サクランボとヤマモモ
2020年7月11日
序
知り合いがサクランボをくれるというので貰いに行ってきた。
知り合いからサクランボをあげるという電話かかってきたのは、昨日の夕方である。もう外へ出るのがめんどうくさかったので明日もらうという約束をしたのだ。
そうしたら明日になったら相手が車で届けてくれるというのだ。
だから都合のいい時に電話をしてというので、電話をかけるのが大嫌いな静吉は、仕方なく午前11時頃電話をした。
電話になかなか出ない。
やっと電話に出た。
話し声がなんとなく寝起きのようだった。
それでいろいろ話を聞くと、昨日の深夜眠れなくてウロウロしていたらしい。
友達の多い人だから遊び相手は結構いるので、誰かと一緒にうろうろしていたのかもしれない。
明け方の3時頃に吉牛で牛丼を食べたとかも言っていた。
そんなわけで今はまだ届けられないから、届けられるようになったら届けるねと言って電話が切れた。
気にしてもないのだが、それから夕方5時頃電話があった。
疲れちゃったからもう車の運転できないから、届けられないから取りに来てくれって言うのだ。だけどその前に疲れたので30分ぐらい寝たいから、30分後ぐらいに来てくれということだった。
破
本当はサクランボなどはどうでもいいのだけど、くれるという行為を無下にしたくはなかったので、行きたくない気持ち90%で出かけることにした。
残りの10%はその人の家の近くの中途半端な緑地みたいな土地に植樹してあって、その中の一本の木がヤマモモなのだ。
この季節だから、ヤマモモの実がなっているだろう。
そう思って出かけることにしたのだ。
八王子市の区画整理で余った土地なのだろうか。
中途半端な余った狭い土地に植樹がしてあって、樹木は色々だがやそこに1本ヤマモモの木が植えて会ったのだ。
最初に見つけたヤマモモは小さいけれどたくさんの実をつける木だった。赤くなった山芋の実を口にいっぱい放り込んでジュースを吸い出すように食べて大粒の種を外吹き出す。そんな食べ方をしていた。
実は公園のヤマモモにあうまでは、静吉はヤマモモという名称からどんなにおいしい果物なんだろうと思っていたのだ。
桃は好物です。
その好物のモモの名が入ったヤマモモという木があることを知った。
たぶん新聞かなんかのニュースで見たんだろうと思うんだ。
ただヤマモモの実は日持ちがしないので、流通性が低いということなので一般の人に目に触れることは無さそうな果物であるらしかった。
それが、頭のどっかの隅に残っていたと思う。
そんなヤマモモのことは忘れていたが、あるときに公園でヤマモモの木に遭遇した。
その時にその木がヤマモモであると本能的にわかった。
自分が想像してたヤマモモとはまったく違うけれど、それでもその木と実がヤマモモでると瞬時に分かった。
それから数年間はそこのヤマモモの実がなると毎年その実を取りに行って食べていた。小さい実に大きな種が入っているので実を食べるというより潰してジュースを吸い込むそんな食べ方だった。
ヤマモモの実を取っては食べていて、通りかかる人にもこれがヤマモモの実ですよと教えてあげ、ジュースやジャムにできるんですよと教えてあげるのですけれど、誰も採取しようとする人はいなかった。
それどころか口にする人さえいなかった。
だから静吉がどんなに一生懸命にたくさん食べても、ヤマモモの実は公園の地面に 山のように落ちるばかりであった。
そんな時に知り合いの女性の家に訪問した時の帰りに、あれ、これヤマモモの木じゃあないかと思う木があった。
よく茂っていたのでその葉っぱをどかしてみると、大きなヤマモモの実がなっていたのだ。
今まで見ていたヤマモモの実は、何だったんだというぐらいに大きなヤマモモの実であった。
そのヤマモモの木に今年も実がついて、ぼつぼつ赤く色づいているのじゃないかと思って、サクランボをくれるという人のところに行ったのである。
その知り合いの人とは知り合って20年ぐらい経つかもしれない。とあるスナックで知り合った女性である。当時は30代半ばで小柄でぽっちゃりとした可愛い女であった。
一度離婚して子供は父親方に置いて家を出ている。
その女性とはつかず離れずでなんだかんだで20年近く知り合いをやっている。
思えばその女性はどうやら、今で言うメンヘラというやつなのかもしれない。 私にはそんな素振りは見せないのだが、鬱が入ると顔もむっくらと膨らんで表情がとろとしてることがあった。
電話の時の声もハキハキとした時もあればとろんとした喋り方をしてる時もあった。またイラついたようなしゃべり方をしてる時もあった。
だからでもないが、彼女とはほどほどの距離を置いて、友達としてたまに付き合っている。
