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ハナニラって知ってますか?


 ハナニラって知っていますか?

 

春先にあちらこちらで咲いているので、春のスミレみたいな顔をしてどこでも生えています。園芸品種が逃げ出したものでしょう。

自然発生的にハナニラが群生している道端。

自然発生的にハナニラが群生している道端。

ハナニラの開花時期は東京では四月ごろになりますが、東京といっても広いので場所によって色々ですが、まあだいたい四月になれば咲いています。

 

個人のお宅の花壇や植木鉢の中、あるいは逃げ出して*1土手や空き地などの水はけのよさそうなところに星形白いっぽい花か、薄い紫っぽい花を数輪咲かせているのを見かけると思います。

 

ハナニラは園芸的に新しい色合いの個体などがホームセンターで売られていたりするのをまれに見る程度ですから、ノラハナニラ*2が方々に見られるってことは、20年ぐらい前にハナニラガーデニングではやっていたのかなと思います。

 

20年ぐらい前にというのは野良であちらこちらで見るには最低その位の年数は必要なのではないかと思ってのことで、ガーデニング的なチンドン屋風な花*3はブログ主は好みではないので、ガーデニング系の花についてはよく知らないのです。できればガーデニングも和風でシックに作ってくれたら惚れちゃいます。

 

今回はの画像は2010年頃に撮影したものです。

 

季節は四月上旬です。

 

野生化したハナニラが群殖してきれいだなあとデジカメしていたところ、よく見ると、花色や花柄がいろいろ変化に富んでいて、他で見るハナニラと違って珍しいと思っていろいろな個体を撮影しました。

 

それでは、そんなハナニラの個性豊かな花の変化を紹介していきましょう。

 

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どうですか、普段見かけるハナニラは白い花か薄紫で、稀にやや濃いめの紫のハナニラを見る程度なのですが、これだけの花色変異が一か所に固まっているところはそうはないと思います。ただこれらの変異は不安定なようで固定しているとまではいかないかもしれません。

 

一般的には安定している花色のハナニラだと思いますが、この場所の花色は花色に関する遺伝子がやや不安定な感じに思えます。花に関する遺伝子がやや不安定ってことは品種改良すれば面白いものが出来るのですが、ハナニラの市況価格が低すぎるかある程度の金額で売れるような商品になりにくいみたいなので、ハナニラの品種改良をしたいって方は出てこないかな。

 

ハナニラ花韮、学名:Ipheion uniflorum)はネギ亜科ハナニラ属に属する多年草。 イフェイオン、ベツレヘムの星とも呼ばれる

原産地はアルゼンチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』


これだけ花色変異があれば、いくつか固定させることが出来たらハナニラ品種がもっと生まれそうな気もします。バラエティーが増えればガーデニング栽培する人も多くなると思います。自分の中では町中ではスミレよりもハナニラの方が春一番の花って気がしています。

 

ハナニラの市場性が低いのは勝手に増えて、園芸廃棄用土に混じっていた球根からも野生化して植生を増やしていくみたいに繁殖力が高いためホームセンターにもあまり売られていない感じです。どこにでもある感じになっているので安くてもハナニラは売れないのだろうと思います。

 

ハナニラのように遺棄されて野生化するほどに繁殖力が強いと安くても売れないですが、同じくホームセンターで売られている安いポット植え代表みたいなパンジービオラハナニラと違って消耗品なので常に需要が高いから強い市場性があるみたいです。

 

ビオラなどこぼれ種で栽培場所付近で多少ノラになっていることもありますが、最終的には消耗して行ってしまうことが多いです。だからパンジービオラは毎年毎年たくさんの苗が供給されています。

 

ハナニラのこんな群生もなかなかすごいでしょう。

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ストライプ花とでもいえそうなハナニラの花です。

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その後これらのハナニラの群生地を訪れてないですが、どうなっているかもう一度行ってみたいですけど、もう5月になっちゃったのでハナニラの花のシーズンはほぼ終わりです。

 

ちょっと遅ればせなシーズンのハナニラ情報でしたが、皆さんのお住まいのハナニラはどんな感じですか。良かったらコメントなどで教えてください。 

 

