三月は低山ハイキングの動の月にするつもりでしたが、三月は前半あまり天気が良くなかったです。雨もちょくちょく降りました。そんなこんなどんなこんだで、なんだか三月はブログの月になってしまいました。
一月が一日おきの低山ハイキングで動の月、二月はパソコン関係で静の月、だから三月は動の月にするつもりがやや天気が悪くてブログの月風になっちゃっていますが、中旬も過ぎたので後半は少し動の月にしようと思います。
んなわけで、三月に登山に行ったのは八日の一日だけでした。
これではいけないと今日十五日は一念発起してハイキング登山に行ってきました。
私が主にやっている低山登山は登山とはいいますけど、これは実はハイキングという方があっているんじゃないかなと思っています。
ですがハイキングといっても山道は歩きはハイキングシューズではなくて、ミドルカットの登山シューズの方がよいと思います。低山は沢沿いコースも多くて意外と足場が不安定なのです。不安定な足場に未対応するには靴底が板状になって曲がらない登山靴の方が歩きやすいのです。
今日のコースはタイトル通りで、このコースは自分的には最近開発したばかりのコースなのです。今回で二回目のチャレンジなのでまだまだ新鮮未のあるコースです。
コース的には問題は何もないですが、取っ付き部分を少し拡大してみます。
黄色い道路が小仏道(都県道516号線=正式には「浅川相模湖線」らしい)です。日影バス停まで筋トレ号(アシストしない重いだけの元電動自転車)でおっちらおっちらやっていきます。これはいつもの南浅川の土手を西走で高尾方面です。
日影バス停です。
左手に見えているのは南浅川です。
日影バス停から道なりきで中央本線のガード下を抜けて、右手に曲がり木下梅林方面へ歩いて向かいます。
左へ行けば小仏バス停方面です。小仏峠から景信山から陣馬山方面、あるいは小仏峠から小仏城山を経て高尾山へ行けます。金土日とバスも増便が出るほどの人気コースです。
観梅に来ている人が結構見受けられました。
この辺は撮り鉄さんポイントです。
ここならジャンクションも映り込めるので、撮り鉄さんにとってはおいしい場所でしょう。下りて線路際で狙う人もいるみたいです。
撮り鉄ポイントを過ぎて道なりに左に行けば、高速高架と遭遇です。
高架横が木下沢梅林です。
梅園への入場は寸志の寄付ですが、見ている限りではお金を入れている人は誰もいません。バイトのお兄ちゃんが料金箱の横で寂みし気に座っています。
南浅川の土手の梅はほとんど終わりですが、ここではまだ観梅できます。それでも今度の土日がピークになろうかと思いますので、ご覧になりたい方は明日明後日の計画をした方がよいでしょう。
そうそう南浅川の土手の桜の蕾はまだ固く、固くというより蕾がまだ小さいです。
裏高尾の観梅に車で来るなら高速のガードをくぐった先の左手が広場になっていて、その広場は梅まつりの時だけ無料駐車場として開放しているみたいです。
ここが先ほどの左手の広場で、この広場の中の奥が景信山東尾根の登山口になります。
登山口が見えてきました。
後ろを振り向いて梅園をデジカメ。
ここが景信山への東尾根登山口です。
景信山の標識も年季が入り、お疲れなのかうなだれて下を向いています。
ちょっと登ってまた振り向けば、もう梅園が少し下に見えます。
広場の駐車場が今日は空いていますけど、明日からの土日は駐車できるかどうか、多分難しいと思います。
登山口斜面にカンアオイが自生しています。
急斜面なのでどんどん高度が上がります。
左は高速道路側になります。
今日はこの高速道路の擁壁の上を行ってみようと思います。
前回下山時に高速道路擁壁へ降りる階段を見つけたので、高速道路の擁壁の上を歩いていきその階段を見つけて登山道に戻るつもりです。擁壁の上は最初からこんなアクシデント部分を越えていかねばなりませんでした。
アクション部分を越えてすぐに高速道路側に下りていく階段がありました。
高速道路脇に下りていけば管理道があるかもしれませんが、よい子は下りていかないようにね。
って、そんなおいらは、高速道擁壁の上でほんわかして歩いております。
尾根に出る階段が出てきました。
少し奥にもまた階段が・・・
こっちの階段じゃなく、さっきの両手すりがあるはしごを登っていきました。方手すりの階段はちょっと怖そうな感じなので・・・両側に手すりがある方が安心感があるもの。
登り切りましたが、ここではまだ尾根には取り付けていません。尾根はもう少し高いようです。
右左を見回すと、右手奥に黒い方手すりの階段が見えました。
さっき敬遠した方手すりスタイルの階段です。
前回の下山時に見た階段がこれでしょう。方手すりでちょっと怖そうだと思ったけど、やっぱ登らねばならぬのね。
怖そうな方手すりの階段を登り切って景信山東尾根ルートに出ました。
登るのは方手すりの階段も、両手すりのはしごもそんなに怖くないけど、下りるときはどっちも怖そうです。
なぜ怖いかって?
