小旅行がしたい!
2019年8月31日
最近とあるツアー旅行会社のツアー旅行の企画が募集人員が集まらなくて、催行中止になることが多いのが残念です。
なんだか今年は1月から催行中止を喰らってばかりで、年明け早々から申し込んでいた旅行が募集人員が集まらなくて催行中止ばかりでがっかりしています。
もへじ談:常にツベルクリン注射ドーピングをして天井知らずで天井しらず稼ぎまくり荒稼ぎ。さらにブログでも荒稼ぎ中なので、儲けた金で世界一周にでも招待して欲しいものなんですけどいかがなものでしょうかで、伊吹山ハイキングの紹介をいいなあと思ったのですよ。
これはと思い、同じようなツアーに申し込むもこれまた催行中止です。
ツアー会社も企画しても募集人員が集まらなくなって大変なみたいです。ツアー旅行会社のツアー企画が催行されにくくなっている原因の大きな一つが、高齢化だと思います。
ツベルクリンさんが、爺婆を幼稚園児のごとくに扱って、食べ放題とか見放題とかの飴と鞭で あちらこちら連れ回し、観光地市中晒し回し刑のごとくに引きずり歩るく事のマゾヒズムが爺婆にいささか薄れてきたのでありやしょうか。
だいたい「爺婆相手」に食べ放題っていらないだろうけど、それ以前にツアー客で多いのは団塊の世代前後の方々。つまり、本当に爺と婆なんですよ。
その爺と婆たちはよく遊んだ世代でもあるわけで、爺と婆になってもツアーであちゃらこちゃらと出かけて、ツアー会社にお金を落としていたのですが、それらの爺婆もいささかそういった旅行にもうあきちゃって、ツアー旅行に行くこともしなくなったってわけなのです。
そんなわけで爺婆相手のツアー旅行が募集人員が集まらなくて、数撃ちゃ当たる鉄砲の弾的ツアーも不発弾が多くなってきているってわけなのです。
そんなことで私が参加しようと思っているツアー旅行が、申し込めばわざわざ催行されないようなツアーを選択しているかのごとくにツアーが催行されないって、これってどうなのよって最高に怒っちゃっているわけだけど、最近はいささか「ああ、やっぱりダメか」なんて、ツアー申込時にそんな風に思もちゃっているのは【ツアー旅行に申し込む→催行中止】が習い性になりかけているのかもしれん。
例えば団塊世代の前後の人たちがスナックというも店を流行らせてきた。お酒も飲むけど、自分が覚えた新しい歌を披露したくてのスナック巡りなんて客もすっごく多かった。それで街中の小さなスナックは栄えてきたんだ。
自分では狭小なところしか分からないが、それも中心から遠くなるほどすたれてどんどんスナックも消えていきつつある。
八王子でもちょっとした店があるような町にはスナックも何軒かあった。八王子駅から徒歩で小一時間以内のある程度の町会ならスナックがあったけど、それらのスナックはほとんどが店を閉めた。
まあ、家が自宅でとかで仕事が趣味的な人は、それでも何とかやっているけど、先行きは言わずもがなである。
最初に郊外のスナックが消える。
次に、都心から離れた駅近くのスナックも減少する。例えば西八はスナックが激減した。まあそれでもまだそれなりにはあるけど、駅周辺のスナックは十数年前から比べると少ない。
八王子駅周辺は今は歓楽街です。八王子市は駅周辺には飲食店だけしかない歓楽市状態で映画館一つありません。デパートらしい顔をしているのはそごうが出て行った八王子駅ビルに新しく入ったセレオぐらいです。
八王子駅周辺は実に飲み屋的な店がいっぱいあります。大衆居酒屋的な店はそれなりに人も集めています。そして路地には小さなスナックもたくさんあるのです。
私は夜の徘徊をしているのでそういった小さなスナックの前もよく歩きます。ですがどこも客がいっぱい入っている感じはありません。中には客が入るまで店の入り口を開けたままにしている店もありますけど、遅い時間に通っても誰もいないなんてこともあります。
ネットではスナックが流行っているって言われているみたいですが、スナックってそんなに若い人はまず行かない店だと思います。今まで利用していたのは団塊世代前後の主に爺で、時々婆たちです。
そんな団塊世代戦後の爺と婆もスナックに行き飽きたのもあるし、行動力が落ちているのも兼ねあってなのかスナックに行かなくなっているので、スナックに客がいないのです。若い人向けスナックは意外と人を集めたりしますが、料金設定が高いので爺と婆では特に行けない店になるし、爺に婆では入店するにも慣れてないと気後れしちゃいますね。
そんなんで団塊世代前後の爺と婆の経済活動と、それにつれて体力も落ちています。その上に経済的に潤いもない時代でもあります。ずっと右肩上がりの高度成長期を過ごしてきた団塊世代前後はリーマンショック以降未経験の右肩下がりの経済圏を余儀なくされました。
それまでに溜めていたお金を下手な投資や物件をローンで買わされたりして、ちょっと裕福だった団塊世代前後の爺と婆は経済的に疲弊を被りまして余裕も少なくなってきています。そこに来てやはり行動力の低下が行動意欲を減退させてスナックで一杯やりながらカラオケなんてものから遠ざけてるのです。
古くからある場末っぽいスナックに客がいない現象と、ツアー旅行が催行されにくい現象は根本で繋がっているのです。
最近は車の運転で老人の急発進事故が大きくTVで取り上げられ、運悪くこういった事故が連続して発生していたこともあり、爺婆に対して年金で国民に負担をかけているからどうのこうの、すぐ切れやすいとか、道路をどこでも渡るとかの細かいことまでいちゃもん付けがネットでも散見します。
こういった報道も団塊世代前後の爺と婆の行動を抑制していることになります。団塊世代前後の爺と婆の行動なんか抑制しなくたって永くてもあと20年から30年ですべてこの世から消えちゃう世代です。
消えちゃう世代といっちゃうと語弊があるかしれないけど、永遠に生きられるものは誰もいないので、これは当然なことです。年金受給を社会の寄生虫のように吠える輩。爺婆だからと口角をたてる輩も、頭では自分も爺と婆になることは分かっていても、実際に自分が爺と婆になることは理解できていない。
自分が「年寄り笑うな行く道じゃ」が分かっていない。スマホゲームやりたさに優先席に座って、優先席利用したそうな方が来てもゲームに夢中なふりで席を譲らない。お前もそういう目に遭うんだわ。
「年寄り笑うな行く道じゃ」は実際は、「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」というものです。でも、子供は叱らなきゃなにが良いか悪いか分からないから、どうぞ遠慮なく叱って欲しい。ただしそれは叱るであって、自分が怒(いか)りで怒(おこ)ることではない。
さらには「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」の続きは、「来た道 行く道二人旅(一人旅でもいいやな)これから通る今日の道 通り直しのできぬ道」というのが続くそうだ。
やり直しができないのが人生。
やり直しが出来ないからって、好き勝手やろうって話じゃないぞ!
少し話が細に入り過ぎたけど、まあそういうわけでスナックが暇な件と、ツアー旅行が催行中止になる件が微妙に関連性があるんじゃなかろうかどうだろうかひょっとしてそんなことも確かにありそうだけどどうだろうかなあなんて考えても分からないけど、どこかよさげな旅行先はないもんかねえ。
と、行楽の秋近しでへのへのもへじはどこかに小旅行したいんだ。それでも方向音痴故にツアー旅行が良いだわ。
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