チコちゃんに叱られないブログ

人生は雑多なのです😋

なんてことだそんなこったぱんなこったでどうでもいいかあ!


とある徘徊の夜。

 

行きつけの居酒屋みたいなところに行った。

 

居酒屋みたいと言っても、ここで料理はなにも注文はできない。食べるものは勝手に出てくる。食べたければいつまででも何か出してくれる。かといって食べるものにそんなにバラエティはない。

 

出てくるものを食べていたらそのうちにお腹がいっぱいになる。最後はちょっとしたフルーツまで出てくる。

 

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メニューはないけど突き出しのような小皿にいろいろな料理が出てくるが、それが全部が飲み屋やスナック焼き鳥屋に至るまで多くのアルコール系を中心とした店で出しているお通しってやつだ。 

 

お通しの料金は500円。

 

自分の腹具合に応じて適当にもう十分ですと止めないと、本当に色々出てくるので小鉢でも食べきれない感じになる。少し早めにストップしてもらうけど、止めてからもコース料理で出てくる程度の果物も出るしさらにはお菓子も出してくれる。 

 

◇◇◇◇◇

 

居酒屋ってのは色々な品ぞろえで客の要求に応じて料理を出してくれるところです。 アルコールが中心だけどウーロン茶でも飲んで居酒屋で食事をしたってかまわない。まあ、常識に考えて滞在時間は小一時間と言ったところかな。それでも行きつけになっていればもっと長い時間滞在して周りの客と楽しむことも可能だ。

 

ただその場合はお腹が膨れたら様子を見て、店が混んできたら席を空けるぐらいするのは常識というものだ。だって居酒屋は酒を飲みながらゆっくり楽しむ場所だからだ。腹がきつくなってはもう注文も出来ないのだから、ラーメンを食べ終わってラーメン屋で長居をすることがないのと同じだ。逆にラーメン屋でもアルコールを飲むときは少々長いになるのは、その場合はラーメン屋が居酒屋風扱いとなる。 

 

居酒屋みたいなところってのは、感じは居酒屋だけど居酒屋のようなシステムになっていないので居酒屋みたいなと言ってみた。

 

ここ八王子には意外とそんな感じの飲み屋もいくつかあるようで、他にもそういった店があった。そこはお通し代は1000円位だったと思うけど、やはりストップしないと次から次へとその時にある食材をを出してくれる。

 

だがそこは高齢でもう店は閉めてしまった。

 

お通し代が500円から1000円だからそんなに高級なものは出てこないよ。例えば枝豆ちょこっと、ベビーチーズ一個、シラス大根、とろろ、スライス玉ねぎ、トマト、トウモロコシ5cmカットなどが基本で、これに客が持ってきたから唐揚げだの餃子だのお菓子だのが加わり、最後はフルーツもちょこっと出る。

 

居酒屋風でもここはカラオケもある。カラオケは1曲100円。まあ、これはスナックでも100円の店も少なくない時代だけど、さらにその居酒屋風の店は5曲以上は500円で何曲唄おうと料金は変わらない。あとは飲み物の料金だけだ。それもボトルキープをしてあればそんなに料金は高くならない。

 

そんな店だから客も多い。

 

実に客が多く、8時台では店に入れないことも多い。

 

昨晩は午後8時ごろ自宅を出て散歩という徘徊ではなくて、その居酒屋に行くためだけに散歩を兼ねて行った。居酒屋に着いたのは9時前だった。客は4-5人ほどいた。それほど大きな店じゃないから8人程度で一杯になる。空いてる席に腰を下ろした。

 

いつものように、ほどほどでよろしくとお願いしてお通しを出してもらう。

 

嬉しいことに今日は寿司の小パックが出てきた。私(わたくし)、寿司は別腹でございます。こういうのは貰いものか何かの場合が多いので客でシェアするのですが、その日は全部食べても構わないというので六貫全部いただいちゃいました

 

なんと霜降り状のトロも一貫入っておりました。

 

腹のところの白っぽい霜降り状のトロよりも、腹から背寄りの赤身の中により細かく脂が差し込んでいる方が好きなのですが、あちらの方は総菜寿司にはそうは回ってきませんので、白っぽい霜降り状のトロでも十分私にはありがたいです。

 

その霜降りの白っぽいトロ、最後に食べましょうと遺しておいて、小パックの寿司トレイの中央にトロが一貫。

 

その時ママがそれを見てあらもう食べないのって言うから、違う違う最後に食べるために残しておいたんですって慌ててこれはおれのものだ宣言をしておく。

 

危ない危ないwww www

 

さあ、このトロどうやって食べようか、れだけ白っぽいと魚の油とはいえ脂分が強いので味が脂のうま味だけになってしまうのだ。このトロを醤油だけで味わうのはもったいないので何かないかと目を泳がせると、七味があった。

 

白っぽいトロの握りに七味をかけてから醤油に付け、トロを口の中に入れる。一瞬取り返しのつかない失敗をしたかなと思った。

 

けど、

 

けど、

 

これが美味かった。

 

まさか、七味が寿司のトロに合うとは思わなかった。ゆずの香りがしっかりしていた七味なのも良かった。本当に美味しかった。ぜひ皆様お試しあれ。

 

◇◇◇◇◇

 

しかし、今日はそういう話を書きたかったわけじゃない。

 

断じて違うのだ!

