納沙布岬・返せ北方領土!
たんちょう釧路空港を降りたって観光バスに乗車です。
2019年6月2日 日曜日のことです。
納沙布岬に向かうのですが、途中釧路湿原をちらりと見学します。バスガイドのお姉さんの話術が本当に凄かったです。この話術だけでもこの旅行の価値がありました。
ここが釧路湿原国立公園だよ的に、写真を撮影するスポットに立ち寄りました。
今日6月10日東京は昨日に続き雨です。昨日の雨よりも本格的な雨です。ぼつぼつ関東も梅雨に入ったのかな…?
納沙布岬に向かう途中、根室本線花咲線厚岸駅から徒歩五分ほどのところにある道の駅「厚岸グルメパーク」で昼食をいただきました。ここの道の駅では、美味しい厚岸の牡蠣が食べられる場所です。
納沙布岬
昼食後バスは35号根室半島線を根室半島に向かって東走、着いた先は最東端です。
ここより先の東へ行く方法はもうありません。海の向こうは歯舞群島があり、納沙布岬と歯舞群島の中間には国境線があります。
水平線画像中央に細長い白い小さな物体が見えるでしょうか。あれは、歯舞群島に建つロシア側の灯台です。
「北方館・望郷の家」の二階展示室に設置されている望遠鏡をのぞき込むと、はるか先に歯舞群島の最西端(納沙布岬側)設置されている灯台が見える。
納沙布岬から歯舞群島の貝殻島までの距離でわずか3.7kmだそうです。この中間が国境になります。棹前昆布(さおまえこんぶ)漁の為にロシア側に1億円近い金を支払って貝柄島付近での操業が行われますが、この期間は約一か月程度とのことです。
もともとは日本国領土なのに、終戦のどさくさに紛れて北方領土を占拠領有してしまわれ、今もなお占拠の続く北方領土問題はこれからも問題が長引くだろうと思います。
思えばバブル期に北方領土返還交渉が少し進んだ時代がありました。
その時日本は好景気だったので、金を払って買うという解決方法もあったろうにと思うと残念です。もともと自国領土を金で買うということには釈然としないかもしれないですが戦後からの管理代と割り切れば、二島だけでも戻ってくることが今後の足掛かりにもなったかとも思うのです。
納沙布岬灯台
納沙布岬灯台は北海道内最初の灯台と言われているそうです。画像中央やや左の白い建物が納沙布岬灯台です。
もへじの脳みそで社会性のあることを記事にしていても論点がズレてしまうでしょうから、ここはやはり観光的に楽しみましょう。
と思っても、どういうわけかこの納沙布岬は、少々気分の重たい感じのする場所です。普段は風がとても強くて、納沙布岬は観光ものんびりできない場所だそうです。
北方領土館・望郷の家
もちろんこちらのエトピリカがモデルです。
北方館に置いてあるエリカちゃん塗り絵です。
↑をダウンロード、プリントアウトして色を塗ってみましょう。
色塗りが出来たら送ってくれたら掲載しますよ。送信メアドはプロフィールからどうぞ。絵の色的イメージはピリカちゃんポストの画像を参考にしてください。もへじの色塗りで変なイメージがつかないように、参考としてブラウン系色とブラックで色を塗ってみました。
希望の鐘
四島(しま)のかけ橋の像
『四島のかけ橋』をイメージしたアーチ形のモニュメントの下には『祈りの火』(モニュメントの下中央)があり、火が燃えています。この『火』は北方館の開館時間に合わせて点火されているそうです。
聞いたところによると『祈りの火』はプロパンガスで燃えているそうで、以前には、爆発したこともあるそうです。
1970年代に開かれた大阪万博のモニュメント『太陽の塔』を制作なさった故岡本太郎氏であれば、「返せ、北方領土が、爆発だあっ!」って叫んだかもしれませんね。
売店での振る舞いみそ汁のお味が、出汁がよく出ていてとても美味しかったです。
風蓮湖まで記事を広げたかったのですが、今回は納沙布岬に限定いたしました。私の悪い癖で、記事内容をあっちやこっちへと広げるよりこの方が伝わりやすいかなと思います。
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