観光バス席取り合戦
2020年1月12日(加筆修正)
日帰りバスツアーで静岡方面に行ってきました…番外編
【日帰りバスツアーで静岡方面に行ってきました】は、実は、まだネタがあるんですねえ。本当にブログネタ的にもに美味しいツアーでございました。
今度のネタは、おいらと同じくのツアー客との小トラブルの話でやす。
ツアー観光バスの席順って、添乗員が決めるのかツアー会社で席順を決める役職があるのかまでは知らないけどツアー客に決まった席が割り当てられます。なのでツアー客が好き勝手に移動はできません。これはツアー参加のお約束事なんです。
少し割増料金を払ってバス前席予約なんてのもありますが、なんにしても客の席順は決まっています。ツアーバスは前方が良い席とされているみたいです。
バスの席順は決まっていますが、ただツアー参加者が少なかったりしたときには、空いてる席にいち早く移動しようとするツアー客がいます。ツアーに慣れた客ほどそういったことをするみたいです。
勝手に移動しても空いている席であれば添乗員さんも「お席ここにしますか?」と認めてくれます。この場合は先見奪取*1が掟になります。
二座席を一人で占有できている割当席なら普通は誰も移動はしません。
それでも参加者が少なくて他に空いている好きな場所があれば、そっちの席の方がいいと移動する人もいます。
乗り合いバスじゃないので、二座席を一人で占有している席の横には当然誰も座りません。
あの人の横が空いているからと割り込む必要はないのです。
観光バスなんです。
そんなことはTPOなのです。
しかも座席指定されているのです。
そんなことされたらこいつなんなのとゾッとします。
いや、おいら好みの女性がお一人参加で二人席に一人でいるからって、おいらその横に座りたいなんて思うなんて気持ちは微塵も湧きません。
声をかけたいと思って観光中に話しかけることがあったとしても、その人の席の横に勝手に移動するなんて、そんなことは完全変態痴漢的要素最大級になっちゃいましてアウトです。
ツアー旅行というのは何ヶ所かの区域からツアー客を集めますので、その地域地域でツアー客が三々五々七拍子で日本チャチャチャと集まってきます。
そしてバスの昇降口に張り出される座席順を見て、わらわらと自分の席へ散って行きます。
ツアー参加者が全員そろってバスは観光地に赴きます。
おいらその時のツアーではたまたま最後部席の左席でした。
最後部席は五人掛けの座席です。
バスは先行集合場所で乗客を乗せて来ていました。
最後部席は多くの場合は五人掛けの座席ですが、多くの旅行会社は中央通路席には座らせません。*2 なので最後部席は中央席を空けて左右二名で計四名が座ることができる席です。その最後部座席にはおいらの名前があるだけなので、やったねと思った次第です。
おいらの席に行くと、おいらの席に、何やらコートみたいなものが座席の上に広げてあります。
席順表で最後部座席はおいら一人でした。
なのでこの時に、そのコートを退かす*3ために右席の空いている方へ投げておきました。
他人の席にコートが置いてあるってのは、既に、ここの席取りをしているってことなのです。先にツアーバスに乗り込んでいた人が、後部座席が空いていると勘違いして後でここに移動しようと思ったのでしょう。
バス旅行の初っ端*4からこんなことをされては、いや初っ端だろうが中っ端だろうが、他人の席の上に場所取り風にコートを置くなんてカチンと来ます。ばかったれって思う気持ちも湧いてきちゃいます。
ツアー客がぞれぞれの席への移動でまだざわついているうちに、おいらが退けたコートは誰かが取りに来ました。小太りのおばはんのようでしたけど、それは気にもしませんでした。
そのおばさんは、自分が後で移ろうと思ってコートで席取りをしておいた席の方においらが行ったので、逆になんだあいつはという思いでおいらのことを振り返ってじっと見ていたのでしょう。
後ろに目があるわけじゃないのでそんなこととはつゆ知らずで、他人が座る席で席取りするなんてなにを勘違いしているせこい失礼な野郎だなとの思いしかおいらにはありません。
それ以上でもそれ以下でもないです。おいらはそれで終わりなだけです。
それでも右側なら空いているのに、わざわざ人のいる方の席を席取りしなくてもと思いました。
そのうちに空いている右側席には、一人のおばさんがすすっとやって来て自分の席にしちゃいました。
移動してきたおばさんは添乗員さんに、じゃあここにしますかと聞かれて、それでその席はそのおばさんの席になりました。
まり、最後部座席は最初はおいら一人だったけど、バスの発車と共においらとそのおばさんの席になったわけです。
ここまでは、おいら的には何も問題ないです。
後ろへ勝手に移ってきたおばさんも私の横に来るわけじゃなし、反対側の空いている席なので自由に使えばよいのだろうと思いました。
実際、おいらでもそうしてきたことはこれまでに多々あります。
足柄サービスエリアでバスはトイレ休憩です。トイレ休憩から戻ってくると、なんと、ツアーでは座ってはいけないとされる最後部座席中央に一人のおばさんが、殿々(でんでん)と、どっぷり腰かけているじゃあありませんか!!!
