8月1日木曜日は午後から登山ハイキングに行ってきました。
当日は朝のうちにブログを一本仕上げての出発なので、自宅を出たときは11時50分でした。この時間に出れば、なんとか5時間ぐらいハイキングできそうです。
今回のコースです。
※コースはざっくりしたルートです。
旧甲州街道にあった小仏関から八王子城跡方向にハイキングを開始して富士見台まで行き、富士見台からは矢倉沢を下山しました。矢倉沢下山から小下沢林道を出て旧甲州街道こと都県道516号線を小仏関跡まで歩いて戻りました。
小仏関のヌルデ。
これをずっとウルシと思っていたので、ヌルデと忘れないためにデジカメしブログに記す。ウルシじゃなくてヌルデだよ。ウルシの仲間だけどウルシほど被れるってことはないみたいだ。
写蝉の 餓鬼の手逃れ 空を飛ぶ この世に命 遺せおりしや・・・への
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小仏関跡から歩き出してすぐに中央本線にかかる高架を渡りだしたら電車が走ってきたので、焦ってデジカメ。
高尾駅に向かって走っていく。
なんでだか電車が走ってくるとデジカメしなきゃってのが、体に刷り込まれていて急いでデジカメしちゃう本能みたいになっている。てっちゃんでは1mmもないのだけどw
中央本線の高架を渡り切った先に神社あるので軽くご挨拶して、ハイキングを楽しませてくださいとお願いする。ここを道なりに左へ曲がる。
奥に見える電柱を目指し、電柱を右手にして歩けばハイキングコースへ行ける。途中分岐があるが、このようにして歩けば分岐を間違えないで済む。
ここを抜けて八王子城跡登山口へ行きます。
中央高速道路のガード下を抜けたところが登山口。
広い道路みたいな方へ行きたくなるけど、右の擁壁の上が登山道です。
擁壁の上を少し歩いてきた方向をデジカメしました。
擁壁の上はすぐに岩場となります。ロープも貼ってあるので誰でも登れます。でもここはロープから離れ、岩場の左端を登ると簡単です。左の明るいところは中央高速で、車がビュンビュン走っていて喧噪な音が飛び込んできます。
3メートルほどの岩場を登り切れば山の中のハイキングコースです。手近にあった笹を折り、これを前面で振りながらハイキングして行きます。「かしこみかしこみもうす」みたいに振りつつ歩きます。
少し歩くと右手にアルミ脚立が立てかけてあります。なにをするのか分かりませんが、良い枝ぶりを見つけて異世界へ旅立つときには便利じゃないでしょうか。幸いにしてぶら下がっているのをまだ見たことはありません。って、目に入らないところでお願いします。
なぜこの画像をデジカメしたのか分からなかったのですが、考えてみるとここにクモの糸がハイキングコースに通せんぼするようにかけてあったのです。それでデジカメしたと思いますが蜘蛛の糸は写っていませんね。
ハイキングコースに張られている蜘蛛の糸を切るためのものが、先の画像の笹です。あれを振りながら歩くわけはこの蜘蛛の糸を切るためなんです。ハイキングしていて顔にクモの糸がかかるって結構に嫌なものなんです。だからの笹や小枝を振りつつ歩くわけです。
ハイキングコースの道幅が狭くて周りに樹木が多い時で、ハイキングする人が少ないコースでは、クモが獲物を狙うために網を張るために張る最初の蜘蛛の糸が結構張られているのです。
で、画像をよく見ると岩だらけですね。この辺の山は岩山で、悠久の時を経てその上に腐食が溜まって植物が生えている状態なのです。だから表層は浅いのです。
スカラベです。ファーブルの昆虫記に登場するスカラベこと糞虫の記述に心躍らされた人は少なくないでしょうね。それでも、日本にも糞虫の仲間がいることを知っている人はごくわずかなんじゃないかな。この日はスカラベに良く出会いました。
新しい倒木です。岩山で根が深く張れない場所で大木になるほど風による倒木被害を受ける可能性も高くなります。それは何故でしょうか?
- 岩山では根が浅くアンカーとしての機能が働かない
- 大木になると、風にあおられた時の傾斜時に重心が高くて傾斜負荷が強くかかりバランスが崩れやすい
- 大木になると幹枝葉の総面積も広くなり風圧を受けやすい
- 強風が吹くときの荒天時は雨も多く、土壌が水を吸って緩んでくる。またこの雨は土壌た岩盤の隙間を流れるため土壌が浮きやすくもなる。
- 傾斜地に生えた大木はより不安定な位置条件となる
以上のことから台風6号の雨風で倒壊したと思います。倒壊したこの木がわずかに地に残っている根で生き残れるとしても需要と供給が間に合うわけはなくくその多くの部分を失うでしょう。
これな~んだ?
