チコちゃんに叱られないブログ

人生は雑多なのです😋

乙女チックな愛する乙女たち


  私にとってリンゴ型のおでこをした女性はあこがれの的でした。彼の、島崎藤村先生は「初恋」で、こんな素敵な詩を印されました。

 

まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり

わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな

林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ

 

  島崎藤村先生の詩は描写力豊かに華美昇華させ、そして少女を蠱惑的な華美昇華から引き戻すことで女特有のかまととぶったやや生臭い人間味をも見せている。これぞ芸術であろう。

 

 

 あるいは、故村下孝蔵氏の「初恋」

 彼の過ごしてきた学生時代の思いであろうか、甘酸っぱい匂いまで仄かに届いてくるように心を揺さぶる。

 

 過ぎ去りしとき、誰ともなく思い描いていた人の顔が浮かんでくる。

 

 あの人は、あれからどんな歳月を重ねてきたのだろうかと。

 

いや、そこまで思い巡らすことはないだろう。秘すれば花なのだからこそ胸から離れない。記憶の彼方を揺さぶりし切なくも愛し消えゆく乙女なのだ。

 

 そんな乙女な心のごとくに、乙女と名がつけられたギボウシがある。その名も「オトメギボウシ」である。ブログ主はそのオトメギボウシが好きなのだ。

 

ブログ主がオトメギボウシの好きな理由

  1. 極小型であること
  2. オトメギボウシという名が可愛い
  3. 小型で扱いやすいこと
  4. 繁殖が容易であること
  5. 品種改良が出来る可能性があること
  6. 実生が比較的容易であること

などがあげられる。

 

 それではそんなオトメギボウシを紹介していこう。

   

     

 

  オトメギボウシは国産種ではない。原産地は韓国は済州島ということである。余談だが韓国済州島の植物は山野草として国内で栽培されている種も多い。

 

ギボウシは属名を「ホスタ H. venusta」という。

ギボウシ(擬宝珠)は、キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ学名Hosta)の総称である。山間の湿地などに自生する多年草。食用となり、が美しく、日陰でもよく育つため、栽培される。

 

ギボウシ」は擬宝珠(ぎぼうしゅ)の転訛であるがこれはこの植物のつぼみ、または包葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ることに由来する。

 

食材

日本にはオオバギボウシHosta montana または Hosta sieboldiana var. gigantea)など20種ほどが野生し、いずれも東北地方から中部地方の一部で[2]ウルイと呼び、西日本でもギボウシ、タキナなどの名で山菜として若芽、若葉などが利用される。

 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/92/Hosta_fortunei_Picta_form.jpg

 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

  なんだか、ウィキペディア丸写しみたいになってしまったけど、ブログ主の下手な説明よりは良いだろう。

 

 山で見かけたギボウシの花。

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 ギボウシは高尾山周辺では小仏城山高尾山間の登山道に良く生えているのを見る。あるいは高尾山薬王院への階段を登るときの、左右の小広場みたいな斜面にも良く生えているのを見かける。

 

 街中では斑入りのギボウシ土留め風に生垣の周りに植えられたりしていることもある。公園の植栽植物としてもなくてはならない植物の一つだ。特に外国で改良された品種には美しいギボウシが多くあり、ホスタとしてホームセンターでこれからの時期は多く販売されるので、見かけたら一鉢良かったら手元に置て栽培してみてください。地植えでも丈夫な植物です。

 

 最近は観葉植物的に寒河江(黄覆輪の入った大型種)が大鉢で栽培されているのを見かけることもある。大きなギボウシは鉢植えなどでは冗談抜きに子供の背丈より高くなっていることもある。値段は大鉢で6000円から1万円位まで。

 

その寒河江こそは国産品種で大型で見事です。アメリカホスタ協会というのがあるらしくて、そこで年度チャンピオンにもなっている品種です。

 

 大型ではない中型のギボウシでも20-30センチメートルぐらいあるので意外と大きなのがギボウシだ。花もきれいなのだけれど、残念なことに明け方開いて夕時前にはもう萎れているので切り花にもならないし、花柄が落ちて結構汚くなりやすい。

 

 ギボウシは鉢栽培にも向いていて、特にイワ(岩)ギボウシの斑入りなどはものによっては数万とか数十万とかした個体もあったようだけど、先鋭的な園芸そのものが後に続く者が参入しないどころか高齢化で栽培人口そのものが減っているので、価格は軒並み総崩れで気味にブームは去りしで隔世の感がある。

 

 ギボウシを栽培したいなあと思っていたけど、そのころはまだ斑入り岩ギボウシは値段が高いし、中型種である程度大きくなるのでコレクション性が強いブログ主にはきっと色々集めたくなるだろうから、岩ギボウシを集めたら狭い場所だから置き場所の関係に、置き場所以上に予算的にお小遣いの都合もあって手が出せないジレンマがあった。

 

 そんな中オトメギボウシというとても愛らしく可愛い小型のギボウシがあることを知ったので、これなら小型で栽培できて収集欲も満たせるとオトメギボウシの栽培を始めた。

 