なにごとお~~~っ!
通路の突き当りの席ですから、バスに乗れば当然おばさんとすぐに目が合います。
おばさんはちょっと睨んだような顔をしています。
こわっ!
こうなるとその態度行動共に女ヤクザです。
ヤクザという方が失礼でしょうかね。
今のヤクザは経済ヤクザが多く、こんなことで少しでも問題を起こすような堪え性のないクズは、ヤクザ社会でも糞の糞下っ端に過ぎません。
準構成員のその下の末端の末端に成れるか成れないかのいかれポンチであって、何かの時に使って切り捨てることもあるかもしれないの放し飼い要員です。
チンピラとか・・・あばずれとも違う・・・かといってごろつきとも違うし・・・なんにしても人としてのクズになっちゃうってやつです。それがこのおばはんです。
おいらの兄貴が言っていました。
いろいろな人のトラブルを解決手助けしていた兄貴だったから言えた言葉です。
「女の半端者は男のクズよりも始末におえない」って。
男の方がよっぽど扱いやすいそうです。
これ、いざとなったら男より、女の方が根性があるっていう意味でもあるのです。
- 女は、何か起きると人の意見を聞く耳を持たない。
- 女は、感情でものを考え冷静な判断ができない。
- 女は、行列に割り込む。
- 女は、平気で人を押しのける。
- 女は、競合する女を裏で貶める。
- 女は、万引きが多い。(男は生活に困ってが多い)
- 女は、電車で目が合って気に入らないやつに冤罪痴漢を謀る。
- 女は、謀った冤罪痴漢で小遣い稼ぎ手段にするとも聞く。
- 女は、遊びに来て服や品物を勝手に使ったり持って行く。
- 女は、習わずとも泣けるし嘘もしれっとつける。
- 女は、いざとなったら蹴ろうが殴ろうが、さあ殺せとばかり居直れる糞度胸を出すことがある。
これらは思いつくまま上げた極端な例です。そしてこれは誰でもが持っているかもしれない一面の部分にすぎません。こんな部分は一生出てこないに越したことがありませんが、なんかの拍子でこんな面が出てしまうことがあるのでしょう。
女性が『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花』のごとくに、無垢な心と優しさのみだけで成り立っているとは思っていませんが、それでも基本的に女は男にとっては誰であれ光り輝く太陽であって欲しいのです。
男にとっては女はまず優しき母であり、やがて女は恋人や妻に家族になる未来なのです。
だからこそ太陽なのです。TVドラマ後妻業の主題歌・冬の花*6のフレーズに『♪あなたは太陽私は月』と女男を擬え*7ています。
なので根性がクズになってはいけません。
いざとなったらのこんな根性のある女でもあるおばはんには、並みの男以下であるおいらでは到底勝てません。勝てない男は声を荒げ威勢ぶるクズ太郎風*8にならざるを得ません。それでも勝てないのに向かったおいらがあさはかなのです。が、その時はそこに思い至りませんでした。
最後部通路中央席に殿々と座ったおばさん。
バスの通路を歩いて行かないとおいらの席には行けないのですから、否が応でもおばさんとそりゃあ目が合いますし、おばさんはすでに根性持ってケンカを売ってきているわけなのです。
一瞬、なにがなんだか分からなかったのですが、はは~ん、こいつがおいらの座る席にコートを広げて椅子取りをしてたど厚かましいオバンだなと理解しました。
そしてこの席に座っているってことでおいらにケンカを売っているってことにおいらが気が付けば、後に記載したこ【こんな場合の対処法】を使えたはずでしたが・・・
既にカチンと来ているので、やってしまいますた ( ゚Д゚)
おばさん、そこの中央席はツアー会社では通路で前に椅子の背がないから、何かあった時に危ないからって座らせないようにしている席なんだから*9退(ど)きなさい。
と、おいらが言っても、二人掛けの席は窮屈だからここに座るの、と言って退きません。そりゃそうだ。わざわざケンカを売りに来ている豪者のおばさんだ。簡単にゃ退かないでしょう。
それでおいらちょっと頭に来てしまって、あんたと一緒の席になんか座りたくないから元の席に帰れよってキツメに言いました。
そうしたらおばさんは、あんたこそ私のコートをあっちに投げていたわねって、何度も言うのです。
どうやら、自分が場所取りをした席をおいらが割り込んで奪った思っていて、その意趣返しをしているつもりです。
ここの席は私の席なんだから退きなさいと言っても、【風林火山、動かざること山のごとし】です。まさにその動かざること山のごとしの体形そのものなんですけど、細かろうが太かろうが山のように見えるとかの体形は問題とは関係ないことなのでここは余分な部分ですが、まあそういった雰囲気でということで書いています。
おばさんは【唾をつけておいた席をおいらが奪った】と頑なに思い込んじゃっているから、そこがおいらの席だからといくら言っても、後から来て奪った席を自分の席だとおいらがちゃらんぽらんな*10ことを言っているとしか受け取らないのです。
真ん中は空いているからいいでしょ!