はい、きのこでした。
撮影場所に関係なくきのこの画像貼り付けました。
こんな風に分かりやすく蜘蛛の糸が貼ってあると避けるのも楽です。避けると言っても蜘蛛の巣を笹でぶち破るだけです。アメリッシュさんの庭に出ていたのは、こんな感じの黄色と黒のストライプのもう少し大きめの蜘蛛です。あのイラストの蜘蛛は実在の蜘蛛ですよ。
地蔵ピークはチェックポイントの一つです。二体のお地蔵さまは新しく建立されたものです。筋トレ号(アシストしない重いだけの元電動自転車)を40分ほど漕ぎ続け、さらにハイキングで小一時間歩いてきたのでここで少し休憩です。
古くからの地蔵様は新しい地蔵様の日陰に…少し複雑な思いが過(よ)ぎります。
地蔵ピークから少し行ったところにある唐沢山です。山というより少しだけ小高いピークですが、全体で見れば山になっているのでしょう。
葉が葉脈だけになっている植物があるのをご存知ですかね。通称、マダガスカルレースプラントという水草がそれです。熱帯魚用の水草として昔たまに販売されていた。
ここもチェックポイントです。ここを右に行けば太鼓曲輪尾根を経て八王子城跡へ行けます。ハイカーと出会うこともなく静かなハイキングが楽しめるのと、堀切群があり尾根をぶち切って分断し侵略に備えた跡があります。
尾根をぶち切るなんて、どれだけ多くの人がこの作業に駆り出されたのかと思うと、為政者の思惑と横暴さが想像に難くない感じです。少なからず今の政治も、この点は大同小異なようです。
れいわ新選組なんてのも、なりふり構わずのなんとか太朗のサイコパス的パフォーマンスにしか思えません。分からんけど、確とした財源もなく耳障りの良いことばかりで人心を掴むってのはどうなのでしょう。それにしても、まさか当選者が出るとは…なんて今の為政者を斜に見たりもしちゃいます。
それでも環境が人を作るのも確かなので、政治の場に身を置いてこれからも見聞を広め大局的な立場でものを見られる人物に育って行って欲しいなあと思います。これから先までも、国会を特定の利益団体の場として考えてもらいたくないです。
あ、これ、ひとりごとなんで気にしても気にしないように。って、ブログに書いている段階でひとりごとじゃないけど、ひとりごとだと本人が思っているからこれは絶対・ひ・と・り・ご・と・なんです。
ここもチェックポイントです。右に行くもピークを直登するもよしですが、右は巻き道ですが最後はちょっと歩きにくい感じです。直登はピークを登るのでしんどそうですが、その気気持ちを乗り越えて直登した方がかなり楽です。
ここもチェックポイントの一つ。右に行けば城山林道へ繋がり八王子城跡への近道です。最初の折口部分が少し難所風な感じですが、ロープがありますので誰でも行くことが出来ますが、あっと、自己責任で行くのは当然のことなので、ブログに書いてあったから来たけど、滑った転んだで当ブログにクレームを点けぬよう。
左が富士見台方向です。このコースは北高尾山稜縦走コースとして堂所山まで行けますけどかなりロングコースになります。堂所山からは陣馬山か高尾山に行くか、堂所山から小仏下山という選択肢があります。今日は時間の都合もあり、自分は近くの富士見台まで行くだけです。
チェックポイント分岐です。ここを左方向に下りて行けば、荒井バス停か摺差バス停へエスケープできます。エスケープしても小一時間かかります。私は富士見台へ直進します。
熊笹山です。その名の通り熊笹がよく繁茂しています。が、雑草や雑木が侵入してきて登山道も狭小になりかけています。今は登山道の周りの雑草などを刈り払うってことを全くしなくなっているみたいです。
熊笹山もピークへ行くコースと迂回して通るコースがあります。今回は迂回トラバースしました。
富士見台に向かう途中の杉の木の表皮に違和感があります。なんでしょうこの横ストライプ。最初誰かが傷をつけたのかなとも思ったのですが傷ラインの位置にずれがあるので自然のものなのかなとも思うけどなんなんだろう?
