2018年9月22日は旅行会社四季の旅さんを利用して、富士山吉田口五合目から下山するバスツアーに参加してきました。
下山ツアーなんてちょっぴり消化登山的かなと思ったのですが、ゼロ富士で富士山九号目まで行ったのですから、下山も五合目からやって行ってこいになるかなと思った次第です。
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先ずは、午前7時15分に新宿都庁下大型駐車場に集合です。
連休始まる前の土曜日なので、結構な旅行客がどんどん集まってきていました。
今一番ツアー客を集めているのはクラブツーリズム(クラツー)です。待合場所は右側全部がクラツーが利用しています。私もゼロ富士(海抜ゼロメートルから富士山山頂に登ろうツアー)で利用しました。
今回はこちらの黄色いバス利用です。
バス会社は東京パッセンジャーさんだったかな。通路も座席も広くて快適なバスでした。ちょっと空調が寒すぎた感じでした。
今回初めて利用する旅行会社さんだったので、どんなコースを通って走るのか都庁下から山旅ロガーを起動しておきました。結局、ごく普通の中央高速を利用して富士スバルラインで五合目まででしたw
今回の下山登山コースです。
※国土地理院地図
地図で出発から中ノ茶屋までがコースになります。
この間約15km以上標高差1100mの高低差を4時間程度で下りるのです。人の歩く時速は平均約4kmですから、4時間で16km歩けるわけですが、下りとは言え山道で15kmを4時間はかなり早いスペースだと思います。
出発が富士宮口五合目で、五合目から中ノ茶屋まで下山し、中ノ茶屋からはバスで 北口本宮冨士浅間神社 まで乗車し、北口本宮富士浅間神社に参拝して帰路につくということになります。
北口本宮富士浅間神社は、クラツーの富士すそ野ウォークぐるり一周ツアー初回に参拝したところです。クラツーと言えば、来週半ばに富士すそ野第13回目があります。
サービスエリア談合坂でトイレ休憩タイムです。
用(トイレ)を済ませ、下山中の昼食用の行動食的なものを購入したりします。自宅から用意してあるので、談合坂=団子で団子を買いましたw
車窓から岩殿山が見えます。
画像左端の岩面が見えているところが岩殿山です。岩殿山も一度登ったことがあり、稚児落としの方面まで行くとクサリ場があったりして初めての岩登り的体験練習に良い登山コースです。
一年前の岩殿山ブログです。
10:42 はい、そんなことで吉田口五合目到着です。
一般登山者的な登山のシーズンは終わっていますが、五合目は観光客がたくさん来ています。特に多いのは今は中国からの観光客です。
富士山小御嶽神社です。
参拝をしていきます。
ここも以前は山頂だったそうです。ら富士山には実に多く小さな山があったようで、それらの山の多くは富士山の噴火で呑みこまれて富士は現在のようなシンメトリックな価値になったそうです。
画像で左の小山っぽいところに建物が見えますが、あそこが先の富士山小御嶽神社です。ここから見ると確かにあそこも山頂だなという事が分かります。
四季の旅さんの添乗員(武内さん)が、こういったことを実にいろいろとガイドしてくれています。色々説明していただき、添乗員さん兼ガイド的役割をしてくれるので嬉しいです。
馬でハイキングも出来ます。
料金は15,000円位だとかです。
11:22 登山道は閉鎖されています。
と言っても登っちゃダメという事ではなくて、登るんなら自己責任で登りなさいよという事です。
フジアザミ
一番人の多い富士スバルライン五合目から、これから吉田口五合目に移動します。ゼロ富士で利用した表口冨士宮五合目もあり、富士山には五合目は幾つもあります。
麓方面
山頂方面
吉田口五合目に行く前に六合目まで登ります。
11:42 ここです。里見平星観荘さんです。こちらで昼食タイム利用させていただきます。
ええっ、ちょっとで六合目なんて行けるのって、100メートルも登らない内に六合目ですw
この何合目とかって結構いい加減なものらしいですw
昼食タイムの間、登山道を少し散策しました。
里見平星観荘から少し下りたところが五合目佐藤小屋さんです。
うさちゃん
ペットがお好きなんですね。
ヒインコは大変良く慣れています。
紙コップで遊んでいました。
また少しおしゃべりも出来るようです。
12:11 さあ、本格的に下山タイムになります。
さあ、ちゃかちゃかと下山していきます。
コイワカガミかな?
下山中何カ所も廃山小屋が目につきます。
往時の登山ルートもスバルライン五合目が出来てからは廃れてしまい、麓から登る人は少なくなって、ハイキングで人が訪れる程度のようです。
倒木更新のことを解説中(右端)の添乗員の武内さん。武内さんは色々とガイド的に解説してくれるので楽しいです。
ゲイジュツ的な根?
コケの中にコケシノブ(シダの仲間)が生えていた。
下山ピッチはかなり早いです。
13:10 三合目です。
倒れかかっていたので、ちょっくら修正しておきましたw
栄枯盛衰、吉田口登山道は時の哀れを実感させられます。
枯れ川ですが、大雨の時に流れる水の力で熔岩らしきものが丸くなっています。
二合目
御室浅間神社(冨士御室浅間神社)の奥宮で、ここは富士吉田市の中にある富士河口湖町勝山の飛び地となっています。これも添乗員・武内さんの説明です。
14:24 禊所
禊所の鳥居の左右にはサルの石像が祀ってあります。
14:32 馬返し
ここからは自由散策で遊歩道を歩いてもいいしアスファルトの道を歩いてもどちらでも良い。途中でどちらへも行き来も出来ます。遊歩道に向かいました。先にある中ノ茶屋で集合です。
中ノ茶屋のほど近くで森の中にこんな石碑がありました。
昔の道標かなあ。「右た・・・みち」「左御山の・・・みち」とか書いてあるけど・・・部分が読めない。
15:39 集合場所の中ノ茶屋です。
ここからはバスで移動です。
16:08 大塚丘(おおつかやま)で日本武尊(やまとたけるのみこと)が、祀られています。
下山ツアーなので北口本宮富士浅間神社にも裏から参入しましてのお参りです。
16:30 北口本宮富士浅間神社
後から入って正面に出てきました。
駐車場にバスが待っていますのでこの後は新宿駅に向けて出発。多少の渋滞もありましたけど順調にバスは新宿駅付近に到着し京王線で八王子まで。八王子からは歩いて自宅までです。当日の歩行総数はなんと約32,000歩でした。
今回の吉田口五合目から下山ツアーですが、下山スペースが少々早くてちょっと疲れました。クラツーさんのツアーは比較的高年齢の方が多いのですが、四季の旅さんのツアーはクラツーさんから比べると若い人が多くてピッチが速い感じです。
自分的には馬返しか大石茶屋あたりでバスピックアップで良かったのじゃないかと思う。
大石茶屋から中ノ茶屋までの約50分はなにもないに等しくちょっともったいない。ハイキングとしてもう充分歩いたので、この分を回避して他の観光に向けてもらえると良かったかなと思う。例えば入浴タイムに振り分けてもらえてもいいかなと思う。
下山ルートの拡大地図
※国土地理院地図
今までの登山ツアー的なものでは下山ピッチが頗る早くて、今回が一番ハードだったかなと思う。四季の旅さんもこのツアーは初めての企画なのでまだ計画がこなれていないのだろうと思う。もう少しこなれた内容にになったらまた参加してみたい。
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