わんこストーリーっぽいですが夢うつつの話です。
※このうつつは夢かうつつかで誤用の方で、うつつが現実なら、この世はあの世の現世(うつしよ)だからそもそもが現実じゃないのです。夢こそが現なのです。
若い四人家族がいる。
若い夫婦
兄と妹の兄弟
それが若い四人家族だ。
話のもとになるわんこはたぶん黒ラブ(黒色のラブラドールレトリバー)かなと思えるけど、黒ラブはやや大きいのだが、わんこはその黒ラブを中型件程度にしたサイズ感かな。
なんのひょうしかおいら、その家族に黒ラブの赤ちゃんをプレゼントすることになったみたいだ。
それというのはその家族に、黒ラブの赤ちゃんを見に行ってきたけどとってもかわいいんだよ~って話をしていて、ひょんなことからおいらがその黒ラブをプレゼントすることになったみたいだ。
プレゼントした黒ラブの赤ちゃんからの成長と共に四人家族も成長していった。男の子は中学生になっていた。
ある時、四人家族の大切な黒ラブがどうやら病気になったようで、治すのにかなりの費用が掛かることになったそうだ。
それでお母さんがうちではそのお金は出せないから、おいらさんに出してもらうのがいいのじゃないのなんて言っています。
これはうつつ(現夢)ですから、よそ様の家族の俯瞰シーンを見ることができます。
まあ、これ、TVや映画を観ているって感じでしょうか。
違うのは、高いところから観ている感じがするので俯瞰的シーンになっていたりします。
それも、夢をみる人によって違うかもしれませんが、おいらの夢はそうなります。
それで中学生の男の子が黒ラブを引き連れておいらのところにきて、そんな事情を話します。
あらかじめこのことを知っていたおいらは、じゃあ、とりあえずその黒ラブを預かるから、みんなにはそう伝えて、と言って黒ラブを預かりました。
黒ラブは小さな子犬ぐらいのサイズになっておいらの膝の上に丸くなりました。そうかこの時、おいらは草むらに直接腰を下ろしていたのだなって分かった。
黒ラブは預かっておいらが飼育することにしました。
預かるからと男の子に伝えてもらっただけで、その後、連絡もせずに返してやらないのです。
数日が経って四人家族が四人でおいらのところにやってきました。
その時のおいらの家は、木造で玄関みたいなところが吹き抜けで広い踊り場になっている感じでした。
そうだなあめぞん一刻に出てくるような古い感じの木造アパートで一刻館みたいな感じです。今のアパートのように外階段じゃなく建物の中で各部屋に行く通路や階段がある、下宿屋度みたいな建物です。
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余談ですがこういった木造建築には憧れとノスタルジーがあります。
建設エコノミスト森山高至(有名な方のようです)さんのブログ、全6話で考察されています。面白いです。
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おいらはそこに住んでいるみたいですが、下宿人なのかどうかはわかりません。たたきから上がり框があり、踊り場的な板の間にはスリッパが複数組やや散乱しています。
四人家族はたたきに入ってきています。
四人家族のお母さんが黒ラブを返してくれないかと言いうのです。
黒ラブはもう高齢だから、無理な医療をさせないで、家族みんなで余命を看取るまで過ごしてやりたいのですって重ねて言いました。
いや、返さないよ。
おいらはそう答えました。
実際は、ここで返したかったのですが、根が天邪鬼なのでしょう。
おいらは言います。
この黒ラブはおいらがお金を出して買ってあなたがた家族にプレゼントしたんだ。あなた方はこの黒ラブと共に長い期間家族としてあったものを、それを病気になったからって私にその医療費をおいらに払わせようって考えは一体どこから出たものなんだ!
そんなあなたたちに、この黒ラブは渡せない。
きつくそんなことを言うと、お母さんはさらに泣きじゃくりながら返して欲しいと哀願してきました。
驚いたことに、お父さんはそのお母さんの後ろ横でブリッジなんかしていました。長身で筋肉質な方です。ブリッジしているときには上半身は裸だったような・・・
おいらはそのお父さんに向かって、あんたねえ、この犬はおいらがペットショップで買ってきて、知っている程度のあなたたちにプレゼントしたんだよ。
なんておいらはより逆上して怒っているふりをしています。
なぜ怒っているふりをしているかというと、おいらは黒ラブの医療費を払いたくないがためだけに、こんな猿芝居を打っているようなのです。それに動物はおいらには飼えません。
医療費を払いたくないのでせこいと言われてもそんな夢なのです。夢は本人の願望などの表れとはいうけど、それは違うと思っています。
夢は過去のあらゆる経験が脳に蓄積されそれらデータがブラックボックス的にしまい込まれて普段アクセスできない状態になっていても、ブラックボックス的データが睡眠中にふと零れ落ち、零れ落ちたそれらデータが結合し、やや分けわかめ物語風なものとして脳内に表現化されているに過ぎないと思っています。
医療費を払いたくないために猿芝居を打っているおいらもおいらなら、すでに家族の一員となったわんこの医療費を元の所有者に負担させようなんて発想をする家族も家族です。
あんた、自分がペット店で買ったわんこが何年もたって病気したからって、治療費よこせってペットショップに行くのか。ってブリッジしているお父さんに、おいらますます怒っているふりをして言ってます。
夢のなかですし、実際は全然怒ってもないし、さらにそのシーンを冷静に見ているおいらが別にいるのです。
で、シーンは変わって
右手腰ほどの高さの石垣畔(あぜ)のようになっているところを歩いていますと、その石垣の上に正座して大きなストールを頭から被って泣いている四人家族のお母さんが一人でいました。
ストールを頭から被って座っている画像は、古代西洋の映画シーンでストールを被って道端に倒れ掛かるように座っている老婆風な感じがイメージできますかね、あんな感じです。
この場合は四十代ぐらいとまだ若目のお母さんです。
歩いているおいらはのほうに向かって、ストールの中からわんこが這いながら出てきました。おいらそのわんこを抱きしめました。
頭からストールを被っていたお母さんは、いっそう涙を流していました。
この四人家族一家は年代は別だけど実在し、黒ラブも散歩でよく出会うし、ペットは飼うつもりはないけどかわいいのでペットショップもたまに覗いたりするけど、どれも流れる風景の一部に過ぎなくて直接おいらにはかかわりはないものです。
これは
現(うつつ)か
幻か
あるいはうつつが夢なのかと
夢を覚えている感じでメモした
それだけ
しかしし、わけわかめの夢ほど観ていて楽しものはない。
極楽極楽 (´▽`)