ハイキングシューズと登山靴
2020年1月28日
丘や野を歩くときの靴はハイキングシューズというものがあります。このハイキングシューズは低山歩きにも使えますし、街歩きにもとても向いています。
丘や野歩きにはハイキングシューズでなくても、ウォーキングシューズやスニーカーでも代用できます。
ハイキングシューズとウォーキングシューズやスニーカーの違いは、ハイキングシューズでもちゃんとしたものは二重構造になっていて、登山靴に近い形状のハイキングシューズは防水性も高いので雨の日に用いるにも最適ですし通気性も高いので、数泊の旅行などにもぜひハイキングシューズの利用もしたいものです。
一方で山歩きする靴はトレッキングシューズといって、ハイキングシューズよりさら作りが高度で頑丈になっています。
トレッキングシューズとハイキングシューズの違い
ハイキングシューズ
- 構造的にはハイキングシューズと同じで防水性を兼ねた二重構造です
- 大きな違いは靴底が柔らかめで靴が曲がることです
- 靴底が柔らかいためスニーカー的でもあります
- 靴底が柔らかいので地面の起伏を足にとらえやすい
- ハイキングのみならず街歩きや旅行にも使えます
- 普段使いにも天候変化に対応できるので使いやすい
トレッキングシューズ
- 靴底が硬くて板のようになっているので曲がりにくい
- 靴底が硬いのは多くの山道に対応し瓦礫場所も歩けるためです
- 硬いとはいえ多少柔軟性もあります
- 縦走や高山用は靴底はまるで板のように固くなります
- 靴自体の材質は合成素材から皮素材まで色々
- 靴はソフトタイプからハードタイプまで色々
- 高山ほど靴自体がハードタイプ
- 厳冬期雪山用はさらに断熱材入り
二重構造になっていて、ゴアテックスなど足から出る水蒸気は靴の内張りを通り抜けて、歩くことによって足首部分の トップラインから水蒸気の混じった空気が押し出され足の蒸れを防いでくれます。
もへじのハイキングシューズとトレッキングシューズ
今手持ちの山関係の靴です。
左上からハイカットハード靴底登山用。上右はミドルカットややハード靴底登山用。
下左はミドルカットやや柔らかめ靴底登山用。下右はハイキングシューズ。下二つはメレルです。
ハイキングシューズ
メレルのハイキングシューズで防水構造になっています。足幅が3Eになっていますのでベタ足のもへじ向きです。
もう古いので全く同じ型の取り扱いはありませんが新しい3Eはこのタイプです。
靴はスニーカーみたいに柔らかめでスニーカーとして普段使いに出来ます。ゴアテックスで通気性高く、足蒸れ防止と防水性もありますので雨の日もOKです。
履いてみた感じとしては、履き伸びしますので足サイズはきっちりサイズで買い求めるのがベストです。ハイキングやツアー旅行に荒天時の外出などに便利に使っています。
防水性は高いですが、使用経年で撥水性は劣化しますので、登山前の防水スプレー塗布など必要に応じて実行ください。
ちょっとしたハイキングや高尾山程度の山歩きにも最適なスニーカータイプのハイキングシューズです。実売12,500円前後だろうと思います。出来ましたらスポーツ用品で相談の上で自分の足に合う靴を買い求めた方が良いと思います。
ミドルカットやや柔らかめ靴底登山用
先のメレルのメンズハイキングシューズの履き心地が良いので、同じタイプで登山靴がないかと探して求めたのがこのトレッキングシューズです。
メレルのハイキングシューズと同じタイプでトレッキングシューズなので、ハイキングシューズと同じ感覚で履くことが出来ます。ハーフカットですから足首も守ってくれるのでずっこけ時に足首の捻挫回避に役立ちます。
靴底は曲がるタイプですから、用途的には観光的登山用とした方が良いと思います。
普段低山ハイキングでは先のメレルのハイキングシューズか、このトレッキングシューズを履いて出ます。ちょっとした低山登山にはとても重宝します。実売価格15,000円程度で間に合うと思います。
ミドルカットややハード靴底登山用
あまり記憶にないのだけど靴箱の中を開けたらあった。
ミドルカットで靴底は硬いタイプですが、多少は柔軟性があります。
八王子駅セレオのビクトリアさんで登山用品を求めますので、寄った折に買い求めたのだろうと思います。一度履いて気に入れば同じタイプをネットでも購入することもあります。
2020年1月20日に小仏関跡から高ドッケ南尾根を下山するときに、caravan C1 02S のトレッキングシューズを履いて行きました。
矢倉沢や高ドッケなどの急斜面を歩くときはメレルのソフト系トレッキングシューズよりもこういったキャラバンのハード系の登山靴が良いと思います。
矢倉沢を登るのであれば、メレルのソフト系よりもやはりハード系の登山靴の方が良いでしょう。
この時は矢倉沢をまさか登るとは思わなかったし、キャラバンのハード系登山靴があるとは分かってなかったので、メレルのトレッキングシューズで登りました。
価格は靴サイズによって変わりますが、これはネットだけなのかな。実売店ではどうなのでしょうか、実売で17,000円前後かなと思います。ネットでは平均的な希望サイズが品切れになりやすいです。
ハイカットハード靴底登山用
履いている方が多いSIRO(PF640)です。
日本人の幅広足に向いているので男性には特に人気があります。
4E+のトレッキングシューズになります。
値段もお高いです。
これは二代目になります。
富士山などに登るのならこのクラスの靴で登ると良いと思います。雪山シーズン以外ならほぼ全国の山々でトレッキングできるシューズになります。
ハードタイプは実売で3万円からぐらいだろうと思います。
人気のSIROですから色々なタイプがありますので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
おわりに
これらの登山は春から秋口までの一般的な登山シーズン用です。それと文中での用語や意味の取り違えなどもあるかもしれませんので、一度はスポーツ用品専門店でご相談になってみて下さい。
ネットでの利用は追加注文などで、その靴が自分にマッチするかどうか分かっている場合だけにとどめた方が良いと思いjます。
ハイキングシューズや登山靴などもネットでは数千円程度のクラスもありますが、その多くは中国産の模倣的商品が多く品質などに不安すぎる面もあります。なのでとりあえずは有名メーカの専用靴などをお求めになってください。
値段的には高くてもそれが安全安心に繋がります。まあハイキングだけならどんな靴でも構いませんけど、しっかりした靴は安全性が高いのでその分安心感があり安全に繋がりると思います。
メーカー性も製造地は中国産となりますが、これはメーカーの生産工場が中国にあるだけで、品質などはメーカーが保証している品であり、模造品的なアイディア倒れなハイキングや登山シューズとは意味が違います。
登山はお洒落靴じゃないので機能面をちゃんと確かめて、文字通りに足元を見られないようご注意ください。
地に足を付けるインターフェースが靴です。
安きに流されるのではなくしっかりした製品を手に入れるようにしてください。
万が一の防災も考えたら、ややソフト系のハイキングにトレッキングシューズを一足は持っていると良いのではと思います。
ハイキングや登山用の靴は手に入れたらしまっておく飾り物ではありません。
利用できる機会には不断に利用して、靴を足になじむように履きならしておくことが大事です。
キャラバンのやや硬めのトレッキングシューズを履いたもへじさんです。
厳冬期雪山トレッキングは一般的登山と違って、用具も靴もワンランクもツウランクも上の別世界的となり、価格もより高価になります。
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