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北の大地からのメッセージ『ボーイズ、そしてガールズよ、大志を抱け!』😎

↑音読で楽しんでね 2025年4月16日 水曜日 

 

 

2025年度 静吉チャンネル プレゼンツだよ😍

 



 

北の大地からのメッセージ:ボーイズ、そしてガールズよ、大志を抱け!

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北海道は朝晩はまだ冷え込んで地域によっては冬のような寒さですが、日中は日差しがあり、場所によっては春の暖かさを感じられます。

服装は重ね着が基本で、地域によって気候が異なるため注意が必要です。全体的には、ゆっくりと春に向かっているものの油断できない寒さも残る時期と言えるでしょう。

 

北の大地と言えばクラーク博士の『少年よ大志を抱け』ですね。今日はそのクラーク博士が1877(明治10)年4月16に『Boys, be ambitious like this old man.』という言葉を残し北の大地からアメリカに帰国した日になります。

 

この言葉は北海道大学(旧札幌農学校)の初代教頭、ウィリアム・スミス・クラーク博士が、アメリカへ帰国する際に学生たちへ送ったとされる有名な言葉です。

この短い言葉には、単なる「野心を持て」という表面的な意味合いを超えた、深く、そして普遍的なメッセージが込められていると、私は常々感じています。

 

クラーク博士が来日したのは、明治9年(1876年)。開拓が始まったばかりの北海道に、近代的な農業技術と精神を伝えるため、アメリカから遥々やってきました。わずか8ヶ月という短い滞在期間でしたが、彼は学生たちに大きな影響を与え、その教えは今もなお、北海道の地に息づいています。

 

「Boys, be ambitious!」という言葉は、一般的に「少年よ、大志を抱け!」と訳されます。しかし、当時の日本の状況やクラーク博士の人物像を考えると、もっと多層的な意味合いがあったのではないかと想像力を掻き立てられます。

 

単なる野心ではない、「志」という名の羅針盤

ここで重要なのは、「ambitious」を単に「野心」と訳すだけでなく、「志」という言葉で捉える視点です。「野心」は、時に自己中心的で、名声や富といった個人的な成功を追い求めるイメージがあります。しかし、「志」は、もっと公的な、社会や未来への貢献といった、より大きな目標を内包しているように感じます。

 

開拓時代の北海道は、厳しい自然との闘いであり、未来を切り拓くための強い意志と行動力が求められる場所でした。クラーク博士は、学生たちに、個人的な欲望を満たすだけでなく、困難を乗り越え、新しい時代を築くための「志」を持つことの重要性を説いたのではないでしょうか。

 

それは、単に「偉くなりたい」という願望ではなく、「何のために偉くなりたいのか」「その力を何に使いたいのか」という、根源的な問いかけだったのかもしれません。

 

クラーク博士の眼差し:未来を見据える力

クラーク博士の教えは、「Boys, be ambitious!」という言葉だけではありません。彼は、学生たちに科学的な知識だけでなく、人間としての倫理観や精神的な成長の重要性を説きました。

 

「Be gentlemen!」という言葉も、彼の教えを象徴するものです。これは、単に礼儀正しい男性であれ、という意味だけでなく、知識や教養を身につけ、社会の模範となるような人物であれ、という強いメッセージが込められていたのでしょう。

 

厳しい自然の中で生き抜くためには、確かな知識と技術が必要です。しかし、それだけでは真の開拓者にはなれません。困難に立ち向かう勇気、仲間を思いやる心、そして未来を切り拓く強い意志。クラーク博士は、それら全てを学生たちに伝えようとしたのではないでしょうか。

 

彼の眼差しは、目の前の学生たちだけでなく、その先の北海道の未来、そして日本の未来を見据えていたのだと思います。だからこそ、彼の言葉は、時代を超えて、私たちの心に深く響くのです。

 

現代を生きる私たちへのメッセージ

クラーク博士が去ってから140年以上が経ちましたが、「Boys, be ambitious!」の精神は、今を生きる私たちにとっても、色褪せることのない重要なメッセージを投げかけています。

 

現代社会は、情報が溢れ、価値観が多様化し、将来の見通しが不透明な時代と言えるかもしれません。そんな時代だからこそ、私たちは、クラーク博士の言葉を改めて深く考える必要があるのではないでしょうか。

 

私たちは、何を「志」として生きるのか?

 

それは、個人的な成功でしょうか?それとも、社会への貢献でしょうか?

AI技術が急速に進化し、私たちの生活や働き方が大きく変わろうとしている今、私たちは、クラーク博士が学生たちに説いたように、新しい知識や技術を積極的に学び、変化に対応していく必要があります。

 

しかし、それ以上に重要なのは、人間としての根幹、つまり倫理観や道徳心、そして社会に対する責任感を磨くことではないでしょうか。

AIは、効率性や利便性をもたらしてくれるかもしれませんが、人間の持つ創造性や共感性、そして何よりも「志」を持つことはできません。

 

だからこそ、私たちは、クラーク博士の言葉を胸に、AIにはできない、私たち人間にしかできない価値を生み出していく必要があるのです。

 

「ガールズ、ビー・アンビシャス!」の時代へ

もちろん、「Boys, be ambitious!」という言葉は、当時の時代背景を反映したものであり、現代においては、性別に関わらず、全ての人に向けられたメッセージとして捉えるべきでしょう。

 

むしろ、これからの時代は、「Girls, be ambitious!」の精神が、より一層重要になってくるのではないでしょうか。女性ならではの視点や感性を活かし、社会の様々な分野で活躍し、新しい価値を生み出していくことが期待されます。

 

北海道大学においても、多くの女性研究者やリーダーが輩出され、社会の発展に貢献しています。クラーク博士の精神は、性別を超えて、次世代を担う全ての人々の心に受け継がれているのです。

 

私たち自身の「アンビシャス」を探して

クラーク博士の言葉は、私たちに「大きな夢を持て」と単純に言っているわけではありません。それは、自分自身の内なる声に耳を傾け、本当にやりたいこと、成し遂げたいことを見つけ、それに向かって情熱を持って努力することの重要性を教えてくれているのだと思います。

 

その「アンビシャス」は、必ずしも社会的な成功や名声と結びついている必要はありません。日々の生活の中で、小さな目標を達成すること、誰かの役に立つこと、自分自身を成長させること、それらもまた、立派な「アンビシャス」と言えるでしょう。

 

大切なのは、現状に満足せず、常に向上心を持ち続けること。そして、そのエネルギーを、自分自身のためだけでなく、周りの人々や社会のために活かしていくこと。

 

北の大地から、未来へのエール

北海道の広大な大地は、私たちに無限の可能性を感じさせてくれます。厳しい冬を乗り越え、春には力強く芽吹く草木のように、私たちもまた、困難を乗り越え、成長していくことができるはずです。

 

クラーク博士が残した「Boys, be ambitious!」の精神は、今もなお、北海道の地に脈々と受け継がれ、私たち一人ひとりの心に、未来への希望の灯をともしてくれています。

このブログを読んでくださっている皆さん、私たちもまた、それぞれの場所で、それぞれの「アンビシャス」を胸に、未来に向かって力強く歩んでいきましょう。

 

つたないブログからですが皆さんの未来に、心からのエールを送ります。

 



 

この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎 

 

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