第17回 富士山すそ野一周ウォーク
2019年12月26日
クラブツーリズムの富士山すそ野一周ウォークに参加した記事です。富士山の裾野をぐるりを月一で17回に分けて巡るツアーです。約一年半一度も欠かさずに参加してきました。その記録を17回に分けて再紹介します。
今回は富士山すそ野一周ウォークの第17回目です。さあ、いよいよ今回ですそ野一周もこれで終わりの回になります。一年と五か月の富士山すそ野一周はどうだったのでしょうか、それではお楽しみにどうぞ。
よろしかったら感想などを[コメント]や[ぶコメ]でいただけると、とっても喜びます( ^^) _旦~~
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2019年1月30日は、富士山すそ野ウォーク第17回目です。今回が最終回でした。
思えば2017年9月に、第1回目の富士すそ野ウォークに参加してから約1年半が経ちました。
永かったなあとか、あっという間だったとかの何の感慨もないです。今回は完歩式なんてのもありましたが、それも自分にとっては感慨深いもの一つ湧いてきませんでした。
感激したりする気持ちがマヒしているのでしょうかw
いやいや、クールな男と呼んでくれたまえw
そんな事もないと思うのですが出かける事も度重なり慣れてくると、ほとんどのことが日常の延長と同列化してしまい、最初のころの物珍しさになんでも感激したり興奮したりなどはしなくなってしまうのは、良い悪いは別にして人はそういうものでしょう。
本当はいつも新鮮な心でいたいと思うのですが、人の心は慢性化することに知らずになってしまうようです。
合計17回目の富士すそ野ウォーク参加者29名のうち23名の完歩者がおりましたが、参加中は言葉は交わしても個人的に知り合いになるなんて方は一人もおりませんでした。
これは個人的な資質によるものもあるのですが、私だけがそうかというとそうでもなくてほぼ皆さん同じだったろうと思います。
そんなツアーでしたので、ツアーとしてのまとまりが悪いとは講師の方に何度か言われていました。良くも悪くも人生後半の人種とはこんなものなのでしょうねえ。
30代の頃フランス旅行の時には知り合いになった年配のご夫婦と仲良くなって、帰国後に招待されてそのご夫婦の方の自宅にも遊びに寄らしてもらったことなどもあったりしたのですが、本当に今の日本は個の時代になってしまったものだと思います
そんな個の時代ですから逆に途中参加者や穴埋めの方が来ても、幾つかのグループにがっちり固まって途中から仲間に入りにくそうだなんてこともなくフランクに受け入れられるツアーでもあったので、その点では穴埋め参加者の方には喜ばれたようです。これは電車に見ず知らずが同乗しているだけの状態に近いっちゃ近いのですけどね。
そんなわけで特に思い入れもあったわけじゃなく、月に何度か出ている日帰りツアーの一つの延長なだけで、毎回が一回こっきりのツアーとしてしか捉えていなかったので、最後の回でも特になんということもなく終わりました。
完歩者の方で行うハイキングツアーもあるのですが、こちらははなから参加する気はなくパスさせていただきました。
今回のウォーキング軌跡です。
※地理院地図+ヤマップログ
約1年半かけて月一度も欠かさずにハイキングだけの、ちょいっとした田舎道歩き的なツアーを、最後までよく付き合ったなあというのが本音の実感です。
前回16回目の目的地が八木崎公園でしたので、最終17回目の今回はその八木崎公園からスタートです。町並みを散策してゴール地点は北口本宮冨士浅間神社となります。こちらの神社は昨年第1回目9月のスタート地点でもありました。
霊峰冨士と縁深い浅間明神木花開耶姫命と磐長姫命が河口湖にまつわる姉妹2神をモチーフにした像です。
ブロンズ像は公園に安置されており誰でも見られます。
河口湖から北口本宮富士浅間神社方向に向かって歩いて行っています。
なんと八王子神社です。
八王子神社は全国にありスサノオウの八柱の御子神を祀る神社です。八王子(市)の名の由来は、まあウィキーペディアで調べていただければ引けるのでそちらを参照してください。
奥に見えるのはカチカチ山ロープウェイです。
河口湖富士山パノラマロープウィエイというのは運行会社の名称なのかな。混むそうです。
八王子神社に高尾町公民館って、河口湖の人達はどんだけ八王子好きなんだ!