ちなみに好みでいうとハナニラは好きじゃないので、栽培してみたいとは思わないです。園芸は花を楽しむより葉に現れる変化を楽しむのが好きです。花を見るための栽培ありますけど、基本は植物体そのものや葉の変化などを楽しむ、渋いじじ的趣味です。でも盆栽はやってないよ。

 

だから一般に受ける植物はミニ胡蝶蘭とかぐらいしかないかもしれない。今年に咲いたミニ胡蝶蘭はまだ咲いているんだよ。

 

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 なんとけなげなランなことでしょう。んでも、3月13日から5月9日まで長く開花させていては、来年は開花しないかもしれないね。  

 

i-shizukichi.hatenablog.com

 

今年の初開花が3月13日ですから数えると58日間、約二か月だ。

 

このままいけばあと半月は持ちそうだから、73日かあ、すっげえ!

 

お疲れさんって言って花径を切ってやりたいけど、来年の花はあきらめるから最後の花がしおれるまで謳歌させてやろうと思う。自然界にあっちゃ誰も花径を斬るなんてことはないだろうからそのままでも問題はないはず。

 

しかしながらなんでも満作にしてしまうとそれ以降は衰退するってのがあるから、ひょっとしたらこれが最後になるかもしれない。だけどそんなことにならないように花後の管理を怠らずに面倒見てやろうと思う。

 

     

 

どこかのダレかと知的な出会いを…… 

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See you. 

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 追記:1

ところで私の住む東京都とは名ばかりの田舎の八王子市で、このハナニラは鉢の中や庭の中よりも、ノラ生え状態であちらこちら空き地や道路の端でも土手などで散見しますが、全国的に見るとこの状況はどうなんでしょうか。中国原産とかのベゴニアの仲間のシュウカイドウも生えるところは選ぶみたいですがかなり雑草化しています。

 

シュウカイドウと言えば沖縄の観光先でもよく見た。沖縄で目立つ花と言えば私にはノラ生えはオーシャンブルーです。琉球朝顔とか野朝顔とか宿根朝顔とも言われたりします。ツアー観光程度ですが私が集中的に沖縄に旅行に行っていた頃はどこでもよく見かけたのがこのノラのアサガオです。あと沖縄では通年穂を出している呆けススキも印象に強い。 本土では秋を代表していたから季節外れのススキの穂にびっくりしちゃった。

 

いつの間にかどこでも咲いているようになったノラ生えタカサゴユリは、30年ぐらい前は1球1000円位で山野草的に通販などで販売されてもいたように思うけど、タカサゴユリは種での繁殖力が強くて、いつの間にか野生化してどんなところでも芽を出すようになっている。国内のユリと違ってかなり小さな個体でも花をつけ実を付け種をまき散らしている。ので増殖力はハナニラの比ではない。ついに我が家にも侵入してきています。

 

これら自分の住む場所では平均し比較的よく見かける植物が、処が変わると別の植物に置き換わっているなんてこともあるのじゃないかと思います。お住まいの地域で比較的よく見かける外来帰化植物は何でしょうか。

 

と言っても、夏に見かける月見草や秋のオシロイバナなど昔からの外来植物に加えて、これ以外にホソバウンランとかワルナスビアメリオニアザミなど上げて行けば枚挙にいとまがないですね。ナガミヒナゲシも急に表れてきた感じだよね。

 

とくにアメリオニアザミはそれこそそのもので全身棘がみっしり生えており、手で触るとチクチク痛くてとても草体に触れることも出来ません。これも繁殖力も鬼並みで増えてきています。

 

※植物物の名前と草体が一致しなくて知識欲がある方は、植物名をドラッグしてGoogle先生に教えを乞うてください。


 

*1:用土ともに捨てられた可能性が強い

*2:ノラハナニラの「ノラ」とは野良で人の管理の手を離れて勝手に生えている状態を「ノラ」とか「野良生え」と言います。

*3:パンジーなどどう見ても家屋敷や風景とは相いれない感じの花なんで、ブログ主はチンドン屋風な花と呼んでいます。これはブログ主が植物に対して偏向思考なだけです。