人は所属する場所があることが幸福だけどどうやってその場所をさがすのか問題😎

↑スマホで音読再生不可 2023年1月5日木曜日

２０２３年度静吉チャンネルプレゼンツだよ😍

なんだかんだといっても、人は、一人ではなかなかに生きちゃいられない。

引きこもりが自分の部屋に閉じこもって一人で生きているつもりでいたって、そんなのは餌をもらって養われているだけだから、それこそ一人になったら生きられやしない。

人って一年に一人でも知り合えたら凄いと思う。

でもね、人って一年に一人ともなかなかに知り合えないもんなんだよ。

そりゃあ、その間すれ違いのように知り合える人も出てくるけど、それこそ『行く川のながれは絶えずしてしかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかとまたかくの如し』と鴨長明が方丈記の冒頭に書いたように多くの人は流れ去る川の水であり、時にはよどみに浮かぶ泡沫（うたかた）にすぎないのだ。

特に男なんて会社から離れたら会社での付き合いがきれいに無くなって、会社での人付き合いは仕事だったからこそで、その仕事を辞めてしまえばそのような付き合いも消えそれこそ泡沫だったのだと思い知らされる。

そしてせめて我が家でもと考え、古女房子供と仲良くやろうとしても子供はそれぞれに独立して家には寄り付かない。

女房は女房で女同士でやれ食事会だの旅行だの山歩きに花見と別の世界でしっかりと自分の居場所を作っていて、今までただの家政婦みたいな扱いをしてくれた亭主など相手にもしてくれなくなっている。

そうすると男は家庭でも自分の居場所がないことに気がつく。

亭主元気で留守が良いのそものの存在になってしまっている。

結果は会話も成り立たない。

自分の依るすべの無さで襲い来る寂寥感。

これは現役世代であれ、家族の中であれ、それぞれの年代の夫婦であれ、一人者であろうと、誰だって同じような思いに駆られることがあるはずだ。

人はなにかに頼り何かに頼られてこその帰属意識の中で、個人としてのイデンティティが確かめられるのだ。

このアイデンティティに気が付かないかもしれないが、実際に生活が充実している人は、どこかにこのアイデンティティを充足させてくれる帰属場所がるのではないかと思う。たとえそれが一過性であったとしてもだ。

一過性であっても会社に属するというアイデンティティであったかもしれないし、草野球という名のアイデンティティであるかもしれない。

要するに帰属場所があるとないとでは個人的なアイデンティティの確率が乏しくなってしまい、果ては生きる力さえ失われかけてしまいそうになると言えなくもない。

趣味の世界があったとしても、その趣味の世界が居場所になれる場合もあるけど多くの場合はそうならない可能性も高い。

なぜなら趣味の世界は個性の強い人間が多く、没個性的な人間であっても一匹狼的あ者も多いからだ。

人が人として知り合うなんてことは10年ほど前に一週間に10日ほどスナック通いをしていた時代でも、知り合えたのは二人しかいない。

しかもその二人とも女性である。

女性よりも男の方とたくさん顔を合わせているのだけど、用心深いからなのかなかなか男は相手を自分の中に迎え入れるってことをしない。

男性よりも女性の方が社交的だなって思えるのはこの点である。

男が相手を迎え入れるってことをしないって一方的に言っているが、これは案外に写し映し鏡で、実際にはブログ主が心を開いていないと思われているのかもしれない。

それでも飲み屋で知り合った男がいないわけではない。

知り合った男と共通の話題は山登りであった。

今でもその男とは時々顔を合わせる。

スナックで知り合った女性の一人は転居したのでもう何年も会っていないが、一年に一度ぐらい電話がかかってくることがある。

もう一人はどうにもメンヘラなので少々付き合いにくいところがなくはないけど、それでもごくたまに短時間のドライブすることもある。

ブログ主は車は所有していないのでそのメンヘラさんが運転するんだ。

人と知り合って友だちになることがそもそも難しい時代なのだ。

ネットをやっていてもなかなかに人と知り合えることのほうが少ないし、あまりに積極的にネットだけで関わってくるって場合は、殆どがやらずぶったくりの振り込め詐欺的な奴らと、誰構わず自分のサイトやYou Tubeのチャンネルを見てくれ登録してくれタイプだ。

ネットで知り合ってオフで出会うのが危険性が高く、オフオフで出会ったから危険性が低いなんてわけでもなくて、今は学年が一つ違っても交際がない時代でもあって出会いの機会が減少している中で、ネットには多様な世代と人間性があるがそこらへんを上手に教えられるかどうかが大事かなと思う。
— ジャーニー＠静吉チャンネル非公認 (@i_shizukichi) January 2, 2023

このツイートのようにネットだから悪いってことじゃないけど、ネットって顔を見ないからどちらかというと少々いい加減でも構わない的な面があるので、そのいい加減な面が強く発現したらそれこそ事件事故に繋がる可能性はあるので、ネットだけじゃなく近きょってくる人間はある程度人となりが分かるまでは多少の距離が必要である。

とあることで山仲間に入れてもらい2年が経った。

こちらは昨年のクリスマス・イブ・パーティです。