで元のWin7に戻されてしまう。
Win10アップデートで、以前のHDD時も新しいSSDでも同じエラーで止まっているので、どうも機種的にマザボでWin10にするのは不可能みたいな気がする。マザボが対応していない?
とりあえずPC-VS300GD のHDDをSSDに換装したのでベンチマーク値を貼り付けます。最初の画像はHDDのベンチマーク値です。
分かりにくいので両方を並べてみます。
確かにHDDのベンチマーク値だけは倍以上と高いので、CPUの処理速度も上がってALUのベンチマークも高めだけど、そのほかはなんだか微妙に性能落ちしている感じですwww
これまた予備機としてあるEPSONのAY301のCPU換装後のベンチマーク値です。
AY301の方がベンチマーク値が遥かに高いのですね。
こればAY3001の購入ももう古いけど、それでもOSがWinXP機種だったNEC PC-VS300GD りは新しいPCです。AY301は元々がWin7機ですから。
なんにしてもメーカー製パソコンにはいろいろ制約があります。マザーボードからして自社製品に合うようにカスタマイズしてあるしBIOSもメーカー仕様だからこのマザボにならこのBIOSがまだ適用できるなんてこともできない。
つまり適当な期間使ったら新しく買えよスタイルで作られている製品だから汎用性という面が低く、ハードソフトともにアップグレードが難しい。
その点でHP社(ほかのメーカは知らないので)のようなBTO的製品作りなら、かなり古い機種でもこのブログ作成に使っているようにいろいろバージョンアップに対応できている。
※BTO=「Build To Order」の頭文字でカスタマイズ可能な受注生産のことです。
そんなことだから国産PCメーカーはどんどん衰退してしまい、新興国にその生産拠点を移すどころかついには奪われてしまっている。これは今のスマートフォンにもこれから先同様なことが起きるだろう。国産スマホは値段ばかり高くて、技術革新的な応用性が少ない感じがする。
サムソンのスマホにタブレットを使ったのはかなり以前になるけど、GALAXY Tab SC-01Cのデジカメは性能も良かった。とにかくレタッチなしで画像がきれいだった。
今はタブレットはHUAWEI MediaPad M3を使っているけど、これも価格の割にはかなりの高性能です。音響も良く使い勝手もいいです。中華・韓国製ってだけで毛嫌いする人も多いけど、蓼食う虫も好き好きですから好き勝手でいいと思います。どっちが蓼とは言いません。どっちも蓼なのかもしれないしねwww
いまスマホは国産メーカーを使っていますが、メーカーアプリが多すぎですし、使わないような便利機能もたくさんです。これってメーカーパソコン隆盛時代と同じですよね。メーカーパソコンを買うと付いてくるいらないソフトでPCが重いって感じのやつ。
こんな状態で日本の家電作りはガラパゴス化して進化の袋小路に入り込んでしまい、やがて身動きできなくなってついには衰退するなんてことになりやすいんじゃないだろうか。
実際ガラパゴス化して絶滅したPC-98なんても後継機すらないしね。カスタマイズ可能なPC/AT互換機(DOS/Vパソコン)が主流になって、その主流生産でもメーカー品はガラパゴス化していき、気が付けば身動きが取れなくなっている。
とまあNEC PC-VS300GDを触っていてそんなことを思っちゃう。いいパソコンなんだけど、ハード的に応用がきかなければWin7のサポート終焉とともに廃棄するかオフラインでカラオケ専用機種としての運命だ。何でもできるパソコンがカラオケしかできないパソコンになっちゃうわけだwww
もったいないねえ・・・
Linuxにして使うって手もあるけど、そうすると先のカラオケソフトは使えなくなるしなあ・・・
とまあNEC PC-VS300GDを触っていてそんなことを思っちゃう。