住まい裏手の丘陵にキンランとギンランを見に行ってきました

↑スマホで音読再生不可 2023年4月20日木曜日

２０２３年度静吉チャンネルプレゼンツだよ😍

裏手丘陵の野生蘭

木谷美咲さん

Twitterでキンランとギンランの話題がありました。

前回より草体がずいぶんとしっかりしていますね。
キンランは特に見事な個体だと思います。

裏の丘陵にキンラン・ギンランを見に行ってみようかなと思うけど、膝蓋腱炎で躊躇してしまう😋
— ジャーニー＠静吉チャンネル非公認 (@i_shizukichi) April 19, 2023

食虫植物の本も出版されている木谷美咲さんのツイートでした。

ブログ主近くの自然

それでぼくも歩いて10分ほどのところの丘陵に生えている野生蘭のキンランとギンランに会いたくて、膝蓋腱炎で痛い左脚を引きずりながら見に行ってきました。

もう、こんばんはですね！
おお…キンラン、ギンラン。お写真ありがとうございます。素敵です。
膝は辛いんですよね。私も軽度ですが膝に水が溜まったことがあり、お気持ちお察しします。
— 木谷美咲『食虫植物のわな』重版決定㊗️ (@Dionaeko) April 19, 2023

そうしたところキンランの丁度よい開花期にあたったようで、すぐにキンランの開花株が目に飛び込んできました。

年々株がしっかりしてきている気がします。

中央高速道路

そしてここは中日本高速道路株式会社こと通称NEXCO中日本（ネクスコなかにほん）が、中央高速道路を維持するために隣接の土地の一部となっているので、宅地造成等の憂き目に遭わないで雑木林の自然らしさが残っているのです。

高速道路を作るために自然を切り開いた結果が、逆に高速道路周辺に自然がより残っているのも皮肉なものです。

自然保護と人間

この世に人間がいないわけではないので、ならば人と自然が折り合って生活するのは当然です。今では里山で落ち葉や枯れ雑木を集めたりしなくなっていて、住居近くの山は篠が多くなってどこも荒れ放題です。

荒れ放題が自然と思うのは大間違いです。

人はもう少し山に関わって自然に手を入れかつ保護するようにするのが本来です。

例えば人里近くの雑木林的丘陵地帯も人手が入らなければ、イネ科の篠が多くなって雑草とともに茂ってしまい、明るい雑木林の下床に生える春蘭などが生育できなくなってしまいます。

高尾山も昔から比べたらやけにヤマユリが多く咲くようになり、一丁平あたりはギボウシの群生地となっていますし、更には大ウマノスズクサが爆植していてとても本来の山の雰囲気を感じることが出来ません。

まあ、それも自然の移り変わりと捉え、長い目で見たら一過性のことなのかもしれません。

それでは次の項でブログ主近くの丘陵のキンラン・ギンランの紹介をしましょう。

ブログ主の生活環境

ブログ主の住まいは八王子郊外の住宅街です。

住宅街であっても年々交通量が多くなってきています。

そしてすぐ近くに中央高速道路が走っています。

その中央高速道路周辺の丘陵に昔風の雑木林の自然がそのまま残っていて、幸いなことに篠もまだそんなに生えていません。

ひょっとして誰かが手入れしているのかもしれないです。

家から歩いて10分程度の場所。

そんな場所でキンランとギンランが自生しているのを知ったのはずっと昔です。

ラミウム・ガリオブドロン

一瞬キンランかと思ったけどガーデニング植物でマルチング植物として重宝されているが一部逃げ出し、半野生化している感じのラミウム・ガリオブドロンだ。

葉っぱが違和感があるけど花はキンランみたいに見えなくもない。

キンラン

さてもう少し雑木林の方に入っていこう。

あ、あった。

キンランだ。

しっかりした丈夫そうな株だ。

キンランはすぐに数本見つかった。

狭い場所だけど丘陵風になっていて水はけが良い。

キンランの花のアップ。

黄色の花が複数本生えています。

ギンラン

キンランは幾つか見つかったけどギンランがないなあと思ったら、ギンランと遭遇です。

ギンランは花がなかなか全開しない感じですし、キンランから比べると弱々しですが、年数が経ってここの個体はしっかりして来ているような気がします。

登山のやり過ぎで膝蓋腱炎中でもあるのデギンランも見つかったので早々に帰ろうと帰りだすと、大きなギンランに遭遇しました。

大きいけど蕾はまだ上がりかけなので開花まではまだ10日以上かかるでしょう。

うん、大きくて立派な個体です。

キンラン、ギンランと見たので満足して帰ってきました。

雑木林のその他の植物

ヤマツツジ

ギボウシ

ヤマホトトギス

まとめ

新型コロナウィルス以降は歩いて10分のところにある丘陵に来たかどうか覚えていないが、一度ぐらいは春にキンランを見に来たかもしれない。

昔はキンランやギンランは車で遠くまで行ってみるもんだと思っていたけど、以外や住まい近くの丘陵に自生しているので驚いた。

高尾山では木谷美咲さんのツイートによると、クマガイソウ（ラン科）も咲いているそうです。

385回目の高尾山👺
今日は、教えていただいた
クマガイソウを見てきました！
斜面一面に咲き誇っていました🌸
その後、大垂水から城山へ
城山の八重桜と紅葉のコラボ🍁
なかなか良かったです！#高尾山 #高尾山の花名さがし #クマガイソウ #イカリソウ #八重桜 #小仏城山 pic.twitter.com/yFEhqqYm6x
— SHOJI (@rinrintora) April 19, 2023