↑音読で楽しんでね 2025年5月2日 金曜日
2025年度 静吉チャンネル プレゼンツだよ😍
なぜ高齢者は山へ向かうのか?~行動心理と5つの因果関係~
皆さん、こんにちは!最近、街を歩いていると、元気いっぱいの高齢者の方々が登山ウェアに身を包み、颯爽と歩いている姿をよく見かけませんか?
身内の方の中にも、すっかり登山にハマって、週末は必ずどこかの山に出かけいるって方もいらっしゃるのではないでしょうか。
若い頃はインドア派だったのに、なぜこの年になって山に登るんだろう?
最初は不思議に思っていたのですが、よくよく話を聞いたり、関連する情報を調べていくうちに、高齢者の登山には奥深い行動心理と、様々な要因が複雑に絡み合っていることがわかってきました。
今回は、そんな高齢者の登山行動について、5つの視点から深掘りしてみたいと思います!
1.健康寿命の延伸とアクティブシニアという意識の高まり
人生100年時代と言われる現代において、「健康で長く生きる」ことは多くの人の願いです。高齢者の方々も例外ではなく、むしろその意識は若い世代よりも高いかもしれません。
登山は、全身運動でありながら、比較的自分のペースで楽しめる有酸素運動です。心肺機能の維持向上、筋力アップ、骨粗鬆症の予防など、まさに健康寿命を延伸するための最適なアクティビティと言えるでしょう。
また、「まだまだ若い」「アクティブに過ごしたい」というアクティブシニアの意識の高まりも、登山を始める大きな動機になっていると考えられます。「年だから…」と諦めるのではなく、「いくつになっても挑戦できる」という前向きな姿勢が、山へと足を向かわせる原動力になっているのです。
2.自然との触れ合いによる癒しとリフレッシュ効果
日々の生活から離れ、緑豊かな自然の中で過ごす時間は、心身のリフレッシュに繋がります。澄んだ空気、木々の香り、鳥のさえずり…五感を刺激する自然の恵みは、ストレス解消や精神的な安定をもたらしてくれるでしょう。
特に、長年社会で活躍されてきた高齢者の方々にとって、定年後の生活は変化の連続です。役割の変化や人間関係の希薄化など、様々なストレスを感じることもあるかもしれません。そんな時、雄大な自然の中で過ごす時間は、心を解放し、新たな活力を与えてくれるのではないでしょうか。
山頂に辿り着いた時の達成感や、美しい景色を眺める感動は、何物にも代えがたい喜びとなり、次へのモチベーションにも繋がります。
3.仲間との交流とコミュニティの形成
登山は、一人で黙々と歩くこともできますが、グループで一緒に登る楽しさもあります。同じ趣味を持つ仲間との交流は、孤独感を解消し、 सामाजिक(社交的)な繋がりを深める貴重な機会となります。
山という共通の目標に向かって共に汗を流し、励まし合うことで生まれる連帯感は、世代を超えた強い絆となるでしょう。登山サークルや地域のグループなどに参加することで、新たなコミュニティに属し、充実した सामाजिकな生活を送ることができます。
私の両親も、登山を通じて多くの友人ができ、楽しそうに山行の計画を立てています。共通の話題があることで会話も弾み、生きがいにも繋がっているようです。
4.達成感と自己肯定感の向上
登山は、決して楽な道のりではありません。時には険しい道を登り、息を切らしながら一歩一歩進む必要があります。しかし、その трудを乗り越え、山頂に辿り着いた時の達成感は、非常に大きなものです。
「やり遂げた」という自信は、自己肯定感を高め、「自分にもまだできることがある」という前向きな気持ちを与えてくれます。特に、体力的な衰えを感じやすい高齢期において、登山を通して得られる達成感は、自信を取り戻すための重要な要素となるでしょう。
また、目標とする山を設定し、体力づくりや計画を立てる過程も、生活にハリを与え、生きがいを感じることに繋がります。
5.時間的な余裕と経済的な安定
定年退職を迎えることで、時間的な余裕が生まれることは、登山を始める大きなきっかけの一つとなります。現役時代にはなかなか取れなかったまとまった時間を、自分の趣味に費やすことができるようになるのです。
また、多くの場合、定年後は経済的な安定も得られるため、ある程度の費用をかけて趣味を楽しむ余裕も生まれます。登山用品を揃えたり、遠方の山へ出かけたりすることも、経済的な安定があればこそできることです。
もちろん、全てが高齢者の方に当てはまるわけではありませんが、これらの要因が複合的に絡み合い、高齢者を山へと駆り立てているのではないでしょうか。
皆さんの周りにも、登山を楽しむ高齢者の方はいらっしゃいますか?ぜひ、その魅力を教えてくださいね!
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この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