こんなちょっとの骨棘でいたいんだって思うほど小さいものだ。
そんなわけでその日から今日まで大人しくしていたから、足首の痛みも治まって来たのでちょっと動けるかどうかもかねて八王子市内JR八王子駅周辺へ夕食に出て見ることにしたんだ。
ラーメンでもパスタでもなく、居酒屋みたいに賑やかでもないところで、落ち着いて食事をしたい。
居酒屋系での食事をChatGPTには勧められて候補も上げてくれたけど、いざ八王子駅近くどこがいいかなと見ながら歩いてみると、自然と足は桑都テラス方向に向かっていた。
やはり少しでもなれた店が良い。
桑都テラスは北口駅前再開発の真新しい商業エリアだけど、どこか小路をイメージしたような作りで、木のぬくもりがあって、現代的だけど冷たくはない。この辺の昔は迎車の置屋があった黒塀真知子と粋町でもあり、その名残を現代まで留めているのだ。

テラスこと外席はこんな感じ
小さな飲食店が並んでいて、提灯が灯る通りを歩くと
「八王子の街もなかなか風情があるじゃないか」と思わず口に出したくなる。って、ChatGPTさんよ、それは知っているから🤣
それでも、こういう新しい場所が増えるのはちょっと嬉しい。
今日の目当ては「うな太郎」

桑都テラスのうな太郎 定休日 月曜日 火曜日
看板に書かれた「うな太郎の」の文字がいい。まっすぐで、ちょっと誇らしげだ店の前暖簾をくぐるとすぐにカウンター席があって立ち飲み専門。一人でもぜんぜん気まずくない。むしろ、そういうお客さんが多いのかもしれない。ぼくは注文だけすまして、外のテラス席まで持って来てもらってから食事を頼む。ビールも一本頼んだ。
頼んだのはう巻きに、肝焼き二串とうな丼の一枚乗せ。

うまきは撮影前に1つ 食べちゃった😅
うな丼はセットで肝吸いとおしんこも付いている。

うな太郎のうな丼・奥はうな肝串焼き
シンプルでうな重みたいに、注文しましたよなんて重厚感がなくて、これが良いんだよ。鰻はふっくらとしていて、香ばしい。関東風の蒸しと焼きが効いたやわらかさで、でもちゃんと身が締まっている。

このサイズ感がいい😋
甘さは控えめで、タレの奥に苦味とコクがある。口に入れるたびに、ゆっくり噛んでいたいような、すぐに飲み込んでしまうような、不思議な気持ちになる。
肝吸いは優しい塩味。澄んだ出汁にほっとする。
一口すするごとに、喧騒が遠ざかっていくようだった。
外れらすなので行き交う人も通るが、ここは路地裏通りでもあるので人の通りは少ないけどそれでも人通る
。この辺は繁華街ばかりが締めているけど、繁華街のメイン通りのユーロードほど賑やかではなく、どちらかというとひっそり静かなたたずまいだ。
テラスに座って一人の食事を楽しむには、ちょうどいい空気だった。来るときに雨がちょっとパラついていたので、テラス席でも傘の付いてる傘を選んだ。
今日は「特別」っていうほど大げさじゃないけど、
自分のためのちょっといい夕食だった。
バスに揺られて来てよかった。
たまにはこういう夜があるのも悪くない。
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