チコちゃんに叱られないブログ

人生は雑多なのです😋

「奥多摩むかし道」を歩いて・・・😎

↑音読で楽しんでね 2025年6月日 曜日 

 

 

2025年度 静吉チャンネル プレゼンツだよ😍

 



寄り道こそ旅の本質

奥多摩と聞いて、みなさんはどんな風景を思い浮かべるでしょうか。

 

東京の最西端、山と渓谷に囲まれたこの地には山奥深い静謐さがあります。ですが登山者の集まるメッカでもあり、奥多摩駅周辺はそれぞれ思惑の山に向かう人たちの群れとなって、深い静かな山並みと対照的に喧騒的な感じになります。そしてこれが朝方の、奥多摩駅の風物詩と言えます。


そして筆者もようように「奥多摩むかし道」へ足を運ぶことができました。

 

ホリデー快速に揺られて、いざ奥多摩

出発の朝は雲が多いが晴れ気味な空。


八王子から八高線で拝島。拝島でホリデー快速で青梅へ。さらに同じくホリデー快速おくたま号に乗り換え、列車は奥多摩の山間を縫うようにして進みます。途中御嶽駅で一度停車。そして奥多摩駅に向けて出発。窓の外にはだんだんと高まる山の稜線、そして川沿いに広がる緑の風景。日常から非日常へと移り変わる感じがたまりません。

 

奥多摩駅に着くと、ホームにはすでに人・人・人。もちろん電車の中も人だらけでした。

人で溢れかえる奥多摩駅

なんというか電車の中のハイカーたちの風貌を見ていると、どなたもなかなかに癖のありそうな感じがします。かく言う私もその一人なんだとの自覚は当然あります🤣

バス発着場も人で溢れかえっています。



何にしても、今日の奥多摩駅はもう異常事態ってぐらいにハイカーで溢れかえっていました。

 

どうにか目的地へのバスに乗り込み、目指すは奥多摩湖の一つ手前にある「水根」バス停。ここが今回の歩き旅のスタート地点です。

水根からの奥多摩むかし道(→奥多摩駅へ)

水根には何年か前に鷹ノ巣山に登山した折に下山した場所です。下山した時間が遅かったので、その時は奥多摩むかし道を歩いて奥多摩駅まではちょっと無理があり、叶いませんでした。今回でその繋ぎができるのです。

 

奥多摩むかし道のはじまり

奥多摩むかし道」とは、奥多摩湖小河内ダム)と奥多摩駅とを結ぶ、全長約9キロの旧青梅街道のこと。いまでは自動車道路が別に整備されていますが、かつてはこの道が人々の生活と物資をつなぐ大動脈でした。

奥多摩むかし道

といっても、いわゆる「登山道」のような険しさはなく、舗装された部分も多くて、どちらかというと「長い散歩道」といった趣。けれど、そこかしこに点在する石仏、吊り橋、祠、民家の跡などが、何かを語りかけてくるようで、まるで過去の記憶のなかを歩いているような、不思議な気分に包まれます。

 

誰がいつ建てたのかわからないような、苔むした石の祠。

古(いにしえ)と趣を感じさせる石仏様

思わず手を合わせたくなる空気がそこにはありました。目立つ観光名所ではないけれど、そういう場所にこそ、旅の深みがあるように思います。

画像

石仏様


寄り道に次ぐ寄り道──“歩かされる道”

この道は、本当に「歩く」よりも「歩かされる」道かもしれません。

吊り橋…揺れます😋

画像

というのも、あっちに景色の良い橋があれば渡ってみたくなるし、こっちに「○○跡」なんて標識が出ていれば、つい道を逸れてしまう。数十メートル先のカーブの向こうに何かありそうだと思えば、確かめずにはいられない。

 

やすいので新鮮なジャガイモ買いました😋

そうして歩くたびに、時間がどんどん過ぎていきます。予定していた時間なんてとっくにオーバー。けれど、それがこの「奥多摩むかし道」の醍醐味なのです。

 

人は次にまた来れば良いと思うでしょうが、そう来れるなんてことはないので時間が許す限りいろいろ見たいのです。それに個人的にですが、自分は既に高齢者となっていますので、本当に次はもうないかもしれないので、今がその時と、とても貪欲になるようにしています。

奥多摩むかし道

ただコースを歩いて消化するなんてのもそんな目的の人にはそれで良いと思いますが、ぼくはコースの中の小さなきらりをたくさん見つけたいのです。

 

道端の野草に心奪われたり。鳥のさえずりに耳をすませたり。

どこかで忘れていた「時間の豊かさ」を、ふとした瞬間に取り戻せる。そんな道歩きをしたいのです。

 

白髭神社──岩壁に守られた静謐の社

今回の奥多摩むかし道でとりわけ心に残った場所がひとつあります。それは、石段を登った先にひっそりと鎮座まします「白髭神社」。

階段を上った先に白髭神社の右手には、まるで空から落ちて斜めに突き刺さったかのような巨大な岩壁。この巨大な岩壁はまるで白髭神社に倒れ込まんとする角度で反り返っています。

倒れかかりそうな巨大な岩壁石が神秘的な白髭神社

自然と人の信仰が溶け合う場所を発見した感激を得ました。

 

ゆっくり歩いて、じっくり出会う

奥多摩むかし道を歩き終え、奥多摩駅に着いたときにはスマホ歩数計は2万歩を軽く超えていました。

神仏混交は日本的よさの表れかもね😋

早い方なら3時間ぐらいで周っちゃうコースを、なんと5時間もうろうろしていた。データでは歩く速度が速いとなっていたけどね。

 

奥多摩むかし道散歩が終わって奥多摩駅二階の Gotta Coffee で、まずコーヒーゼリーを注文し奥多摩むかし道を歩き切った興奮を少し覚ます。

 

奥多摩駅二階のGotta Csffeeでコーヒーゼリー

それからホットコーヒーを注文。

 

冷たいコーヒーゼリーで体を冷やし、それから 飲む ホットコーヒーがうまいんだ。他の方が食べているカレーも美味しそうだ。おっとそんなことを思っているうちに、電車の発車時刻になった。

奥多摩駅二階にあるコーヒーショップ(食事もできる)

 

またチャンスがあれば奥多摩むかし道を歩きたいと思います。今度は違う季節に、違う気持ちで。そうすれば、また違った「奥多摩むかし道」がきっとそこにあるはずだから。そうだな今度は初秋が良いかな😋

 

備考:トイレ

奥多摩むかし道には何箇所かトイレがありますが、どのトイレもとっても綺麗です。
多分日本一綺麗。
日本一きれいだから世界一綺麗だと思います。
利用なさる時はありがたく感謝しつつ汚さないように。汚したら綺麗にして出ましょうねと思うほどきれいなトイレで我が家にも欲しいです😅

 

関連タグ

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