1月1日 正しく元旦
2020年1月2日
2019年の大晦日(おおつごもり)で、1月1日は山に行くぞと決心していた。
山は高尾山でも良かったのだけど、大晦日から元旦にかけての高尾山は1号路以外は入山規制となっていたので、それならばお気に入りの東尾根を登って景信山へ行こうと決めていた。
高尾山の入山規制は稲荷山と6号路です。
これは山頂に人が溢れてしまうので山頂への入山規制をかける以上は、稲荷山コースやや6号路から登ってくる人が山頂にやって来ては入山規制も何もないので、そのための登山口封鎖処置です。1日夕刻にはその入山規制は解かれているようでした。2日目の今日入山規制があるかどうかは分からないです。
そんなわけでマイペースな私は自分の思うように歩きたいので、最初から景信山と決めていました。いや、高尾山へは日影から北尾根で高尾山山頂へ行くという手も無くはないけど、人が溢れている山頂にそんなに興味はないです。
なので候補は景信山と選定し小仏城山から日影乗鞍を下りると決めての出発です。朝8時前には自宅を出ることが出来ましたので、時間的余裕もたっぷりあります。
画像は廿里の町と高尾街道です。左に行けば200mちょっとでJR高尾駅正面に出られます。右手に行けば元八方面ですが、直ぐに桜で有名な農林水産省の研究所が左手にあり、ここは色々な桜の品種があってシーズンには人出で賑わう場所です。
先の廿里の交差点を直進して60mほど来たら左手から後光が射してきました。
『五劫ごこうの擦すり切きれ、海砂利かいじゃり水魚すいぎょの水行末すいぎょうまつ・雲来末うんらいまつ・風来末ふうらいまつ喰う寝る処ところに住む処ところ』とばかりに、この世でなんとか息を吸っていられ喰う寝ることも出来ているのも神仏のお陰なりなので、こちらさまで年始のご挨拶をさせていただきました。
こちらは御嶽神社になります。
後光が差していたありがたい神社です。
後光の後光と寿限無の『五劫』とはゴロが同じだけで、ゴロ擦れ合う多生の縁と申しますのでね。どんな縁も大事にして行きたいものです。この縁でカミさんを迎えることも出来たわけです。
もへじが、カミさんを迎え入れたと、はてなブログ界隈では話題騒然なのであります。
『な、なんだかよくわかりませんが、とりあえずお疲れ様です』 とのご意見もあるように、実際なんだか分からないような記事を意図的に書いて来てしまいましたので、ここその顛末を微に入り細に入り、穴に隠れて冬眠したいかなと思いましたけど、白日の下に曝しちゃおうってことなのでございます。
こちらも甘里町でございます。
ここで暫し別れだった南浅川と再度出くわし、南浅川の左岸を進んでいきます。
この先の交差点を左に230mほど行けば甲州街道に出ます。
右手はまだ行ったことがありませんが、林野庁森林技術総合研究所にの方側に出て高尾街道に出られるみたいですから、散策にはよいのかなと思います。
が、約三キロあるみたいなので徒歩だと小一時間かかるね。
どこかで通行止めになるとかの情報ありですが、自分で行ってみたことがないので不明です。 Google の地図では完全道路となっていますけど、ストリートビューは少し入り込んで終わりとなっていますから山道かもしれません。
その交差点の右手に白山神社がありました。
白山神社は地元の氏神様になります。先ずは地元の氏神様に詣で、さらに崇敬神社にお参りするというのもありでございます。
二つの神様を崇敬しても問題は全くありません。二つどころか日本には八百万の神様がいますので全て崇敬されて問題はありません。
一見こぎれいな神社だったのですが、狛犬は時代がかかっていますので、由緒ある神社とお見受けです。参拝させていただきます。
新しく建立されていますが氏神様なので歴史は当然にあるものと思います。手水もあり身を清めお参りさせていただきました。
と、見ると、えっ?
神棚って貰えるものなの?
これから山に行くんだし、どうしようかと逡巡したけど、思い切って貰うことにしました。神主様か巫女様らしき方にいただきますと声をかけて、いただいて帰りました。
白山神社のある交差点を突っ切って南浅川沿いから甲州街道を目指します。
ここの土手に左側にはフェンスがあったのですが、昨年の19号台風で破壊されてなくなってしまいました。このあとフェンスは設置されるかどうかですが、フェンスはなくてもいいように思います。
下記画像はGoogleストリートビューからの画像ですが、奉公的にはこんな感じになります。浅川沿いにフェンスも台風19号で取れる前の画像ですね。
この後甲州街道の方に進みます。実際はこの道は台風19号の影響でガタガタ状態です。
はい、そんなわけでなんとか日影バス停に到着です。
日影バス停に到着したのは午前8時前に自宅を出たというのに10時30分ごろになってしまいました。普通なら1時間程度で着いているはずですが、途中でデジカメしたり神社に詣でたりで思わぬ時間を取られたようです。
登山をするにあたり、わたしはこの神棚をチャリに置いて行くことは憚られたので一緒に登山に連れて行くことにしました。
さていただいた神棚ですが、神札がないので神様がいらっしゃらないかなと思います。
日本には八百万の神様がいらっしゃいます。
ならば景信山まで神棚を運び、そこで山域の精霊を自分の息吹き神として迎え入れて来ようと決心しました。
不遜かもしれませんが、古来から万物に精霊ありが八百万の神々であるなら、その神々と共にあるということで自分の息吹きもその末端に据えてもらうということです。
ザックの中に神棚を納めます。
さあ、神棚と共に登山開始です。
景信山に着きました。
東側(山頂)見晴らし台です。
景信山山頂です。
神棚を置きます。
こちら東面ですから八王子駅方向が見えています。
遠くにはスカイタワーもはっきり見えます。
神棚を東面に向けて配置します。
ここで山の精霊を神棚の中に迎え入れます。
充分に山の精霊八百万の神が宿ったと自分で納得しました。
はい、神様と私のツーショットです。
こうしてもへじはカミさんを自宅に迎え入れることが出来ましたのです。
景信山の茶屋で話をして、もう売るものが何もないのよなんて言っていたので、記念だからと発泡ワインの小瓶を買い求めてきました。
そして昨年のクリスマスイブにケーキもいただかなかったので、大晦日に買っておいたケーキを1月1日に、遅まきながらクリスマスイブのケーキとしていただきました。
発泡ワインを飲んだのと、登山の疲れも相まって、昨晩はぐっすり眠ってしまいました。
本日の目覚めは絶好調です。
夢も見たのかどうか覚えておりません。初夢と言えるのは二日目に観た夢とか大晦日から元旦にかけてとか入り色とあるみたいですが、年が変わって最初に覚えている夢が初夢ということで良いと思います。
なのでまだ初夢はお預けです。
皆様それぞれに素敵な2020年をお迎えのことと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
景信山での自分が写っている写真を見ると、ちょっと痩せてスマートになった感じだわね。へへ、これで、また、モテちゃうなあ (^^;)
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