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高尾山に行ってきました。
年が明けて1月が終わり二月に入ってからずっと山に行きたいと思っていました。チャリで行けば1時間もあれば登山が出来るのに、その登山がなかなか出来ません。
やっと決心して昨日行こうと思って行けなくなった高尾山に、今日は頑張って行ってきました。
半年ぶりの登山に近いのでその感想はというと、約半年間甘やかしすぎた体にはたいそうにしんどかったです。
だらしなく 時過ごしてた 自堕落に わが身の重さ 山で知らされ
徘徊風流人:じへも
筋トレ号(アシストしない重いだけの元電動自転車)を漕ぐのさえもしんどかったです。午後1時過ぎに、何とか南浅川の廿里付近にやって来ることが出来ました。
今日はジョガーが背負うようなリュックで登山します。
バッテリーは10年前に使えなくなり、それ以来電動アシスト機能は使用していません。ってか、使用していませんじゃなく、それじゃ使用できないのですだろう!
この記事には画像を多用しますが、撮影は VGA で 640×360 ピクセルで解像度は 72dpi です。
ファイルサイズは1枚100KB以下で、単純に10枚でも1MB程度ですから、少し重たい画像の10分の1です。画像を20-30枚貼り付けても 3MB 以下ですから、ファイルはそれほど重たくないと思います。
今回は日付も入れてみました。
ん、なんだ、拾う!
綾南公園
廿里の町を流れる南浅川。この川の右手が道路になっていている。チャリなら甲州街道迄行けます。甲州街道中央本線高架横に出ます。
甲州街道に京王線の高架が見えてきた。チャリなら高架の手前を右に入れば京王高尾山口駅です。車ならもう少し先に行けば高尾山口駅の駐車場案内が見えます。
午後1時30分ごろ、平日で人がいないかと思ったけどまあまあの人出みたいです。
奥が高尾山ケーブル電鉄駅です。
ミシュラン三ツ星で紹介されてから数年間はここにずらっとケーブルカー待ちの行列が出来ていたものです。京王高尾山口駅には観光バスも乗り付けて来ていました。
稲荷山コースへ行きます。ケーブル電鉄駅の左手が稲荷山コースの登山口です。
クロックスのサンダルスニーカータイプで行きます。
高尾山の稲荷山コースは以前には素足で何度か上ったこともありますので、サンダルでも履いているだけましです。猿も少しは人に近づきつつあるのです。
稲荷山コースの元となる旭稲荷様にお参りをして行きます。二社ありますので二社お参りします。ちゃんと賽銭も投じさせていただきます。
歩き始めて600メートルです。
体がなまっていて、ここでもう心が折れそうになり、引き返したくなりました。
それでも1.2kmまで来たのです。
なんとか稲荷山までたどり着いたようです。
なんとか2km歩いたのか・・・
アベック様に声かけてデジカメさせてもらおうと思ったけど、無視されました。異国の方のようです。今日は異国の方のアベックが実に多かったです。
さあ、あと700mだ、頑張ろう。
高尾山には脇道も多い。真っ直ぐ行こう!
これはムラサキシキブの仲間で「ヤブムラサキ(藪紫)」です。誰かが撮影していたので、なにがあるのと聞いて、一緒に撮影させてもらいました。その方は名前は知らないそうで帰ってからネットで調べると言っていました。
花をデジカメして高尾山山頂のビジターセンターで木の名前を聞きました。
最初ムラサキシキブですねと言っていたのですが、わたしが不思議そうな顔をしたのが分かったのか、葉を触ってみてフワフワしていたらヤブムラサキですと教えてくれました。
葉は確かにふわふわしていました。
ムラサキシキブの葉は毛が生えていないのでふわふわしていないから違いが分かります。花だけでなく出来れば葉姿なんかもデジカメしてもらえるとより同定しやすくなりますと言っていました。ビジターセンターの『たづこ』さんは、植物関係にはとっても詳しいのです。
あと300mだ、うぉっしゃああ!
