演歌ヲ唄う
2019年10月27日
最近は唄うカラオケがなんとJPOP風に流れている。昔はJPOP風なものはほとんど唄えなかった。雨の物語とか夢一夜なんてのも好きだったし、パープルタウンや水色の雨、思い出まくら、異邦人、学生街の喫茶店など。
比較的新しいといってももう古いけど、村下孝蔵の踊り子、夕映えを待ちながら、あゝ無情、いいわけ、ワインレッドの心、モーニングムーンなど唄いたい歌はいっぱいあるけど、自分には難しくて唄えなかった。
それである人に自分の選曲が悪いと思ってくれたのだろうか、JPOP的なものは意外と難しいからと演歌を唄うことをすすめられた。
それでいつしか演歌を唄うようになった。
この歌にも思い出があってスナックで知り合った東北の歌の上手い女性がよく唄っていたので、自分もいつしか覚えてしまった。覚えたはいいけど、子供が学芸会で音程を外しながら歌う程度の出来だったと今振り返ればそう思う。
島津亜矢の「お梅」や「お梶」なんかも、そこのスナックでセリフも入って時間のかかるこれらの歌を唄う人がいたので、門前の小僧習わぬならぬ門前のスナックおやじもこれらの歌を覚えてしまいいまでも唄うことがある。
わたしの歌のほとんどはスナックで誰かが唄っていた歌がほとんどなのだ。自分から好きだから聴いていたなんて歌はほぼないので歌についてはよく知らないというのが実情だった。
そんなんで色々と演歌も唄うようになっているので、冗談抜きに演歌だけなら100曲ぐらいは唄うことが出来る。100曲はちょっと誇張し過ぎかもしれないが、50曲なら間違いなく唄えると思う。
とあるスナックでとりあえず300に保存している私が唄った歌です。この日は8曲唄って帰ってきている。
アカシア挽歌
アカシア挽歌と江釣子の女に高瀬舟は私がカラオケを始めてから1-2年後にリリースされたかヤマハのパソカラホーダイで配信されて練習してました。
アカシア挽歌あたりからやっと演歌らしく唄えるようになったので、ある時にどこかのスナック(どこだかちゃんと覚えてますよ)で唄っていたら、ある客がたぶんそんな歌い方じゃないなんて言っていたのお思い出しました。その客は私としては上手に唄ったので、普段の私の歌からするとへんじゃないのかと思ったようです。
その男はそのころじじいだったけど、パンチパーマの伸びたような頭をしていたやつでした。その後は会っていないけど、どんなやつかははっきり覚えています。その人が疑問に思ったのは、その時にもっともだろうって思いましたので、やった後心の中で喜んだものです。
それほどに私の唄っていた歌はそれまではひどかったってことなんです(^^;)
江釣子のおんな
「江釣子の女」とやっちゃいますけど正確には「江釣子のおんな」と女がひらかなになります。
それで気をよくして覚えたのが、あとからリリースされた高瀬舟です。この高瀬舟にも思い出があって、私はカラオケが好きになって自分の実力のほども知らないでいずれはカラオケのどじまんにも出場したいと思っていたのです。
それである時八王子の市民ホールでNHKだったか違ったかもしれないがカラオケコンテストがあるというので、入場料がいったと思うけど1000円位の入場料を払ってカラオケコンテストを聞きに行ったのです。
そうしたところ男の人が唄う歌の多くが「はぐれコキリコ」だったのです。数名がこの歌を唄っていて、けったいな歌だなあと強く印象に残っていました。
パソコンで「はぐれコキリコ」を調べてみると民謡系歌手の成世昌平さんが唄っていて、コキリコとは民謡で「こきりこ節」などを唄うって踊るときに使う楽器だとかです。
そのほかにも大衆舞踊で使うささらなんて南蛮玉すだれの開かないような楽器で音を出すなどを知り、少し民謡系の歌もいいのではと思いました。
それで自分も「はぐれコキリコ」を唄うのですけど、未だに「あゝ」のところがいまだに声が届かずに唄えないです。うん、だから十数年唄えない歌なのです。これがもうトラウマになっているのか「あゝ」のところに来ると体が身構えて余計声が出なくなっているのが自分でも分かります。
「♪筑紫竹二人で鳴らし…」なんて好きな歌詞もあって好きな歌なのに、未だに唄えない残念な歌となっています。
そして竹川美子さんが「江釣子のおんな」という民謡系演歌をリリースしたのでこの歌を覚える練習をしていたところ、成世昌平さんの「はぐれコキリコ」とバーターしてお互いの持ち歌をそれぞれが唄うようになったので、私は成世昌平さんの「江釣子のおんな」を唄うようになったという次第です。
江釣子のおんなは得意ですよ。
高瀬舟
高瀬舟はアカシア挽歌で何とかカラオケデビュー出来たかなの状態になって、それからすぐにパソカラホーダイで高瀬舟が配信されたので、こちらも練習して覚えて唄うようになりました。
