↑音読で楽しんでね 2025年4月16日 水曜日
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いまさらですが【緊急検証】え、まさかのコメ不足!?去年の倍値?原因と対策と今後の傾向を追う!
皆さん、こんばんは。
昨今はお米の値段が去年の倍近くになって、しかも入手難な状態ですので深堀してみました。
そうなんです。昨年からひっそりと、しかし確実に進行しているコメ不足問題。スーパーの米コーナーに行っても、以前のようにズラリと並んでいない…なんて声も聞かれます。
この状況、なんだか既視感ありませんか?そう、あの新型コロナウイルス感染症の緊急事態下で起こったマスク不足騒動です。まさか、食卓の必需品であるお米まで同じような事態になっているとは…。
今回は、このコメ不足の原因は本当にマスク不足と同じようなものなのか?そして、今後の対策や価格の傾向はどうなるのか?気になる点を深掘りしていきたいと思います!
コメ不足の原因はマスク不足と同じ?緊急事態との類似点を検証
結論から言うと、今回のコメ不足は、単純に新型コロナウイルス感染症の緊急事態下におけるマスク不足と同じ原因とは言えません。マスク不足は、主に急激な需要増加と、それに伴う供給体制の脆弱性が露呈したことで発生しました。
一方、コメ不足の原因は、より複合的で、中長期的な要因が絡み合っていると考えられます。
マスク不足との類似点:
- 供給量の不安定化: 今回のコメ不足も、特定の要因によって供給量が不安定になっている点は共通しています。
- 価格の高騰: 需要と供給のバランスが崩れることで、価格が高騰する点も同様です。
- 買い占め・品薄感の発生: 価格上昇や供給不安から、一部で買い占めが起こり、店頭での品薄感を助長する可能性も否定できません。
マスク不足との相違点:
- 需要の急増ではない: マスクは感染予防という突発的な需要増加に見舞われましたが、お米の需要は大きく変動していません。むしろ、食生活の変化などにより、長期的に見ると消費量は減少傾向にあります。
- 生産・流通の構造的な問題: コメ不足の主な原因は、後述するように、生産側の問題や流通の課題が複合的に影響していると考えられます。
コメ不足の主な原因を探る
では、一体何がこのコメ不足を引き起こしているのでしょうか?主な原因として考えられるのは以下の点です。
- 記録的な不作: 昨年、日本各地で記録的な高温や長雨などの異常気象が発生し、稲の生育に大きな影響を与えました。これにより、収穫量が大幅に減少し、コメの供給量が不足しています。
- 作付面積の減少: 農家の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などにより、長年作付面積が減少傾向にあります。これも供給量減少の根本的な要因の一つです。
- 備蓄量の減少: 政府やJAなどが保有する備蓄米の量が、近年減少傾向にあるという指摘もあります。不作時の供給調整の余力が小さくなっている可能性があります。
- 飼料米への転換: 米の消費量が減少する中で、政府が飼料米への作付け転換を推進していることも、食用米の供給量減少に影響を与えている可能性があります。
- 物流コストの上昇: 燃料価格の高騰などにより、物流コストが上昇しており、それが米の価格に転嫁されている可能性も考えられます。
このように、コメ不足は単一の原因ではなく、複数の要因が複雑に絡み合って発生していると言えるでしょう。
コメ不足への対策と今後の傾向
このコメ不足に対して、政府や関係機関は様々な対策を講じ始めています。
- 備蓄米の放出: 需給状況に応じて、政府が備蓄米を市場に放出する可能性がありますというより実際に放出されましたが根本的な解決になっていなくて二次備蓄米放出が検討されているようです。
- 輸入米の活用: 国内の供給不足を補うため、輸入米の活用を検討する動きも出てくるかもしれませんが、外食産業でもチェーン店系のご飯の質が悪くなっているのは外米が混入している可能性が高いです。
- 生産者への支援: 異常気象に強い品種の開発や、スマート農業の導入支援などを通じて、安定的な生産体制の構築を目指すと考えられます。これは本当に急務で現在のお米生産をしている方の多くは既に高齢者だってことが現実なのです。
- 消費者への情報提供: コメの消費喚起や、備蓄に関する情報提供などが行われる可能性もありますが、外国では日本のお米が結構リーズナブルに売られているって現地在住の方からの情報もあるようです。
今後の価格の傾向ですが、短期的には高止まりする可能性が高いと考えられます。特に新米の出荷が本格化するまでは、品薄感から価格が下落しにくい状況が続くかもしれません。
長期的には、政府や生産者の対策、そして消費者の動向によって左右されますが、作付面積の減少や気候変動のリスクを考えると、以前のような安価な価格に戻るには時間がかかる可能性もあります。
私たち消費者ができること
このような状況の中で、私たち消費者ができることは何でしょうか?
- 無駄のない消費: 必要な量を必要なだけ購入し、食品ロスを減らすことが大切です。
- 備蓄の検討: 家庭で無理のない範囲で備蓄を検討することも、価格変動のリスクを軽減する手段の一つです。
- 情報収集: コメの需給状況や価格に関する情報をこまめにチェックしましょう。
- 国産米を応援する: 少しでも国産米を購入することで、日本の農業を支えることに繋がります。
まとめ
今回のコメ不足は、マスク不足のような突発的な需要増とは異なり、複合的な要因が絡み合った、より根深い問題である可能性が高いです。
私たち消費者も、この状況を理解し、できることから行動していくことが求められるのではないでしょうか。
皆さんの食卓の状況はいかがですか?何か気になることや、対策などがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!
【コメ不足関連タグ】
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この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