後ろから来た人に抜かれながらの登山でした。いつもなら抜かれるより抜くことの方が多かったのに、ブランクが空きすぎたのと、寄る年波の影響もありますかね。
ここは高尾山山頂直下の休憩所です。ここも分岐があり道が交差する場所です。
こんな地図があるんですが、分かりにくいことこの上ないです。左右の分岐は無視してまっすぐ行きましょう。
真っすぐはこの階段です。
200段ぐらいあるとかで、最後の心臓破りの階段です。ちなみに右手に行けば大型トイレがある場所に行けます。大型トイレからも高尾山山頂はすぐそばです。
左は小仏城山方面に向かい、高尾山山頂を回避する南トラバースルートです。
さあ、心臓破りの階段を登っていきましょう・・・ハア、ハア…
ハア、ハア、ハーヒフヘホ…
山頂部分が明るい空間となって見えています。もう少しです。
見えた、高尾山山頂!
午後2時45分高尾山山頂、人は少なめだね。
午後だし、雲も多いし、富士山は見えない。
植物の名前を聞いたところです。
実はここが本当の山頂で、高尾山にある三角点の場所です。
山頂付近で少し休憩しました。休憩で柿ピーを一袋いただきました。
石垣からギボウシが生えています。
さあ、ちゃっちゃと下山します。この先の左が大型トイレのある場所です。
一号路からここへ入って直接いろは分岐に向かいます。いろは分岐から吊り橋コースを通る予定です。
ここには二つの木階段があります。
いろは分岐近くの標識です。実際のいろは分岐はもう少し先になります。
はっきり言って理解しにくい看板です。
- 『自然研究路4号路ケーブルカー駅』【吊り橋・ケーブルカー駅(へ)】
- 『高尾山頂いろはの森コース』は【高尾山頂(へ)】
- 『自然研究路4号路を経て高尾山頂へ』は【4号路から高尾山頂(へ)】
って、単純化すれば分かりやすくなる。
自然研究路なんたらは、コース案内に必要がない。歩行中にさっと行く先方向が分かるようにすることが大事。道路の交通標識みたいに直感で分かることが登山で迷いを少なくする方法の一つ。
分かりやすく『4号路』だけで良い。
日影バス停から「いろはの森コース」は、この標識迄登って来た時点で必要ない。
全く高尾山の標識は至る所でこの調子だから、高尾山の標識ほど混乱を招きやすいものはない。
高尾山下山時で大型トイレのあたりで高尾山略地図パンフレットと案内看板を見比べて不思議そうにしていたらら、分かるかいって声をかけたら分かりますって言うからじゃあきをつけて行ってねって言ったら、そのあと3号路へ行きたいのですって尋ねられた。
もともと方向音痴な私が何度も高尾山に来ていて、いまだよく分からないところがあったりしているのだ、高尾山でうろうろするより、一本道の陣馬山に行く方がよっぽどコースが分かりやすくていいのだ。
高尾山の観光案内パンフレットにある略地図では、コースの名称ぐらいは分かってもごちゃごちゃコースがあるので、実際は分かりにくいっちゃこの上ないのだ。
いつもはチャリで日影バス停方面に来るから『いろはの森』を下山することが多いのですが、今回は高尾山口駅にチャリを停めているので、吊り橋からケーブル駅方面に向かいます。
吊り橋です。今日は特によく揺れていた。老朽化してきているのか?