あんたはあたしのコートをあっちに放り投げた!
と、そのことを何度も繰り返すのです。
つまり自分が関取り*11席取りをしてたのに、後から来たおいらがコートを退かしてその席を奪った。あんたがそんな悪いことをしているから、私は正義でそれを知らしめるためにここに座っているのよってことなのです。
あんたも勝手に席を移動してズルしているから、お互い様でしょっておばさんは言いたいのです。
普段は普通のおばさんだと思いますが、この時点でクズです。
アウト婆です。
おばさんはおいらが何を言っても、(アウト婆が)乗った時にこの席(おいらの席のこと)は席順が書いてなく空いていたと言うばかりです。
勘違いと思い込みが過ぎるんだから、この件は早々に添乗員にバトンタッチすべきでした。
もはや何を言っても退きません。
あきまへん。
手を出して引きずり出すわけにはいかないし、これ以上はおいらの手には負えません。おいらクズ太郎のようにねちっこくないのです。
こんなことがあっても、添乗員さんもバス運転手も最後まで我関知せずでした。
この程度のことで添乗員に助けを求めにも行く気はないからそれはいいのですが、添乗員も運転手も問題が自分たちやツアー会社にまで広がらないように関知しないとすることで、客同士のトラブルに止(とど)めおきたい風なのも見え見えです。
勘違いのアウト婆はいくら言っても退かないのであきらめて私は自分の席に着き、窓側ではなく動かざること山のごとしのアウト婆の隣に着座しました。
最初に勝手に後ろの席に移動して席取りしたおばさんも、私と同じように窓側を空けて中央席側に座っています。
つまり、最後部席の両窓側席を空けて、中央に三人が腰かけた図になります。もちろん真ん中がアウト婆です。
見知らぬ他人が、お互いにこんなやつとは 袖触れ合うも嫌っ! な雰囲気ありありなのに、傍から見ればなんとも滑稽な図だったことでしょう。
このままアウト婆とこの先、こんな状態で観光するのかと思うと鬱になってしまいます。
バスは観光地に向けては走っていますが、添乗員さんもバス運転手も我関知せず状態はツアー最後まででした。一言もありません。
空いているから座ってもいいといえばいい席なのですが、一応ツアーのマナーとしてリクライニング禁止、最後部中央席は基本使用不可となっているはずなのです。
それより断りもなく、動かざること山のごとしの体*12で、殿々と座っていることがもう癪で嫌(いや)なのです。
居続けるには相当に根性*13がいったろうにと思います。
おいらなら勝手に移動してきていることだしと、緒戦で早々に負けた敗残兵となって自分の席に帰っているはずです。
ってか、こんなことになる前に「あ、そうだった、勘違いしちゃった、ごめんなさい」で、帰ります。
それで、バスが動き出して5~10分ぐらい経って、こんな気持ちで今日の観光をするんじゃお互い嫌だなあと思っておいらはアウト婆に、こんなまま観光しても面白くないし、せっかくの旅行だから仕切り直して楽しく観光することにしようよと言いました。
そうしたらアウト婆もそうだねって少し笑顔になりました。
アウト婆は「それでも男って横柄なのよね、電車でも股をうんと広げて乗っているし」とか言っています。
そいつはそいつでおいらじゃないし、世の中の男が全部おいらってわけでもないって思ったけど、アウト婆には話は通じないので、あ、そうかいって流しました。
アウト婆は、自分がバスに乗った時の席順ではこの席(旅行会社が決めたおいら用の席)は空いていた。おいらがアウト婆の席取りコートを取り除いたことなど、その後もしばらくごにゃごにゃ言っていました。
ここが席がおいらの席だと言っても、それはアウト婆が唾つけていた席をおいらが横取りしたのだと思い込んでしまい、終には*14右隣の席にいるおばさんがおいらの妻だと思ったようで、奥さんのところに行けばとまで言い出す始末でした。
なにを言ってもこんなアウト婆にはダメです。
今になって、もう少し対処をうまくやればよかったなあって思ったので、その方法を以下に書いてみます。
こんな場合の対処法
- 席取りをしてあったコートのような服のことを、添乗員さんに話して添乗員さんに取り除いてもらうべきだった。
- もしくはそのコートを空いてる席にの方に投げるのではなく、「私の席に置いてあるコートは誰のですか?」と周りのツアー客にアピールすればよかった。
- 以上のようにすれば、ここが私の席と周囲に明示できたはずです。
- おいらの言い方がきつかったためにアウト婆は絶対退くもんかと思って中央席に居座ったそうですから、自分の席に戻れといった行動は北風と太陽での北風のように逆効果になってしまった。
- 自分で対処するなら、まず先に「どうしました?」と、相手の話を聞いてやるのがセオリーだなと思いました。
以上を怠ったがために、こんなちょっとした言い争いみたいなことが発生したわけです。
その結果は、君子危うきに近寄らずの徳を積んでない私の愚かさを、ツアー客全員に晒してしまったことになります。
そんなんでも【アウト婆には気持ちを切り替えて観光を楽しみましょう】と伝えてあるので、最初の目的地である田子の浦漁港食堂でシラス丼を美味しく食べバス席に戻ったのでした。
で、バスに戻ったら、バスの通路奥中央席には誰も座っていません!