って、そんなわけじゃないんだろうけどさw
富士急ハイランドに来ちゃいました。
歩いて近くにある海の家というところで昼食です。
昼食後さらに歩いて今度は富士急富士山駅に見学に行きます。
記念に切符を買う方もいらっしゃるようです。
富士山駅は地元の生活駅ビルにもなっていて、屋上から富士山が良く見られます。
やっと電線が写り込まない富士山が撮影できました。
富士山駅をあとにして金鳥居(かねとりい)に行きます。御師(おし)の町を散策に行くのです。
富士山方向は太陽サンサンの逆光線ですw
御師町(おしままち)インフォメーションセンターです。
この横が御師町宿坊であった旧外川家跡です。外川家跡は見学(有料)ができます。
御師町インフォメーションセンターには吉田口から富士山のジオラマがあります。
昨年晩夏に富士山五合目から下山ツアーというのに参加して、五合目から吉田口登山道を下りてきて馬返しの先の茶屋まで歩いたことがあり、五合目からの下山ツアーは賑わっていた往時の吉田口を思わせる茶屋跡等の廃屋が崩れながらところどころにあり、時の哀れを思わざるを得ませんでしたがとても有意義なツアーでした。
御師町を散歩しながら北口本宮冨士浅間神社に向かいます。
この火の見やぐらの下がこんな形になっているのは日本三大奇祭の一つとされている吉田の火祭りの時にこの下も通るからこの形です。
はい、北口本宮冨士浅間神社に到着です。
厳かな感じです。
北口本宮冨士浅間神社には私は三度のお参りになります。
初回は富士すそ野ウォーク第一回目に参拝に参りました。二回目は富士山五合目から下山ツアーです。無事に17回のツアーに参加できたことは素直に感謝です。
三回目が富士すそ野ウォーク17回目ゴールの今回です。十七ヶ月かけて富士のすそ野をぐるり回って帰ってきたのです。
中央の囲み花道みたいなのは節分の豆まきの用意でしょうか、ちょっとというかこれはかなり無粋ですね。
神社というより寺といった趣は明治維新以前に1000年以上続いた神仏混淆(神仏習合)そのものと言った感じです。
外見だけだと神社に来たのか寺に来たのか迷ってしまいます。
これは神道だけよりも、仏教寺スタイルの仏教の方が民衆を集めやすかった影響なんだろうと思います。
この先が吉田口への登山に繋がります。
去年の晩夏の5合目から下山ツアーのおりはこちらから入りました。
富士講で富士山吉田口登山は、こちらの北口本宮冨士浅間神社にお参りしてから登り始めたのだそうです。
それぞれの参拝も終わって浅間神社駐車場に皆さん集合です。
ふじやま温泉で1日の疲れを落とし、その後バスで帰路八王子へ向かいます。
帰りしなバスの後部ウィンドウから富士山が少し夕日に染まった感じに見えました。
小雨や薄曇りといった日が多かった冨士すそ野ウォーキングでしたが、最終回だけは有終の美で美しい富士山の姿を見る事が出来ました。今年は富士山にも雪は少ないそうです。
去年は5回で海抜ゼロメートルから富士山に登るというツアーにも参加しましたが、富士山登山9合目で台風の影響でが風とガスが強く登頂成功していませんでしたので、今年改めて再度富士山登頂にチャレンジ出来たらよいなあと思っています。
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後記:
以上で富士山すそ野一周ウォークのツアーコンプリートです。
途中一回も休まずに参加できたのは、体調管理もそれなりにしっかりできたので良かったことだと思います。クラブツーリズムさんから記念の腕時計をプレゼントしていただきました。
もう一階参加するかと聞かれると参加は微妙だけど、参加してない方にはぜひ参加してみることをおすすめします。とても有意義なウォーキングになることは間違いないです。
こちらは元記事へのリンク集になります。