スパイ・パソコン?
2020年6月16日
「コロナをぶっ飛ばせ!」という私の作った歌があり、カラオケもある。「コロナをぶっ飛ばせ!」は歌とカラオケを YouTube に公開しています。
「コロナをぶっ飛ばせ!」のカラオケを使って、はてなブロガーのほうずきれいこさんがたくさんの替え歌を作ってくださいました。僕自身も「コロナをぶっ飛ばせ!」でたくさん替え歌を作っています。よろしかったらご訪問なさってみてください。
静吉は最近は音声入力に凝っているので、カラオケの替え歌作詞をする時も音声入力で作詞をしていました。音声入力を使った方がなんだかスピーディーなので流れがとても良いのです。
ただしちょっとだけ頭の中の考えを言葉にするという動作が必要になります。
言葉って口を開けば動くものですけれど、そういうのとまた音声入力は意味が違うみたいです。どこが違うかと言われてもわからないのですけれど口を開いてしゃべる言葉と、音声入力をしようと思って喋る言葉は、多分脳を使う場所が少し別なんだと思います。
カラオケの替え歌を作る時はカラオケを流しながら歌詞を音に当てはめていきます。 カラオケと歌詞と交互にチェックしながら作業を進めていくのはキーボードでタイピング入力するよりも音声入力で行った方がスムーズでした。
カラオケの替え歌を作る作業は二、三時間位かかるのですが、今回は一時間もかからずに作詞ができてしまいまた。おお、音声入力は使えるなと思うばかりです。
音声入力をするには、デスクトップアイコンにはマイクが付いていないので、スマホのイヤホンマイクを流用して音声入力をしていました。歌詞が完成したので出来上がった歌詞でカラオケを歌ってみようと思いました。
歌った歌をそのままスマホで動画録音し YouTube に公開するのですから、イヤホンマイクだとカラオケが流れないのでスマホで音が拾えません。なので、イヤホンマイクをパソコンから取り外します。
パソコンからマイク入力端子を外した状態では、どうしたって音声入力はできるはずがありません。パソコン自体は最初から通話機能を持ったスマホではないのですから、マイクがなければ音声入力ができない。タワー型のデスクトップパソコンとはそういうものです。*1
出来上がった歌詞でカラオケを歌う練習をしていて、興味本位で音声入力のマイクアイコンをクリックしてみたら、なんと私の歌声が音声入力されていくのです。
はい、はっきり言って驚きました😲
だってパソコンにマイクがついていないのに音声入力されているのです。
使っているのはHP EliteDesk 800 G1です。
タワー型で別にモニターが必要なパソコンです。
この機種もう古いパソコンになってしまいましたが、メモリを増設したり、HDDをSSDにCPUを換装したりでドーピングし使っています。
ひょっとしてこのパソコンは、簡単な音声入力が出来るようになっているのかな、なんて思ってしまいましたけど、そんなことはないだろうと。いや、もしかしたらそうなのかもしれないと、このデスクトップパソコンのメーカーでこのデスクトップパソコンの仕様を調べてみることにしました。当然というかどこにもマイクが設置されているとは書いてありません。
なんだか不安になってしまいました。
ひょっとしたらこのパソコンはスパイパソコンかなんて思っちゃったりもしました。そうであったら、私がパソコンの前でしゃべっていたことは全部インターネットを通じて外部に漏れていた可能性があるのかと思うとぞっとします。
でもそんな特定個人を狙うような、しかもはただの市井の、薬にも毒にもならないような人間を狙うようなそんな仕組みを持ったパソコンが、私のところにあるのはおかしいです。だからスパイパソコンじゃなく、単純にパソコンに音声入力機能があるのかなんて考えてしまいました。
メーカーサイトでパソコンの仕様書にも先ほど言ったようにマイク入力は、できるけどマイクを接続しない限り音声入力はできません。さてさて分かりません。一体どうして音声入力ができているのか不思議で仕方がありません。
こうなると調べる手段は Windows からパソコンの仕様を調べることぐらいです。
コントロールパネルか、デバイスマネージャーを使うかと色々考えたのですが、サウンドから調べれば早いだろうということで、スタートボタンの設定から システムにディスプレイ、サウンド、通知、電源などの項目ありますのでこのサウンドに注目してみましょう。
まずはシステムをクリックします。
左の項目一覧の中からサウンドをクリックします。
入力の項目を見ます。
ありました😲
ほとんど使わないのに、取り付けたままにしてあるデバイスが…
そのデバイスこそが、私の声を拾って音声入力をしていたのです。
全く気がつきませんでした😅
入力の項目にはデバイス名が出ていました。
「マイク(UCAM-DLE300T)」
はい、納得しました。
このマイクはELECOM製品で、使用するときは Webcam アシスタント使って 対話するWebカメラという通話ソフトなのです。Webcam アシスタントを起動してなければ、音声入力もされていないと勝手に思っていたのです。
ところが音声入力はソフトを介さずとも音声信号を拾っていたようです。それで結果的には、このデスクトップパソコンには、わざわざイヤホンマイクを差し込まなくても音声入力が出来るのだということが分かりました。
ここで、めでたしめでたしと拍手でもするところでしょうか。
ちょっとばかり複雑な気持ちも残りました。
なんたってマイクを接続していないのに、パソコンが勝手に音声認識をしているなんて考えると、夏にはまだ早い不思議な出来事や怪談話のような感じさえしてしまいます。
「マイク(UCAM-DLE300T)」は、パソコンで Skype やるときなど通話アプリとして使用するときに使うWebカメラ用の小さなガジェットです。
余談ですが2011年モデルというのに Amazon で約6,000円近くの価格になっています。新型コロナウィルス禍でテレワーク化が進んでウェブカメラの需要が高まっていたのでしょう。4月上中旬には同機種が2万円近くもしていたみたいです。そのことを知っていたら使いみちもないので転売しておけばよかったと悔やまれます。…としたら、今や嫌われ者の転バイヤーですね😅
確かにこのガジェットは目の前のモニターの上部に、後ろ側へずり落ちんばかりにして引っかかっていました。だから余計気がつかなかった。
私はパソコンでオンライン通話や会議みたいなことをすることが全くないのです。だからこれは興味本位で買っただけのガジェットになります。
そんな興味本位で買っただけど Webcam だけどこれからの音声入力ではこの Webcam を積極的に使っていこうと思います。パソコンで音声入力をする時にマイクイヤホンをささなくても済むので助かります。
静かな湖面に一石を投ずれば湖面に波紋が生じるように 、物事には因果関係とその反響というものがついてくるもんだなぁと改めて実感しました。
ほおずきれいこさんの替え歌の動画と、静吉が作成した動画を紹介します。
新型コロナウィルスの拡散を防ぐために…作詞・歌:ほおずきれいこ
イチイチチョメチョメうんわぐっく!音頭
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
◇◇◇◇◇
Amazon.co.jpアソシエイト
*1:ノートパソコンは音声入力用のマイク付きの機種が多くなってきている。