高瀬舟あたりもかなりう上手に唄えるようになったのですが、とあるスナックで声だけはバカにいい男の人がこの歌を唄うのですけど、声の良さに釣られているだけで全く自己勝手な音程で唄っているので、あれが昔のぼくだったんだろうなあって思いました。
その男と会うスナックは決まっていたのですが、そのスナックも代替わりしてからあまりいカナックなりましたけど声の言いその男も代替わりしたスナックには来なくなっていたのですが、最近開拓したスナックで出会ったのでびっくりしました。
向こうはぼくのことは覚えても内容でしたけど、本当に覚えてないのであれば回りが見えていないだけの人間ってことですけど、覚えていないって言うので前の店の事を話すのは一切していません。
が、相変わらず勝手に編曲して五木ひろしの歌を唄っています。歌は大好きで声は本当に良いだけにもったいない。見識も狭そうだけどもとお役人で都庁勤めもしたことがあるそうではある。
自己勝手な音程と言いましたけど、多分に私も自己勝手な音程にしている歌い方になっている歌は多いです。抑揚とか言い回しとかが本人唱歌を聞いていないので、違っている感じがあります。ぼくは音程音痴なので音程も悪いので、人のことをどうこうと言えるわけもないのですが、ゴーギャンの絵は描けなくても誰かの絵と比較するぐらいは誰でも出来るので、他の方の歌と比較したのはそういったもんだと思ってください。
In Un Fiore
In Un Fioreはブログで記事にしたこともあります。
もう10回ぐらい唄ったと思います。イタリア語の歌詞ですがだいたい間違えずに唄えるようになっていて、唄っていてとても気持ちのいい歌です。
いいわけ
シャ乱Qのいいわけは介護ヘルパーの二級の勉強をしていて、勉強が終わってからの飲み会で女性の方がこのいいわけを唄ったので、おお、かっこいいなあって思って、それから少しずつ練習して何とか歌えるようになりました。
このころは本人の歌を聴いて練習するというのが苦手だったので、即カラオケで練習をしていたので、このころ覚えた歌は我流で編曲して自分にとって違和感なく唄いこんでいるのがありますが、このいいわけはもその一つです。
例えば「淋しい夜は CRY CRY CRY」は、つんくさんはクライクライクライで普通に終わっていますけど、私は少しずつ音を上げていき最後のクライはくら~あいとうんと高く音を上げて伸ばします。それとちょっとしたイントネーションなど抑揚もかなり違います。今更直すのもかったるいのでこれはこれで良しとしています。
酒よ
酒よは吉幾三さんの定番曲です。吉幾三さんの歌はこのほかには情炎なども唄います。情炎を唄うようになったのも、そこに物語があるのですが、それはまた次回に譲るとします。
恋歌酒場
この中で比較的新しいのは恋歌酒場です。
恋歌酒場は五木ひろしさんが唄っていて、2018年1月10日発売なのですが余ヒットした様子はないですがYouTubeであったので練習して覚えました。今は、そんなに一生懸命覚えなくても演歌は何とかなります。
恋歌酒場と先のアカシア挽歌と高瀬舟の三曲だけが、ぼくが五木ひろしさんで唄える歌になります。
北の漁場
北島三郎さんの北の漁場もやはり忠さんという方が北島三郎が好きで、この人の歌ばかり唄っていたからという思い出があり、それで忠さんを通してこの歌を唄うようになったのです。
歌詞の中で「二百浬」のところを「にひゃくかいり」と唄っていたら、そこは「にひゃっかいり」と唄うんだと教えてもらったことがあります。
そんなのは本人の唄こと、北島三郎の歌を聞いていればすぐに分かる事なのに、どういうわけか本人の歌を聞くよりもカラオケ唄う方が最優先事項になっていたみたいで、歌手の歌を聞生きて覚えるってことをしていなかったので、音楽の上達は遅々として進みませんでした。
北島三郎さんの歌で他に唄えるのは「風雪ながれ旅」と「路地の雨」になります。
最近はやっと本人の歌を聞きながらコピーする練習をしています。米津さんでも誰でも最近の歌手の方のは難しいので、メロディーラインもほとんどないような伴奏では、カラオケだけで唄えるなんてそこへの位置にも立てません。
終わりに
八曲の中にずいぶんといろいろなエピソードがありますが、はてなブログの方では演歌系の歌はを好きそうな方をあまり見かけませんから、五十代手前の方にとっては興味の薄い記事になるかもしれません。
けど、私にとってはどれも思い出深い歌になります。
◇◇◇◇◇
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