キメラアント
2020年8月5日
排、獰猛です。
中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍
序
7月の22日のことなんだけど Twitter に 個室差額病床の空室の新型コロナウイルスの患者の受け入れに使うらしいようなツイートがあった。
そのツイートに合わせて静吉がとある大学病院で入院した時に、個室差額病床を使ったことがあるのでそのことをレスポンスツイートした。
それで当時のことを思い出したので、個室差額病床に入院した時のことを記事にしてみたいと思いました。
意外と Twitter からブログの記事ネタを結構拾えるもんだなぁとそんなふうに思っています。
それではまずそのきっかけのツイートを紹介したいと思います。
硬膜下血腫でとある大学病院に入院したことがあります。
— 静吉@居直るど・ダ・ヴィンボー (@i_shizukichi) July 22, 2020
一般病棟希望でしたけど空きがないので、歩行などに異常が出ていたので空きを待つほど余裕がなくて、一般病棟価格で一週間個室で優雅に過ごせた経験があります。
手術は頭の左右に穴を開け、ドレンを挿され蟻さんみたいな姿でした🐜
ツイートにレスポンスした通りの内容なんだけれど、その前後はちょっと大変だったのでその辺のことも記事にしてみたいと思います。
破
岡山旅行
事の起こりは2012年10月下旬に岡山へ観光旅行に行った時の事です。元女房と一緒に旅行に行っておりました。
この時にはもうすでに硬膜下出血をしていたのですが、まさか自分がそんなことになっているとはつゆ知らずの旅行でした。
実はこの旅行に行く一か月ほど前から散歩していて、どうにも足の指先が違和感のあるような気がしていたのです。
あれあんまり歩かないから歩き方忘れちゃったのかなぁなんて思いながら、せっせせっせと歩いていたのですけれど、まさかそれが硬膜下血腫症状の出始めとは夢にも思っていませんでした。
歩くのにどうということはないのですが、足を下ろした時に足に伝わってくる感覚がなんとなく違和感があるのです。たくさん歩けばそのうち治るだろうそんなつもりで歩いていました。
そんな中予約してあった岡山旅行に行くことになりました。
初めての岡山旅行だったので女房と二人でいろいろなところを観光するつもりでいました。また岡山の備前焼まつりも見学するつもりでした。
行は夜行バスで行くことにしました。
一人一席の夜行バスでしたから、 夜行バス泊まりで快適に眠りながら岡山へ行くことができました。
画像で紹介する岡山旅行
かなり前になるので岡山旅行で備前焼まつり会場と岡山城に行ったことは覚えていますが、その他は余り覚えていませんので、画像で紹介していきます。画像アルバムと思ってください。
備前焼祭りはJR伊部駅周辺で開催されていました。当然と言って良いのかどうか分かりませんが、2020年は備前焼まつりは中止になっています。
この頃だからでしょうか、はっきり言って備前焼は素人目にもランク落ちの緩い作品ばかりな感じでした。
岡山の有名なB級グルメのホルモン焼きそばは、肉は油身ホルモン屑ばかりで、焼きそばも油っぽくてまずくて食べれず一口口に入れた後は全部残しました。
出入り口付近の会場で秋蕎麦というのがあったので、これなら美味しいかも食べてみたけど、これも酷いものでした。
備前焼まつりは人出はそこそこだったけど内容的にはひどかったなあと、それだけ覚えています。ローカル過ぎて備前の名がかわいそうなくらい。もし関係者の方が見ていらしたらごめんなさいだけど、あの時は食べ物も本当に備前焼もひどかったです😅
懐かしいツチノコ😍
んで、次の日は岡山城です。
岡山城はとても端正で洒脱なきれいなお城でした。
急
岡山での観光も終わって新幹線で東京へ帰るとになりました。それまで普通に歩いて普通に観光を楽しんで岡山城の天守閣まで登って降りてきました。
そして新幹線で東京駅に着いた時に、ホームから連絡通路へ降りる階段でふらついて女房に抱きとめられました。その時になって初めてまともに歩けない状態になっていることがわかりました。
といっても気をつけて歩けばまだ自分をコントロールできるので、東京大丸デパートにへ行って当時話題だった特製の牛肉弁当を買って帰ってきました。
家に帰ってきても、しかしながらどうにも様子がおかしいので、これは駄目だから女房に大学病院に連れてってくれと言って夜間に救急外来で大学病院に行きました。
病院で一応の審査を受けたのですが、私の喋る言葉も普通だし、脳梗塞の様子も全く見られないので不思議がっていました。
で最後の検査で、じゃあこの線の上をまっすぐ歩いてみてもらえますかと言われて、真っ直ぐ歩こうとしても真っ直ぐ歩けないのです。
それからすぐ CT だったか MRI 検査をしました。
そうしましたところ硬膜下出血があるとのことでした。
そういえば思い出してみれば自転車で電柱に頭をぶつけたことがあったのです。多分その時に電柱に頭をぶつけたことが硬膜下出血の原因だったろうと思います。
手術しなければいけないけどどうしますかと言われたので即手術してください。と言って手術をしてもらいました。
硬膜下出血ならくも膜下出血と違って、頭蓋骨と脳の間に血液が溜まって脳を圧迫するので水頭症的な症状になるのです。
このことは身内に同じ例があったので知っていましたので、 硬膜下に溜まった血液を抜いてもらいさえすれば完治することが分かっていました。だからすぐに手術をしてもらう決心をしました。
とんちんかんとんちんかんと頭を叩いてかどうかドリルで穴あけて、溜まってる血を物理的にドレインという管を通して排出することが目的の手術です。
一箇所だけ穴を開けるのかと思ったら頭の左右2箇所に穴を開けられました。頭の左右に二つ穴を開けられてそこにビニールホースみたいな管をそれぞれ突っ込まれ、その管の先には頭の中に溜まった血液をためる袋が付いています。
その姿はまるで蟻さんです。
ちょうど行きつけのスナックのコミック好きのお兄ちゃんからハンター×ハンター面白いからと単行本を全巻貸してくれていたのです。そのハンターハンターを読んでキメラアントが出てくるところだったので、自分の姿をそのキメラアントと重ねてしまいました。
個室差額病床
緊急入院緊急手術だったので一般病床が空いてなくて、とりあえず個室差額病床で入院してくださいということでした。
個室差額病床では高いと思ったので、いやいやそんな廊下の隅でも結構ですからとと言ったら、一般病床扱いで構いませんのでということなのでそれではと遠慮なく個室差額病床に入院することにしました。
一般病床が空いたらすぐに移動するということでした。
が、一般病床が開いたのか、開かなかったのか分かりませんが、そのままずっと個室差額病床で一週間退院するまで入院していました。
広く清潔でとても気持ち良く優雅に過ごす事は出来たのが、病院での個室差額病棟がというのはちょっと皮肉です。
退院する前の MRI 検査だったのかなあ、硬膜下出血は完治したのですが脳の血管に異常があることがわかりました。いわゆる動脈瘤というやつです。それもかなり大きな動脈瘤でした。
この動脈瘤の話を書くとまた長くなるので、項を改めて記事にしたいと思います。
とりあえず岡山旅行の帰りに大学病院で緊急手術入院をして、個室差額病床で優雅な時を過ごし、普通の入院代で済んだことがありました。硬膜下手術も順調だったし、入院代もそれほどかからずアンラッキーだけどとてもラッキーな出来事でした。
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
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