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地図の日によせて~伊能忠敬の情熱と併せ世界を彩る地図の物語も紹介😎

↑音読で楽しんでね 2025年4月19日 土曜日 

 

 

2025年度 静吉チャンネル プレゼンツだよ😍

 



地図の日によせて~伊能忠敬の情熱と、世界を彩る地図の物語

 

 

皆さん、こんにちは!4月19日は「地図の日」ですね。この日は、日本で初めて実測による全国地図を完成させた伊能忠敬が亡くなった日(文政12年4月19日)にちなんで制定されました。

今日は、偉大な地図製作者である伊能忠敬の知られざる情熱と、彼の生み出した地図の意義深さ、そして世界に散らばるちょっと変わった地図の面白エピソードを皆さんにご紹介したいと思います。

 

その前にちょっと余談で地図の読めない男と女

世間でよく語られる「地図の読めない男」「地図の読めない女」というステレオタイプは、空間認識能力や地図の捉え方の傾向を単純化したものです。

というのも個人的にはブログ主も地図の読めない男なのでございます😋

 

一般的に「地図の読めない男」は、全体像を把握しようとするあまり、細部に囚われず、現在地を見失いがちと言われます。一方、「地図の読めない女」は、目印や具体的なランドマークに頼る傾向があり、抽象的な地図情報との照らし合わせが苦手だとされることがあります。

 

しかし、これはあくまでも傾向であり、個人差が大きいものです。実際には、地図を読むのが得意な女性もいれば、苦手な男性も多く存在します。

 

重要なのは、性別に関わらず、誰もが空間認識能力や地図の理解力に個人差があるということです。これらのステレオタイプは、コミュニケーションのきっかけやジョークとして語られることが多いものの、個人の能力を安易に決めつけるべきではありません。地図を読むスキルは、経験や訓練によって向上するものであり、性別による決定的な差はないと言えるでしょう。

 

最近は登山することにより地形図を読む練習をしたりスマホで登山アプリを使ってなんとか読図しています。山ではコースが少ないのでしっかり地図を見れば道迷いも起きにくいのですが、町の中だと地図ナビを使っていても目的地に到達することが難しいことがあります。これは情報量が多すぎるから…ということはブログ主の情報処理能力が低いってことになっちゃいます😅

それでは以下題目の本題に入ります。

50歳からの挑戦!伊能忠敬、日本地図作成への道

皆さんは、正確な日本地図がどのようにして作られたかご存知ですか?江戸時代後期、驚くべきことに50歳を過ぎてから隠居した伊能忠敬は、天文学者高橋至時に弟子入りし、地球の大きさを測るための測量技術を学び始めます。

商人として成功を収めた忠敬は、晩年、長年の夢であった「日本全国の正確な地図を作りたい」という強い思いを実現するため、私財を投じて全国測量の旅に出ます。

想像してみてください。徒歩で日本全国を測量するというのは、現代の私たちには考えられないほどの困難な道のりだったはずです。険しい山々、渡るのが困難な河川、時には野宿をしながら、忠敬は一歩一歩、日本の国土を踏みしめ、その距離と角度を丁寧に記録していきました。

伊能忠敬のすごさは、単に地図を作ったということだけではありません。

  • 50歳からの挑戦という不屈の精神:
    人生の後半に全く新しい分野に身を投じ、前人未到の偉業を成し遂げた彼の情熱と行動力は、私たちに勇気を与えてくれます。
  • 精密な測量技術:
    当時の技術水準を超えた、驚くほど正確な地図を作り上げました。その誤差は、現代のGPSと比べてもごくわずかだったと言われています。
  • 弟子たちの育成:
    忠敬の意志を受け継ぎ、測量事業を最後までやり遂げた多くの弟子たちの存在も忘れてはなりません。彼らの協力なしには、あの精緻な日本地図は完成しなかったでしょう。

 

忠敬が亡くなった後も、弟子たちは彼の遺志を継ぎ、約17年の歳月をかけてついに「大日本沿海輿地全図」を完成させました。この地図は、日本の近代化に大きく貢献し、その後の日本の地理学、測量学の発展の礎となったのです。

 

世界の地図、ちょっと変わった面白エピソード

Gemini の画像生成

 

さて、日本の偉大な地図の話の次は、世界の地図にまつわる面白いエピソードをいくつかご紹介しましょう。

  1. 「上が北」は当たり前じゃない?:

    私たちが普段目にする地図は、上が北になっているものがほとんどですが、歴史的には様々な向きの地図が存在しました。例えば、中世のヨーロッパの地図では、エルサレムが中心に描かれ、東が上に配置されることもありました。文化や宗教観によって、地図の捉え方が異なっていたのは面白いですね。

  2. 幻の島、サン・セルバン島:

    かつて多くの海図に記載されていた「サン・セルバン島」。大西洋に存在すると信じられていましたが、実際に探しても見つからず、19世紀には地図から姿を消しました。誤った情報が長年信じられていたという、地図のミステリーですね。

  3. 政治的なメッセージが込められた地図:

    地図は単なる地理情報を示すだけでなく、時には政治的な意図が込められることもあります。例えば、ある国を大きく描いたり、国境線を強調したりすることで、自国の力を誇示しようとする意図が見られることがあります。地図を読む際には、そういった背景も考慮すると、より深く理解することができます。

  4. 宇宙から見た地球の地図:

    現代では、衛星写真によって宇宙から地球全体を捉えた地図も存在します。地上からの測量では困難だった地球全体の形や、気象パターンなどを視覚的に捉えることができ、私たちの地球に対する理解を深めてくれます。

まとめ

地図の日は、伊能忠敬のような偉大な先人たちの努力に感謝し、私たちが普段何気なく目にしている地図の奥深さ、面白さに改めて気づく良い機会かもしれません。

宇宙地図想像図

伊能忠敬の情熱と精密な測量技術、そして世界には様々な面白いエピソードを持つ地図が存在することを知ると、普段見慣れた地図も、また違った魅力を持って見えてくるのではないでしょうか。

皆さんもこの機会に、身の回りの地図をじっくり眺めてみたり、世界の珍しい地図を探してみたりしてはいかがでしょうか?新たな発見があるかもしれませんよ!

それでは、また次のブログでお会いしましょう!

 

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この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎 

 

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