チェックポイント分岐です。直進は富士見台といってもこのピークの上ですから、本当に富士見台はすぐそこです。この位置から左へ行けば、矢倉沢を下山して小下沢林道へ出ます。地蔵峠から1時間ちょっと歩き続けですから、とりあえず富士見台で休憩します。その後下山をどうするか決めます。
富士見台には先客が。この方は八王子城跡からハイキングして富士見台まで来たそうで、これからまた同じコースで戻るそうです。
富士見台のベンチで寝転んで空を見る。
午後2時30分。休憩をしていたら、なにやら空が鳴いてごごごっと唸っています。午前中と違って曇っているし、降られては嫌だと矢倉沢を急いで下りることにしました。
矢倉沢へ下りるまでの斜面が歩きにくいのですが、連日の雨で斜面の登山道みたいなところに水が流れていたみたいできれいな道みたいになっていて、今までの中で一番下山が楽でした。さあ、もう矢倉沢です。
岩ゴロゴロの矢倉沢を下ってから一度ここで沢を離れます。沢はこの先で崖になっているのでその崖を回避するためのエスケープルートです。この先はロープ場所になります。
崖の横を通っても崖は見えにくいのですが、今日に関しては崖を流れる水の音がいつもより大きいので幻の滝が見られるかもと、後で沢から崖の近くまで行くつもりです。
ロープ場所です。急斜面ですからロープを頼って上り下りする方が良いです。それに連日の雨で斜面は滑りやすいです。
沢に下りてから沢を登って崖の滝まで戻ります。細いですが滝が見えます。台風の時などはドカンドカンと水が流れていると思いますけど、そんな日にこの矢倉沢にいたら多分死んじゃうと思います。この辺は急峻な場所ですから、豪雨になると多くの水が一度に集まって流れ過ぎちゃう場所だと思います。
矢倉沢を抜けたところにある東屋です。下に見えるプレハブ小屋はトイレです。おがくずを入れてあるバイオトイレですから意外と清潔です。
東屋の地面には蟻地獄の穴がいっぱい。この蟻地獄を見てて、もしブログの泉沢ちゃんが蟻だったらこれらすべての蟻地獄に落ちてしまっても、それでも脱出して生還できたよって面白い話がいっぱい聞けそう、なんて思ってしまいましたw
東屋とほどなくのところで出会う小下沢林道です。左方向が都県道516号線です。
中央高速のガード下を抜けます。
都県道をひたすら40分歩いてやっと小仏関跡迄帰ってきました。以上で本日の登山ハイキングは終了です。
小下沢林道にこんな蛾がいました。
新・蛾像掲示板にて名前を問い合わせ中です。早速、 答えが出ました「ビロードナミシャク」だそうです。「名無し」さんありがとうございました。
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※はてなスターを極力使わないことにしました。けど、購読ブログへは訪問させていただいて拝読させています。記事に参加できそうなときはコメントかブクマコメントさせていただきます。
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泉沢ちゃんの疑問に答えま~す。
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スマホでも撮影しますけど山ではスマホは通信手段としてなるべくバッテリーを温存しておきたいので使わないです。それと現在使っているスマホは画像がいまいちです。画像が素晴らしスマホもありますので、そういったスマホをデジカメ代わりに使うというのもありです。
ブログ画像はほとんどこのデジカメで撮影しています。被写体にかなり近づいて撮影できるところが気に入っています。
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今のところオババがいるから強制的移動で大丈夫かなと思うけど、高尾山にお出でなさいな。後ろから追い立て回してあげるから。おっと高尾山がダメなら草戸山でもいいぞ。
まさか…草戸山にはひいひい爺ちゃんの隣に住んでいた人の友達の他人の誰かがなんて言い訳を...認めるわけはないでしょ!
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滝修行で心清らかになったところで、いよいよ結構なさるときは足元に抱き着いてぶら下がって差し上げる所存でおりますので、ぜひポケットに福沢諭吉先生を数枚よろしくお願いいたします。
足元がよろけて近くのものに抱き着いてしまったと、事情聴取の折はそう申すつもりです。
余談ですけど、はてなスターのあるあるを早く言いたい!の記事はとてもよかったです。
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高尾山でしたら往復ケーブルかリフトを使えます。ケーブルまたはリフト駅から徒歩15分から20分で山頂です。山頂で飲む冷えたビールはことのほか美味しいですよ。
山歩きしながらいろいろなことを考えるのですが、それでも無心になったりして歩くことが出来る非日常です。いろいろな束縛から逃れ解放感を一時味わうことが出来ます。まあ、それも、山頂でいただくビールの喉越し程度の一過性のものなんですけどね。
山歩きは運動の中で最も緩いものです。足が交互に出せるなら体力はそれで十分です。高尾山ならハイキング散歩のようなものです。
2019/08/02 リンク