家にはしごがあったら屋根に登って下りてみれば分かります。そんなことを日常的にやっている鳶職的人間以外は下りるときの方が怖いと思うはずです。
下りるときは自分の身長分は目線で足元が遠くになるのです。登るときは急斜面ほど目の前が斜面や階段なのでなんとか登れるても、下りるときは逆に地面が急斜面ではさらに遠くになるので怖くなりそろそろっと足を出す感じになるのです。
安心の尾根歩きになりました。
こんなだらだらと少し急なもっこりを二つ越えていきます。
自分にとってはかなり急騰もっこりです。
もっこりを二つ越えるとお休みどころが出てきます。
チャリで日影バス停まで来てからここまで休みなしです。
少し休憩していきます。
ここは478mピークです。
ザックをひっかけるS字フックまで用意されてます。
針金のフックだけど大丈夫かいな?
お茶をいただきます。
ここで数分ぼ~っとしていると、とても幸せな気分になります。これだけで十分幸せなのに、これ以上一体なにををむのかと思うほどに豊かで幸せな時です。とはいえ、これだけで生きていられるわけもないのに、そんなことを望むことが無用の体毛大望(たいもう)というやつでしょうか?
と、その時ズドンとザックが落ちてきました。
針金のS字フックでは重さに耐えられなかったのでしょう。S字フックを拾い修正し、S字フックは元のところに戻しておきました。
【花粉症が始まりました】でも掲載した急斜面の杉植林です。
本当に急斜面もいいところの急斜面です。こけたら怖い!
進行方向左手に見えるこんもりは、日影乗鞍(小仏城山北東尾根ルート)の621m図根付近かな?
大久保山と書いてあります。
ここが標高581mピークになります。
標高581mピークからは景信山がやや左手前面にもっこり見えています。ここからでも茶店の屋根がはっきり見えます。進行方向左手には小仏城山の電波塔も見えます。
標高 581mピークを過ぎるとササが出てくるようになります。
先の分岐を右手方向が小下沢林道へ降りる登山道になります。
真っすぐが景信山です。
右手が小下沢林道へ降りる登山道です。
フユノハナワラビです。
すっと上がってい軸が胞子葉です。もう胞子を撒いて終わりかけています。冬に奉仕用を出すワラビみたいな葉の植物でフユノハナワラビです。覚えやすい名前です。
小仏登山口分岐です。
真っすぐが景信山です。
「景信山」と書いた標識のある方向が景信山です。
ここで左手に行けば景信山を踏まないで小仏城山方面になります。またはトラバース途中でヤゴ沢ルートで小仏登山口に下りられます。
景信山展望台上の段です。
景信山標高727mを踏んだトロフィーになります。
東面に関東平野が広がっています。
ここで遅い昼食をいただき地図を広げて北高尾縦走コースで、どの山があそこだここだと見当をつけてみました。奥に見えている茶色い山並みが北高尾縦走コースです。距離が長いので、なかなかチャレンジする決心ができません。
景信山から小仏城山・高尾山方面に向かって最初の標識です。
この標識がヤゴ沢へ下りる分岐になります。
その分岐に入ってからの最初の分岐があったら、そこがヤゴ沢コースになります。
この分岐を突っ切って進んで出会う分岐がやや急騰の尾根ルートになります。 詳細は以下のブログを参照してください。今回はヤゴ沢ルートを下ります。
下山時は簡単ですからデジカメする回数も少なくなります。
ヤゴ沢直登ルートが左手に見えています。
ここは右というより直進で小仏登山口へ行きます。
小仏道(都県道516号線)が見えてきました。
右へ行けば小仏峠・景信山方面です。左は小仏バス停方面になります。
小仏バス停方面に向かいます。
この時間には登山者の車はないようです。停まっている車は道路調査会社のです。
左手は景信山南東尾根ルート登山口です。
だらんこだらんこと、長い下り坂を小仏バス停方面に向かって下りていきます。
小仏バス停では高尾駅行バスがちょうど出るところでしたので、これに乗車して日影バス停まで行きます。アスファルト舗装の下り坂をてれんこてれんこと歩かなくて済んだのでラッキーです。
この後は、チャリで帰宅するのみです。
本日のハイキング登山はこれにて終わり。
久しぶりのチャリとハイキングでの5時間は・・・疲れたあ~です。