1号路が見えてきました。右の山門は浄心門です。
蛸杉
猿園(コースは1号路)
猿園のケーブル駅より側の少し先が病院道コースで琵琶滝へ下山できます。
奥右が病院道コースです。(最奥に人が立っているところがそうです)
さあ、ちゃっちゃかと下山していきます。このまま1号路を下山しても良いと思いますが、高尾山口駅まで下りのコンクリート道なので、これが結構足に負荷がかかるので登るときは良いけど下山では歩きたくない道になります。
この1号路は若い方たちやなどには、何でもないコンクリートな坂道参道コースです。
この画像で奥に標識がありますが、その奥にある道が3号路です。大雪が降った翌日歩くと最高に楽しいコースになります。秋なども日当たりが良いので気持ちが良いコースです。平坦ですが、少しロングコースになります。ここからも高尾山山頂に行けます。
高尾山直下にある大型トイレのところで、手持ちのパンフレットと看板地図を見比べて行く道が分かっていないように思えた登山者がいたから、「分かるかい」って声をかけたお姉ちゃんハイカーが歩きたかったのがこの3号路です。
奥に見えるのが地蔵平です。そこで右が琵琶滝へ下りて6号路と合流します。地蔵平から左に行けば高尾病院の横へ下りてきます。どちらも最後は清滝駅・山麓駅(これも分かりにくい!)で、高尾登山鉄道麓駅に出ます。
琵琶滝修験場が見えてきました。
6号路に合流します。
摩崖仏があるのだったかな。めったに行ったことがないです。
擁壁の上を歩く人がいるから擁壁の上がきれいになっています。自分も擁壁の上を歩く練習をしています。未知の山ではどんな細い道があるかもしれないので、その時の訓練のつもりです。あるいはどこでカイジをやることになるやもしれませんし。
道路に出ました。この道路は高尾病院へ行く車が走るところですから、車にも注意してください。病院道コースはここへ出てきます。
ユキノシタが咲いています。
ウバユリの花芽。
紅葉にプロペラ状の種が付いています。
午後4時10分下山完了です。
慶応高尾山口駅に行き駐輪してある自転車で帰ります。
今日はいくつかの登山ツアーがあったみたいでそれらのグループが集まって登山後のストレッチ体操をしていました。中には有料のツアー会社のツアーもあったんじゃないかな。
廃本日半年ぶりぐらいの登山で足慣らしのつもりが、本当に体は易きに流れてしまうものだと実感で、うんと疲れてしまいましたので早めに風呂に入って就寝したいと思います。
体は疲れましたけどやっぱり山歩きは楽しいです。もう少し山に行く機会を増やしたいなと改めて思いました。
取り敢えずは筋トレ号(アシストしない重いだけの元電動自転車)も高尾山口駅までは何とか漕げましたし、もう少し頑張れば日影バス停方面にも行けるかなと思います。
お疲れでございました。
♥ ♥ ♥ ♥ ♥
高尾山に登ってみませんか?
- 高尾山に行ってみたいけどって方がいらしたら、都合が合えば同行いたします。稲荷山コースか川沿い6号路コースで山頂を目指します。
- 下山は稲荷山コースか6号路利用で登りで利用しなかったコースを行きます。少し健脚コースになります。
- 装備は一般的な登山靴とそれ相応備品と服装です。綿類のシャツやズボンは避けて、乾きやすい化繊の衣服をご利用ください。
- 飲み水は最低で1リットルが必要です。登山中は水は手に入りませんが、山頂付近では販売場所がたくさんあります。登りで500ミリリットルボトル1本は最低限度の必要量になります。下りで500ミリリットルの計1リットルです。
- 行動食は飴などが30分に一個あるといいかな程度です。
- 山頂は料理も提供する店もありますが、店が混んでいたりすると食事にありつけないことがあるかもしれませんので、おにぎりなど持参するのがベストで、そのうえでお店が利用できたら利用する感じでお願いします。
- 所要時間は往復ゆっくりで3時間。山頂昼食休憩や、ところどころ休憩を入れて4時間~5時間ぐらいのコースになります。ゆっくりペースに合わせられます。
- 帰路はケーブルを使いたいって方はケーブル駅までご案内します。この場合はケーブル山頂駅前で解散となります。
- なお山行同行と多少の説明をしますけれど、登山リスクについてはすべて自己完結できて、他人のせいにしないってことが必須条件です。事故・怪我・遭難・全て自己責任です。心配な方は何らかの保険に入っておいてください。もちろん、救助お手伝いは出来る範囲で努力します。
- 京王線高尾山口駅前午前10時~11時集合。解散も同じ京王高尾山口となります。午後3時~5時ごろ予定です。
- オプションとしては高尾山口駅の温泉施設、『極楽湯』で入湯後、夕食なども可能です。各自自腹ですw
- 平日ならたいていは時間の都合できると思います。高尾山同行登山にご希望があれば、プロフィールにメールアドレスがありますのでそちらからご連絡ください。
- なお登山開始時に、同行者各自の自己登山である旨の書面にサインをお願いをしています。