 

この店に私は金曜日にも行っていた。

 

食べるものも食べ、カラオケもたくさん唄って十分満足した。

 

会計をして帰ることにした。

 

ママに会計と言ったけどママは他の客の帰りと重なったので忙しくしていたので取り敢えず5000円札をママの手に渡した。ママはそのお札を見る暇もなくて棚に置いて立ち上がって帰る客の対応をしてしまっている。

 

私の料金は炭酸1本とお通しとカラオケの3つで、それぞれが各500えんで3かけで1500円なので、釣り銭の3500円を待っていたのだけどママは他の客を送り出す方の動いてしまってそのままになった。

 

その客の帰るに連れてボクももう店を出てきた。

 

なんとなく、お釣りを待って店に残るってのがその時の自分の気持ちと一致しなかったのだ。帰りたい時には帰るのが自分。お釣りはどうでもよくないけど、後でママが気がつけばよし、気がつかなければそれでもよしだった。

 

別段に自分が豪儀だからってそんな風にしたわけじゃない。多分ママはぼくに千円って雰囲気を出したんだと思うのだ。だから一枚の紙幣を千円札と思って受け取り棚に置いて帰る客の方に気の軸足を移したのだろう。

 

その根拠はなにかというと、私の規定料金はほぼ1500円。

 

それなのにお通しを少しでと抑制しすると、ママは十分にお通しを出す接客していないから申し訳ないって思うのか、時々千円って人差し指を一本立てるのだ。

 

ぼくへの会計がそんなことだから、他の客に比べて、ボトルキープで飲んでいる人よりも会計が安いことも多々あるので、そのことを一部の他の客に何か言われたりするみたいで、千円の時はそういう人がいる時は指を一本立てるだけなのだ。

 

アルコールを飲まないのでボトルキープもしない。

 

炭酸を飲むだけ。

 

たまにショットでウィスキーをダブル一杯飲む程度。

 

その分カラオケはたくさん唄う。

 

そこの居酒屋はもともと客単価は低いけど、そんな中でも私への売り上げは単価は最底辺なのだ。つまり金になる客でもともとない。

 

私は500円玉貯金をしているので、居酒屋風の店で1500円で500円のお釣りを貰うのもうれしいのだ。それでも1500円払うよりは1000円で済む方がそりゃあありがたいよ。でも、ちょっぴり他の客に済まないなあって思わなくもない。

 

それで客と一緒に店を出て帰ってきた。

 

そして月曜日の昨晩の状況が先に書いた小パックの寿司が出た風景なのだ。そしていよいよ会計の時が来た。

 

さて、ママは棚の上にあった5000円札を見て、その時どう思いをめぐらしたか、何とも思わなかったかの答えが会計の時に出る。

 

どんな答えが出ようと、私からそのことに触れるつもりはこの先も全くない。

 

もう、触れるには時間も経ち過ぎた。

 

そしてその答えはこの記事でも触れることはしない。

 

どんな答えが出たかは想像に任せる。

 

居酒屋風の店に行く前にセレオ(JR八王子駅)によってフランスパンを買ってきた。毎日の朝食用に最近はフランスパンピザトーストをいただいているので、フランスパンも定期的に補充しないとすぐなくなる。カットして冷凍しておくのだ。

 

居酒屋風の店で会計をしてもらって、買ってきたフランスパンの袋から菓子パンをひとつ取り出してママに渡す。ママは良いのって聞く。うん、自分も同じのを買ってある。この前はそれも帰る途中で知り合いに会ってあげちゃったけど、今夜はもう遅いからだれにも会うこともないから大丈夫って答える。

 

歩いて帰る途中、もう11時過ぎというのに知り合いに会った。信号待ちの交差点だ。その知り合いは、明日は休みだから楽しんでいるのって少し酩酊していた。ちょっと話していただけだけど青信号が点滅に変わっていた。

 

女はこの先でもう少し飲むのって言っていた。

 

付き合ってあげたかったけど、帰ってからもまだやることはあるので、そこで別れて帰ってきた。

 

帰る間に、居酒屋風のお店のママにもらったプリンがあったので、そのプリンをプレゼントしたらアルコールが入っているせいもあってかずいぶん喜ばれた。

 

プリンの前に先の菓子パンをと思ったんだけど、袋の中に手を入れたらプリンが手に触れたので今日はこの菓子パンは持って帰りたかったから、手に触れたプリンを取り出し渡したのだった。

 

プリンも食べたかったけど…

 

私が、渡る方向の信号が青になった。

 

私は、信号を渡った。

 

信号を渡って歩道を少し歩いて、先の信号の方へ振り替えると女が手を大きく振っていたので、手を振り振りして帰ってきた。女の方の信号はまだ赤だった。

 

これも昨晩の信号を一回待つ間の出来事。

 

なんてことでも時には拘らず、時にはどうでもいいかあって流す心の柔らかさというのかズルさというのか、あるいはそれは自分の優柔不断さもあっての心の弱さでもあるのかしれないが、こうやってブログって見ればそんなこともどうでもいいかあなのである。

 

 

 


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