友達として付き合ってると言っても、私は自分から電話をしたりするタイプではないので、相手から電話かかってきてドライブに行こうなどと言われると、都合が悪くなければそのままじゃ行こうかで行ってしまうそんな感じだ。
誰かと同棲したりしても結局別れたりする。
そんな彼女もすでに55歳になった。
急
それで彼女の家に着いてチャイムを鳴らすと目を覚まして起きたらしい彼女がインターホン越しに喋る。
上がって行けと言うのでちょっとお邪魔させてもらう。
サクランボもらって、彼女が誰かにもらった生餃子を4つとか 、どでかいさつま揚げとか、これまた北海道の友達からもらったというアスパラガスも分けてくれた。
さらには知り合いの人が作ってくれたと言ってもそれはお金を払うらしいのだけど添加物の入っていないチーズケーキも三切れ貰ってきた。
なんだかいっぱいもらって申し訳ないような気がする。私も旅行なのでお土産を買ってきた時には、できれば彼女の家に届けるようにもしていたのでそのお礼であると言う。
そんなことで色々なものを少しずつだけど頂いて帰路につき、ヤマモモの街路樹のそばに自転車を止めヤマモモの実を摘んできた。予めヤマモモの実を積む予定だったのでビニール袋は自分で持って出たのだ。
※街路樹のヤマモモの木とはいえ、実を摘むときにちょっと後ろめたい思いもするのはなんでかな🤣
いただいた生餃子はあまり日持ちがしそうになかったので、即焼いてみた。そうしたら今まで焼いた餃子の中で一番良く綺麗に焼けた餃子になった。
知り合いがサクランボをくれるというので貰いに行った。途中にヤマモモの木があるのでヤマモモの実を収穫できるので一石二鳥だと思った。
— 静吉@居直るど・ダ・ヴィンボー (@i_shizukichi) June 26, 2020
サクランボのみならず生餃子を四個貰ったので早速焼いていただいてみたところとても美味しかった。貰った餃子らしくそれをまた貰った次第😇 pic.twitter.com/IdT0dSXOWP
この餃子がまたやけに美味しかった。
どれぐらい大きいかというと中央の青い実が普通のヤマモモ(果樹としてではなくて街路樹として植えてあるような木)で大きい方だといえば、どれだけ大きいかお分かりだろうか。 pic.twitter.com/UOzbjA6Nzg
— 静吉@居直るど・ダ・ヴィンボー (@i_shizukichi) June 26, 2020
ほとんどの方が見向きもしないようなヤマモモの実ですが、静吉と同じように、ヤマモモの実が好きな方も稀にはいらっしゃるようです。
うちのマンションのヤマモモは手に届く範囲の実はもうなくなってしまいました。大きいのは別の木ですか。
— フェイスブックの裏表紙 (@syosetuka) June 26, 2020
見向きもしないのは知らないからだけじゃなく、 冒険心と遊び心のレベルが低いのかなって思っちゃいました。
ヤマモモの味はと言うと、そうだなあアセロラにちょっぴり松脂っぽいふ雰囲気を持たせた感じかな。甘味は少ないけれど、酸味が強く爽やかな味がする。
ただ食べ方としては実を食べるという感じではなくて、実を噛み潰しそのジュースを吸い取るような感じの食べ方になる。
この食べ方は口腔筋肉を鍛えるのにも良いのではないかと思う。
いくつか食べると、その後から、舌の顎よりの筋肉がややきつくなったような気がするよ。口の中を筋肉でヤマモモのジュースを絞り上げるように食べるからだね。
サクランボも刹那の果物ですが、ヤマモモはもっと刹那に過ぎゆく時を静吉に教えてる初夏を告げる果物です。
追伸:ご訪問いただいた方全員にブログカードお配りしています。
このブログバトンカードは ますを さんから回ってきた由緒正しきものです😇
誰か貰って記事を書いてください (またまた ますを さん呼び出しちゃってすみません)
バトンなんで、誰か受け取って、お願いします。
貰っていって、ブログ記事を書けよ😁
※ブロガーバトンが主体の記事でも良いけど、記事を書いたあとに誰かにブロガーバトンを渡すのがブロガーバトンとしてのセオリーのようです。
自分の性格では記事に書いて特定の誰かにってことが出来ないのです。知っている方のブログに行って、そこでコメントで書いてって言うのは出来るけどね。
…なんだろう、これ😅
ブロガーバトンの書き方うんちく講座😎 - チコちゃんに叱られないブログ
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
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