物忘れって、年齢が上がってくるほどに増えたと思いませんか?
うん、うん、って頷いているあなたもそうですか?
トイレに行こうとしてついでに新聞を取りに寄ってしまい、肝心のトイレを忘れたとか、あるいはなにかを探そうとしておもわず冷蔵庫のドアを開けちゃったりとか。
はては二階のベランダの洗濯物を取り込むつもりが、部屋の片づけをして戻ってきちゃったりして、あれ、あたし何しに二階へ行こうと思ったんだろうかなんてなっちゃうことありました?
そんなことが度々重なると、年を取ってボケてきだしたのかなと悲観しちゃったりしますよね。
もへじはそんなときにこの程度のことも忘れちゃうのかと、自分自身が信じられない思いで猫を踏んづけちゃうこと、いや違った地団太を踏んじゃうことがあります。
物忘れをした自分が悔しくて許せないのです。
それで、なぜ、何かをしようとしてその何かを忘れちゃうのかを真剣に考えてみたことがあります。ですが、これはあくまでももへじの例ですので、ふ~んでお願いします(´▽`)
もの忘れは年代に比例して増えるのか?
若いころ物忘れはしなかったか。
小学生時代に教科書やノートにコンパスなど忘れたことはありませんか。
小学生時代の忘れ物はその時に忘れ物をしたと気がついても、喉元過ぎればすぐに忘れてしまいます。
子供って物忘れ程度の失敗はそんなに気にしないはずです。
もちろん例外もあって、忘れたことで赤恥をかいたりしたことがあればそのことは傷として心に残っていることもあるでしょう。
でも、小学生時代の忘れ物って大ごとになるような例は普通ではそんなにないですよね。宿題忘れたとか、筆箱忘れたとかそんなもんじゃないでしょうか。体育の授業に出たくないときに意図的に体操着を忘れるとかは、これは忘れ物じゃないですからね。
小さな忘れ物は隣の席同士で譲り合ったりしますから、忘れ物をしてもそんなに忘れ物をしたなあって覚えておく必要がないから、小さい頃は忘れ物をしなかったように思っているだけなんじゃないですか。
※この植物の名前が分かる方がいらした教えてください。3月頃八王子の山で見ました。
個体差というか人それぞれで忘れ物が平均的に多い子と、忘れ物が平均して少ない子がいるのはそれでも間違いなくあります。これも忘れ物をしない能力というよりも、ランドセルの中に必要な物をちゃんと入れて用意してある場合は忘れ物をすることが少ないはずです。
ところがランドセルから定規かコンパスなどを取り出し、しまい忘れているともうそこで忘れ物は始まっていて、学校でいざ授業というときに忘れたことに気が付き、あの時にしまい忘れたことに思い当たるなんて経験はだれしもあるでしょう。
こんな感じで中高大学と進んでいきますが、忘れ物をしてもごまかし方が上手くなるので、いつか自分が忘れ物をしたなんてことも覚えていないで過ごしていきます。
社会人になったら忘れ物は恥かきごとですし、仕事上のことであれば叱責ものです。極力忘れ物をしないよう注意をして動くので忘れ物の回数も減りますが、それでもスマホを忘れたとか、財布やICカードを忘れたなど思い出したように忘れ物が発生します。
これらも仕事にさほどの影響がない限りそのまま仕事に就くでしょう。仕事の打ち合わせなどで書類を忘れた場合などは、大きな減点として自分自身に残ることもあるでしょう。そんな風にやはり少なからずは忘れ物はしているはずです。
もへじは自慢じゃないです傘を忘れ後日その傘を取りに行って、帰りにどこかに寄ってまたその傘を忘れたなんてこともあります。
ガスの火を点けっぱなしでバイクをすっ飛ばしている途中にそのことを思い出し、焦って帰宅したなんてことも多々あります。良く火事を起こさなかったものだと思います。
ガスで空焚きになっても、あれって、意外に火事にはならないもんです。と言っても1-2時間で気が付けばです。それ以上経っていたり、油を使って火をつけたまま忘れたら大変なことになりますのでこれは絶対に止めましょう。
最近はガス器具は空焚き防止機能があるので便利になりました。それでも鍋の中は真っ黒に焦げて、鍋ごとの処分ってなことも何度か経験しています。
年を取ったから物忘れが多くなったのでしょうか。
比較的若いころから物忘れは誰もがしていると思います。
子供のころ物忘れをしたことがないなんて思っている人は、物忘れをしたことを忘れている人です。忘れ物をしない人はいません。断言します。