アウト婆は今度は自分の席に戻っていました。
それでもまだ自分が正しいと思っているみたいで、バスが動く前の乗客人数チェックで通路を戻りかけた添乗員に、あの席は?とか聞いていた様子が見て取れたのです。
それでやっと、この席がおいらに用に決められた席だと理解したようです。
最後部席右手にいの一番に移動してきたおばさんも、「あのおばさん戻ってこないわね」って苦笑いしながらおいらにつぶやきました。
世の中で男がどうのこうのとか、爺婆が老害だどうのこうのとかの文言が溢れていますが、些細なことが切っ掛けで害する人は老若男女問わずなのです。が、今はジジイにババアを悪者にしていれば通るって風潮が糞だわな!
それもほんのちょっとの勝手な思い違いが原因だったりする。
人はそういうことに対してそれこそ重箱の隅をつつくほどに細かいのに、そこで起こる反動は山のように大きくなるのです。
こんな記事を見て、私はそんなことはしないとか思っている方も、実はそんなことをしてきたことが何処かであるかもしれないのです。
しかもそのことに気付きもしていないかもしれないのです。
誰も、自分が結果的にでもこんな卑劣なことをするやつだとは、たぶん思っていないはずですから。
もしおいらがアウト婆だったら、おいらが唾を付けて席取りしていた席をあの婆が後から来てコートを退かして奪ったとの悪い感情を持つことがないかといえばそれは否定できませんから、おいらがアウト婆になっていた可能性だって高いです。
そしてその怒りを正義、と思って他を加害したかもしれないのです。
人とはそういうものなのです。
これを忘れずに心の隅にどこか留めておいて欲しいものです。
そして道を外れたら早めに修正しておことです。
心を切り替えて早めに修正できたおかげで、椅子取り合戦のことはなんとかほぼ忘れ、最後のころはその方とお土産屋でも声をかけ*15て話したりしました。
えっ、参考になったですかあ、そうですかあ,♪ (´▽`)
しかしこれはおいらから見た席取り合戦の図でやす。
おいらがいうアウト婆側から見たらどんな図になるのか、またこれを見ていた第三者から見た図はさらにどうなるのでしょうか。
見方次第で、おいらが悪いってことにもあり得るのが人の世の常です。
いや、実際おいらの対処は最悪だった。
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*1:おいらの造語?せんけんだっしゅ=先に見つけ奪い取るの意味=早い者勝ち
*2:添乗員はその通路席は走行中に何かあった時に前席の背凭れがないので危険だから座らないでくださいと伝え、それでも座るときはもしもの時は自己責任になりますというようなことを言います。
*3:どかす=取り除く
*4:しょっぱな=さいしょから
*5:怒り気味のおばさんの顔のイラストが見つからなかったので、おばさん風に見えるようにおいらが加筆しました。いつも素材サンクスです。
*7:なぞらえて=見立てて
*8:虚栄心の強い男のクズ度をブログ https://bolla.hatenablog.com/ にしばし引き合いに出しています。クズ太郎の名をお借りしましたorz
*9:この件は他のツアーで添乗員さんが何度か言っていたので覚えています。
*10:その場かぎりでいい加減なこと。
*11:確かにどう見てもあんたの体形は関取ふうだけど…これもこの問題にはなんの関係ないんだけど…ついね。
*12:てい=ようす
*13:その根性は他(ほか)で生かしてください。
*14:しまい=果ては、ついには
*15:もちろん私から声を掛けます。
◇◇◇◇◇