↑音読で楽しんでね 2025年4月25日 金曜日
2025年度 静吉チャンネル プレゼンツだよ😍
ちょっと待って!その席、本当に大丈夫?バスや電車での「思いやり」とヘルプマークの今
街を歩いていると、様々な方がそれぞれの目的地に向かって移動していますよね。特にバスや電車は、多くの人が利用する公共交通機関🚌🚃。
そんな中で、ふと気になるのが、高齢の方や妊婦さん、そして体の不自由な方への配慮です。
今日はそんな公共交通機関での「思いやり」と、最近よく耳にする「ヘルプマーク」についてちょっと考えてみたいと思います。
当たり前の優しさ、でも現実は…
バスや電車に乗っていると優先席があるのは皆さんご存知の通り。でも、実際にその席が本当に必要としている人に譲られているかというと…どうでしょうか?
スマホに夢中になっている人、疲れて眠っている人、中には全く気づいていない人もいるかもしれません。もちろん、見た目では判断できない事情を抱えている方もいます。
でも、ちょっとだけ周りを見渡してみてください。
- 足元がふらついている高齢の方はいませんか?
- お腹が大きくて辛そうな妊婦さんはいませんか?
- 松葉杖をついている方や、呼吸が苦しそうな方はいませんか?
もし、そんな方が近くにいたら、「どうぞ」の一言と、席を譲る勇気が大切ですよね。これは、特別なことではなく、社会の一員として当たり前の優しさだと思うんです。
高齢者といっても人さまざま
公共交通機関の高齢者は一様ではなく元気で活動的な方もいれば、足腰が弱く立っているのが辛い方もいます。
見た目では判断できない内部疾患や疲れを抱えている方もいるため、一律に扱うのではなく、状況に応じた配慮が大切です。
妊婦さんと分かったら席を譲るべきか
妊婦さんは、初期や体調が不安定な時期、お腹が大きくなるにつれて、立っていることが辛くなる場合があります。安全のためにも、公共交通機関では積極的に席を譲るべきです。見た目では判断しにくい場合もあるため、思いやりの気持ちを持つことが大切です。
席を譲るのは勇気がいるし断られることも
席を譲ろうとして断られた場合、相手には相手の事情があると考え無理に勧めるのは避けましょう。
以下のように対応するのがスマートです。
- 「そうですか、失礼いたしました」と、にこやかに一言添えて引き下がる。 相手の意思を尊重する姿勢を見せることが大切です。
- もし、相手が本当に辛そうに見える場合は、「もし途中で辛くなったら、いつでも声をかけてくださいね」と、さりげなく声をかけておく。 これは親切心からの行動ですが、押し付けがましくならないように注意が必要です。
- 他の乗客に声をかけることを検討する。 もし、他に席を譲れそうな人がいる場合は、その人に声をかけるのも一つの方法です。ただし、これも強制するような言い方にならないように注意しましょう。
ブログ主が席を譲られそうになったこと
ブログ主の例ですがブログ主はGGI(爺)です。
つい最近ですが、ある時バスに乗車していて席が空いていなかったので立っての乗車でした。
バスが信号か渋滞で停車したために、その間にスマホを見るために吊皮から手を離したすきにバスがなにもアナウンス亡く発車してしまい、吊革から手を放していたブログ主は転んでしまいそうなほどよろけてしまいました。
バスが発車時にアナウンスがなかったよりもちょっとの間でもスマホを見ようとしたブログ主の不注意なのですが、その様子を見て席を代わりましょうかと言ってくださった方がいました。
声をかけてくださった方は、もちろん若い方ではない50代以降の女性の方のような感じでした。もちろんと言ったのは若い方で積極的に席を代わってあげようとする方を見ることがほとんどないからです。
若い方よりも、元気な高齢者が席を譲るシーンを見ることの方が多い感じです。
GGIでも席を譲られた経験がほとんどない私は「ありがとうございます。でも大丈夫です」と答え、ブログ主がよろけたからで「気を使わせてしまって申し訳ないです」と謝りました。こんなふうに断ることもやはりなくはないのです。
大切なのは善意でした行動が相手にとって迷惑になる可能性もあるということを理解しておくことです。相手の反応をよく見て、臨機応変に対応することが大切です。
ヘルプマークって知ってる? 見かけたら「ちょっとの勇気」を!
最近、駅や電車内で見かけることが増えた「ヘルプマーク」。赤いハートに白い十字と「?」マークが描かれた、ちょっと気になるデザインですよね。
これは、援助や配慮を必要としている方が、周囲にそのことを知らせるためのマークなんです。
内部疾患や精神疾患、知的障害、義足や人工関節を使用している方、妊娠初期の方など、外見からは分かりにくいけれど、日常生活や移動に困難を抱えている方が身につけています。
ヘルプマークをつけている方を見かけたら、次のような配慮をお願いします。
- 電車やバスの中で席を譲る
- 困っている様子であれば声をかける
- 災害時など、避難の支援をする
大切なのは、「何かお手伝いできることはありませんか?」という、ほんの少しの勇気ある声かけなんです。
ヘルプマーク、でも課題も…
ヘルプマークは、援助を必要とする方にとって心強い味方である一方、いくつかの課題も指摘されています。
-
認知度の低さ:
まだまだヘルプマークを知らない人がいるのが現状です。「何だろう?」と思ってスルーしてしまう人も少なくありません。 -
誤解や偏見:
一部には、「甘えだ」「見た目は普通なのに」といった誤解や偏見を持つ人もいます。 -
なりすまし:
ごく一部ではありますが、ヘルプマークを不正に利用するケースも報告されています。つまりAmazonなどで1,000円もしないで誰でもヘルプマークは買えるのです。
これらの課題を解決するためには、私たち一人ひとりの理解と意識改革が不可欠です。ヘルプマークを見かけたら、まずはその存在を知り温かい気持ちで接することが大切ですよね。
登山をする高齢者は席は不要か
ブログ主は左膝を登山のやり過ぎで傷め、病院通いで、数か月間は杖を突いて過ごしていました。
この間バス電車にも乗車しましたが、杖を突いているからとてそのことで一度も席を譲られたことがなかったのは紛れもない事実です。
それどころか席が必要な方がいた場合には席を譲って差し上げていました。
といってもバスや電車内でお席の譲り合い合戦が始まっても、それはほのぼのと見ていられるかといえば、お互い気づかいし合うシーンは見たくない気がするので、席が必要な方が乗車された場合はそっと席を立つようにしています。
ただブログ主も本当にGGIになって、席があればなるべく座って痛い感じになって来ました。既にGGIでもいまだ登山が好きなので、高尾山を含め高尾山周辺の山稜にハイキングに行きます。そしてハイキングを終えた状態でもうへとへとになっているので、交通機関に乗って席に着くと席からお尻が離れにくい状態にはなってきました😱
「思いやり」の輪を広げよう
バスや電車の中は小さな社会の縮図です。
誰もが気持ちよく移動するためには少しの想像力と、ちょっとの勇気が必要です。
高齢の方、妊婦さん、体の不自由な方、そしてヘルプマークをつけている方を見かけたら、できる範囲で良いので、温かい手を差し伸べてみませんか?
「お先にどうぞ」
「座りますか?」
そんな一言が誰かの不安を和らげ、安心感を与えるかもしれません。
小さな「思いやり」の積み重ねが、きっと、もっと優しい社会を作っていくと信じています。
次のバスや電車に乗る時、少しだけ周りに目を向けてみましょう。あなたの小さな行動が、誰かの大きな助けになるかもしれませんね。情けは人の為ならずでやがてはその行為が自分に帰って来るようになるのではと思います。
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この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