では、年を取ったら本当に忘れ物が多くなったでしょうか。それは間違いなく忘れ物が多くなっています。一つ一つの忘れ物が起きると、その忘れたことに対してはっきりと忘れたことを後悔をするようになって忘れないで覚えていることも多くなってきています。
もへじの行動パターンからの忘れ物考察
- 何か忘れたのは分かるけど何を忘れたか思い出せない。
- 何かをしていて無意識に物を移動してどこにやったか思い出せない。
- 無意識状態行動による物忘れ。
- 例えば眼鏡をその辺に無意識に置いてしまうなど。
- 何かをしようとして、その途中に他のことをしてしまいその何かを忘れる。
- パソコンに集中して、ながらでやっていることの方を忘れる。
- 無意識ルーチンは記憶に残らない。
忘れ物をしないためには
- ながら作業をするときに忘れ物は多発しやすい。
- ながら作業(同時並行作業)の時には放置作業は必ずタイマーをセット。
- タイマーをセットしてもタイマーを止めて作業を継続しないで、タイマーをセットしたこと先に処理する。そのままにすると、例えば調理だと焦がすことになる。
- 広告の裏面をメモ用紙サイズに切っておき、なにをするかを簡単にメモする。用意したメモ用紙をもったいないと思うのは止めてどんどんメモして捨てていく。
- 買い物は主要な物だけでもメモしてから行く。
- 三つや四つの項目なら覚えられるなんて自分の記憶力を信じないこと。路傍の花を見てきれいだなで、覚えた記憶の一つが落ちる。
- メモができない項目はルーチンを頭に入れておく。
- 頭に入れたルーチンを無意識に行わないで考える。これは薬などの重複服用を避ける。
- 無意識に行うと一つぐらいのルーチンが抜け落ちても気が付かない。
- 無意識ルーチンは顔は洗ったけど歯は磨いたかどうかを忘れる。
- 席を立つときは席回りをチェックする習慣を身に着けておく。
- チェックは指差し声出しする。(衆目の中では黙読風に声出し)
- 頭の中にあれこれと思いを巡らせないで、頭を空っぽにしておくことも大事。
- 特にPCやタブレットス、あるいはマホに依存ししていると物忘れの発生頻度が高くなる。
- とにかく無意識ルーチンは何をしたかを覚えていないことが多いので、無意識でも無意識にやらず声出しチェック(黙読風でよい)
- 置き場所が決まっているものは元に戻す。でないと、置いた場所を忘れて探し回ることになる。
まとめ
物忘れ自体は年齢年代性別関係なく起きることなので、物忘れを失敗と思わないことが大事です。失敗と思うことで記憶に残すことが物忘れが増えたと思う原因です。
そして『物忘れをしないためには』の項目で同じような項目が多くあてはまるタイプの方は、その物忘れは基本的に無意識に行おうとした結果の物忘れです。 人は慣れ親しんだ生活の中で実に無意識な行動をするものです。
慣れ親しむというのはその分を経年しているということです。つまり同じ生活を繰り返し年齢が上がってきているので、顔を洗うトイレに行くなども含めルーチン行動化して体勝手に動いているのです。
この勝手に体が動いているのは脳から出たふぁっとした命令です。洗濯物の『せ』ぐらいで【洗濯物を取り込まなければ】を認識する前に、洗濯物の『せ』で体がその反応をして動いているものだから、途中で、あれ、私、何をしようとしていたのってなる。
無意識に行った結果は自分がその行動をしたことを覚えていないのですから、あちらこちらに置いたままにしたものも、あとで、あれ、あれはどこ行ったとなります。
行動をしっかり認識するには洗濯物の取り込みと思ったら、洗濯物の取り込み取り込みと口に出して三回言うのが良い。口に出すのが嫌なら頭の中で黙読風に三回。そして途中何があっても、例えば靴箱が燃えていても、それは無視して洗濯物を取り込むぐらい真っすぐ一直線に行動することにより、あれ、なにをしようとしてここに来たのかしらなんてことが少なくなると思います。これ、ボケ防止対策にもなると思う。
年を重ねてくると物忘れをしたことを、どういうわけか覚えていることが多くなって、物忘れがひどくなったんじゃないかと思うけど、忘れ物は子供のころから同じぐらいやっているはずなので、年を取ったからと自分を自己暗示にかけないことが大事です。忘れ物日常茶飯上等です。
なんにしても年代が上がってくると、しなきゃいけないことが多くあるので、あれもこれもとで頭の中が知らずにいっぱいいっぱいになっていることが多いので、肩の力とひと息抜いて、鏡を見てニッコリと余裕を持ちましょう。
・・・ととと
鍋が噴きこぼれてるよ~っ!
See you.