ガリンペイロは踊る - チコちゃんに叱られないブログ

ガリンペイロ

2019年5月13日

f:id:i-shizukichi:20190705192932j:plain

散歩して川の中に何やら不審人物発見！

f:id:i-shizukichi:20190512193054j:plain

まだ、水遊びには早いだろうに…

f:id:i-shizukichi:20190512193109j:plain

橋の上からジーッと観察。

f:id:i-shizukichi:20190512193122j:plain

まあ、なにをやっているかだいたい分かるけど、こんな川にも出るのか？

場所はこんなところです。

現場は浅川橋で上流側です。

この地図で、南京ラーメン総本家「星の家」のラーメンをもへじは好きです。と言っても1年に一度食べるか食べないか程度の利用です。

この記事がもう二年前だからそれから行っていないので、一年に一度どころじゃないので二三年に一度あるかないか程度みたいだ。そんな感覚で行っていて味が変わらないのだからかなり優秀なラーメン店だと思う。

それにしてもラーメン一杯食べるのに二三年に一度とは、おいらどれほど貧乏なんだろう。まるで西原理恵子のコミック「ぼくんち（全巻版）」の世界みたい。「ぼくんち」の世界は実写化もされているけど、原作を守りたいので実写化は観ていない。すこぶるニッチな世界を描いていたと思う「ぼくんち」を読むと活力が出るので「ぼくんちは」もへじのバイブルだった。

なにかあるとときどき取り出して読んていた「ぼくんち」は、とあるスナックのコミック好きな客と話が弾んで貸してあげた。貸してちゃんと返ってきたんだけど、スナックでの受け渡しだから、そのとき店のママも読みたそうな顔してたから貸さなければいけない感じで貸した。

そして読んだら返してねってお願いしてあったのに、こいつは多分返さないだろうなあと思っていた通りに、請求はしなかったけど何度通っても返してくれなかった。んで、その店は潰れた…

そういえば西原理恵子の「ぼくんち」みたいな世界を彷彿させ、知らない世界を知らしめてくれる凄い弩級ブログがあって、そのブログは弩級に超にさらにスーパーをも冠したいほど凄い『スーパー超弩級ブログ』なんだ。

www.keikubi.com

※睡眠不足にご注意だｗ

さて、橋の下の不審人物風な相手に話を戻そう。

川で作業している人がひと仕事を終えるまで橋の上から観察をさせていただき、ひと仕事が終わったみたいなので頃や良しと橋の上から声をかける。

もへじ「お～い、何やってるのぉ～」

画像でもわかるとおりに、橋の上から川底まではかなり距離があるので結構大きな声を出さないと声は届かないので、以下この程度の文字サイズの声の大きさだと思ってもらいたい。

もへじ「砂金採りでもしているのかい？」

砂金氏「はあ、そうでもないけど、まあそうです」

もへじ「ふ～ん、こんな川でも出るのかい？」

砂金氏「ダメですねえ」

もへじ「この川には砂金は出ないだろうよ」

砂金氏「いや、そうでもないんですよ」

もへじ「浅川に砂金かい？」

砂金氏「まだ、出ないですけど・・・」

もへじ「こんなところじゃ出ないよな」

砂金氏「どんなところでも、少なからず砂金はあるんですよ」

もへじ「そうなのか？」

もへじ「まあ、鉱物だからないってことはないだろうけどな」

もへじ「近くで砂金が少しでも採れるってところもあるのかい？」

砂金氏「埼玉とか、少し出ましたね」

もへじ「そうなのか」

もへじ「遊びかい、趣味かい、職業かい？」

砂金氏「いやあ、遊びです」

もへじ「そうか」

もへじ「じゃあな、大きい粒が出るといいね」

砂金氏「いやいや、なかなかないですねえｗ」

橋の上からと川でそんなやり取りをしました。

砂金氏は普通の声の大きさで話すので、声が聴きとりにくいのだけどその聞き取りにくい部分はもへじが想像で補っておいた。

砂金採りなんてガリンペイロみたいでちょっとばかし面白そう。もへじもやってみようかな、なんて思っちゃったりした。そう思ったけど、労より徒労の方が多そうなので砂金氏の行動を見ただけで満足することにしよう。

それでもちょっとばかりまだ興味があったのでGoogle先生に質問をしてみた。

すると、 YouTube に砂金採りの画像が結構あるので驚いちゃいました。

www.youtube.com

この方は約1グラムぐらい採取できていた。

www.youtube.com

日本にガリンペイロがいて、ガリンペイロ用の道具まで販売されているって、けっこうにニッチな隙間産業も…産業というのか、商売もあるもんだなあと…

そんな折、まままっこりさんに居合抜刀斬りされに通っているもへじは、砂金ならぬ「隙間」という文字を発見！

www.mamamaccori.com

アニメ「笑うセールスマン」の喪黒福造は、この世は寂しい人ばかり。そんなあなたの心の隙間を埋めるで「ど～ん」とばかりにニッチな需要にアンナチュラルに答えていた。

隙間ねえ、日本で砂金採り用の道具さえ売っているんだから、ニッチな隙間を埋めれば確かに少しは商売はできそうだ。

でもよく考えてみて、日本でどれだけ砂金掘りの需要があるのだろうかなって思う。けど、需要はあるじゃなくて、需要は作り出すものだ。だから月の土地だって売るし、売るから買う者がる。

世の中買う者がいるから物が売れるんじゃないんだよ。

売る者がいるから売れるんだ。

有形物だけじゃなく架空であっても無形であっても、売ろうと思えば何でも売れる。

そして人類の歴史で、売ろうと思ったら何でも売れる最大のものが無形物ってのも凄いと思わないか？

そこな君、無形物でいまだに売れているもっとも大きな産業はなにか分かるかい。

そう、それだよ。

そんなものが売れるんだよ。

世界は知らないが、特に日本では税金面でも優遇される仕組みになっている。月の土地を疑似架空的に売る詐欺的商売なんて小せえ小せえってもんだ。この無形物は様々な形に姿を変えて世界を相手にした巨大産業なんだ。

史上最大級に売れまくる無形物はイデオロギーの相違から相手を殲滅殺戮することさえ厭わないほどの勢力を有している。月の土地や原野商法にあらゆるねずみ講的商法はこれをまねたようなものだが、なまじ有形物に頼るがゆえに無形物には太刀打ちはできない。

頭の良いと思っている人間様がそんなんな無形物を作り出し、作り出した無形物は既に自立走行しあるときは社会を混乱に落とめる。

こんなプログラミングはどれほど優秀なプログラマーだっていまだに一行たりとも書くことが出来ていないのにもかかわらず、無形物はそのプログラムにより世界の隅々まで染みわたるほどに拡散された自立走行的産業になっている。

無形物が祝福を与え祝福を奪う。

有形物はガリンペイロが砂金を水銀で焼き、頭もその水銀に焼かれ、砂金で得た金でアルコールを得、さらに自信を焼く。

That's why the wind goes around.

アマゾンのガリンペイロ
単にガリンペイロという場合は、ブラジル・アマゾン奥地に、1970年代のゴールドラッシュ以降に流入し、過酷な生活・労働環境下で一攫千金を夢見る金鉱採掘人たちを指すことが多い。詳しくはGarimpo（ポルトガル語版）を参照。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』