 以下はすべてブログ主の栽培品です。

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 これらがブログ主が栽培しているオトメギボウシの品種です。

 

 どの鉢も片手の手のひらの上に乗る程度の鉢サイズです。まさに掌状のギボウシです。こんなに小さくても花は普通のギボウシと同じような星ラッパ型で、やや薄い色の紫の花を咲かせる。

 

 小型でこんなにかわいいオトメギボウシですが、残念なことにオトメギボウシは品種がまだ少ないのです。山野草ブームも遠くに去ってしまい、今は山野草的な植物を栽培する人も少なくなって新しい品種を作り出そうする人も少なくなってしまったようです。

 

 今ある乙女の品種は、いずれも岩ギボウシの斑入りが何万とか何十万とかしていた時代に作られた品種です。オトメギボウシの品種もそれなりに数万としていました。

 

 オトメギボウシの品種が少ないなら自分で作ればと実生したりしていますが、なかなか既存品種を超える品種はできないです。それでも既存品種からの芽変わりや、ブログ主の実生品が幾つかできたので何とかオトメギボウシの種類を増やすことが出来ています。

 

     

 

 根が凝り性なものですから、超小型のオトメギボウシだけじゃなくて、そのほかのギボウシや品種改良されたホスタなども手に入れて栽培するようになってしまい、栽培する植物の三分の一ぐらいはギボウシが占めるようになって来ました。

 

 今度はオトメギボウシ系じゃないギボウシも併せて紹介しましょう。深い関心のある方は少ないと思いますので品種名などは入れませんから、ギボウシって色々あるんだなーでご覧になってみてください。

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 どうでしたかいろいろな種や品種のあるギボウシの世界。

 

 たったひとつの植物の仲間のギボウシひとつとっても、これほどに実に種多様なのです。ひとつとして同じものはないのです。

 

 人もそうです。

 

 誰も一人として同じ人はいません。

 

 みんな違いますし、なにかのスローガンみたいですがみんな違っていいのです。ブログにしたって好き好きに咲き乱れれば良いのです。それがその人です。

 

 

 さあ、あなたにとっての初恋の相手は誰でしょうか。

 

 今日のひと時を美味しいコーヒーとケーキで、あるいはスコッチに合うおつまみを用意し、少し寒く感じる夕べであれば焼酎のお湯割りやウィスキーのお湯割りをやりながら、島崎藤村先生の初恋を朗読しつつ、ゆらゆらと酔いが回れば、村下孝蔵氏の初恋を聴きながら、こころ切なくひとすじの涙を落としてみるのも、また人生やよしやなのではないでしょうか… どうぞ素敵な人生を送ってください。

  

     

二日間続けて植物ネタになっちまったぞ!

 

どこかのダレかと知的な出会いを…… 

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See you. 

誤字脱字随時修正且随時加筆  

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 追記:1

前回と別のブログを3個ポチしました。第2の師匠。弟子はかなり健気に働いております。2019/05/10Add Star

アメリッシュやアメリッシュ、お前はなんてことをしてくれたんだね。ガーデニングにいそしんでいるお前を見守りに行かせた二匹の召使に、おぞましき へ、ヘェックショッン! を浴びせるなんて…一匹は帰路の途中で果て落ち、よれよれになって辿り着いたもう一匹の召使も昨晩に息絶えた。

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見よ、この哀れな姿を!

今回は反省文では足りぬ、もう一回全部押せ!

 

 

もへじさんの文章と表現力が好きです😊💕💕 そして久しぶりに読んだ唄‥私も好きです🎵2019/05/10Add Star

ぼくは吉野桜さんの文章が、ゆっくりと時間が流れている感じがして好きです。ぼくは小学校二三年の時の通信簿を持っていたのでまだあると思って探したけど、今思えばつまらない断捨離で調子に乗って「あれは死んでから恥ずかしいかも」と処分してしまったのか、見つかりませんでした。死んだらそんなことも関係ないのにね。その通信簿ですが、相対評価でほとんどの科目が「1」です。「2」が二つぐらいしかない通信簿でした。この通信簿を撮影して画像を桜さんに見せてあげたかったのです。その頃のぼくはひーちゃんほども自分を分析できていませんでした。そんな自我もないようなぼくでしたよ。だから自分をちゃんと分析できるひーちゃんは学習障害なんかじゃありません。そのころの年代で算数なんか回りができたって、そんなのは「ませた過教育的神童過ぎる」だけです。ありがたいことなのか残念なことなのかですが、児童から思春期はあっという間に過ぎます。時が過ぎればガキの頃の過教育的神童らとなんら変わらない成長をしているはずです。だってそんなぼくの文章を桜さんがたとえリップサービスであったとしても好きですと言ってくれているんですもの。ひーちゃんはぼくよりも思索家でもあるうえに未来のぼくでもあるんです。とにかく桜さんはそう思ってください。そのうえでひーちゃんには周りに承認欲求があるので、その承認欲求を満たす方法を模索してあげるといいのかなと思います。勝手な妄想と的違いでこんな余計なことを書いたかもしれないので、あとでこの文章は消すことになるかもです。アハ(´▽`;;)