今夜のカラオケは最高
2019年10月12日
行きつけのスナックでカラオケを十曲唄ってきました。 そのどれもが自分の腑に落ちる唄い方が出来て満足でした。今夜といってもいつかの夜のことです。
飽きたりしながらも自己流でカラオケの練習を時々やっていました。YouTubeが便りでした。パソコンがあればカラオケの練習は出来ます。
そして、その間十数年になります。
私はある時に急にカラオケが好きになったので、それまで特に音楽なんてものを意識したこともないので、カラオケを始めてから自分が音感というのが非常に悪いことを知りました。
音楽が好きだけど自分で唄わないで、歌手の歌を聴くのが好きな人もたくさんいらっしゃると思います。
自分も歌が好きだけど、でも歌手の歌を聴いているのじゃなくて、自分がその歌手の唄う歌の中から好きな曲を自分で唄いたいのです。
ハリネズミの恋ではありませんが恋をして相手に寄り添いたくても身にまとった棘で相手の側に行くことさえも叶わないなんてこれお話として引き合いに出ますけど、歌が下手で音痴なくせに人のいるところで唄いたいなんて矛盾した衝動を抱えているのもハリネズミの恋みたいなものかな。
それでも、今まで、あんた歌が下手だねって誰にも言われたことがないです。
それは何故か?
みんなが大人だった。
例えばですが、片足がない人を見て、あんた片足がないねって大人だったら言いませんよね。
見てわかるひどい状態を口に出して言うのは子供位なものです。
それくらい言うのも憚られる程度の音痴には、意外と皆さん「あんた音痴だね」って言わないのです。
これがキイキイ声で困るような音痴なら、あんたうるさいから唄うのを止めろって苦情も来そうですが、そこまでじゃあなかったみたいですけど、いつしかアンタッチャブル・ザ・音痴にはなっていたみたいです(笑)
う~ん、音痴なくせに人前で唄いたい。
人に歌声を披露できるような能力もないのに人前で唄いたい。そんな相反する衝動を持っている私は、歌が唄いたいためにスナック通いを始めた。
カラオケボックスでも行けばいいのにね(笑)
それから十数年、やっと何とか自分の腑に落ちる歌が歌えるようになってきたのです。今夜唄った歌はそれなりに唄えて満足しました。
このほかチャゲ&アスカの「万里の河」と、杏里の「悲しみがとまらない」を唄いました。
デンモクにとりあえず300曲という機能があり、スナックに来るような人はこのとりあえず300曲の意味も知らないような人が多いので、私は自分の唄った歌をこのとりあえず300曲に登録しておきます。そうすると次の時に何を唄おうかとりあえず300を見れば全部私の唄った歌になるので便利なのです。
まあ、そんなことをしなくても唄いたい歌は頭の中から200曲ぐらいなら、いくらでも出て来ます。
あっと、それと、自分なりに腑に落ちた歌と言っても上手な歌じゃないのです。カラオケ精密採点で70点行くか行かないか程度です。
まあ、それほど音痴で下手の横好きってことを言いたいだけです。自虐的ですけど、自虐的でも過大評価過ぎるほどだとさえ思っています。
それでも、それが幸せだということです。
それに、本当にその夜のカラオケはどれも最高だった。
選曲もよかった。
ここのところ自分で唄う歌が自分なりに腑に落ちて満足しているので、ブログ記事もカラオケばっかりになっているみたいだけど、ぼつぼつ銀河鉄道の夜に創作物語にも集中していきたいかなとは思っている。
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