ANON アノン
2020年12月22日
あんのようあんじょうたのむわ、廃、獰猛です。
中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍
序
ANONはジャンル的には近未来SFです。
ドイツ映画とのことですが言語は英語ですから、世界に向けて作られたものだろうと思います。
ドイツの映画だと言われるとたしかにドイツ的な映画で、なんとなく古臭い印象もありナチスドイツ的雰囲気をも彷彿させるかのようでかつサイレントな作りになっています。
現在マゾンプライムで字幕版と吹替版が見られますが、時期が来ると閲覧できなくなれDVDを買うかレンタルしなければ見られなくなる可能性があります。
日本語版のほうが良かったかなと思うのですが、私が見たのは字幕版でした。アマゾンプライムでは字幕版と吹替版の両方の版が見ることが出来ます。
ANON は全てがネットワークに繋がった社会で、そのネットワーク端末は人間の目がモニタの役割を果たしていますし目でネットワークデータを操作できるのです。
破
なんとも SF チックなタイトルに思える ANON は実はネットスラングで、「Anonymous(アノニマス)」という【匿名】を意味する略語です。
アノニマスは実際には高度なネットスキルを有する者を指す言葉ですが、今はハックをしたりする方の悪い意味で用いられることが多いです。それゆえ匿名でネットでネットに書き込んだり情報改ざんしたりするハッカー的悪い意味に用いられることが多いです。
アノニマスもハッカーも実は高度なネットスキルを持つ称号出会ったように記憶していますが、中途半端に自分を隠した匿名で人を誹謗中傷したりするような人に対して用いられることが多々あります。
さて肝心の SF 映画 ANON ですが一人の刑事が町中で個人データーのない女性とすれ違います。その女性を見つめてデータを探るも記録がないのを不思議に思います。
Anon の世界では全ての個人情報は記録されかつ検疫されています。目を開けて見たもの全てがデータとして蓄積されます。それらのデータは対象物に焦点を当てるだけでデータが表示されます。
例えばあなたとわたしはすれ違った時、あなたを見るだけであなたのデータが、どこそこの誰兵衛と私の網膜に表示されています。 さらにサーチをすれば何の仕事をしているとかどこに住んでいるとかどんなことして育ってきたとか全てのデータが調べられるようになっているようです。
多分これは刑事だから、全てのデータを見ることができるのだろうと思います。
Anon の世界はこのような個人データが集積されているため隠し事や犯罪さえも消滅している感じなのですが、個人データなどを刑事など法的関係者以外が簡単に見られるようであれば、犯罪が消滅するところがかえって犯罪が増えそうな気さえしてしまいます。
ただその犯罪を起こしてもデータが公開されているとすれば、すぐ捕まってしまうので確かに犯罪は成立しにくいかもしれません。
そんなわけで近未来のネットワークに繋がれた人間同士 Anon の世界で起きた殺人は特殊でした。殺害されたものは犯人を見ても犯人が認識できず頭蓋を撃ち抜かれて死んでしまうわけです。
死んでしまえばその人のデータ蓄積はストップ終了となります。
全てはネットワークに網膜でつながっているのに、殺人犯の姿が見えないという不思議な現象が起こります。
その不思議な現象は考えたら当然に匿名サーバー(プロキシ)であるプロキシを使って匿名でデータを改ざんすることによって起きたことのようです。
急
ここでは実際に ANON のような、人間一人一人が全てネットワークに繋がったような社会の実現性について考えてみたいと思います。
ネットワークに人間そのものが繋がるというのはそうは簡単ではないと思いますが、現状の生活ではウェアラブルではありますが多くの人間がスマートフォンやスマートウォッチを通してネットワークと接続している状態であるとは言えます。
現場はまだウェアラブルな末端が必要ですが、将来的にはこのウェアラブル末端もマイクロチップかされて人体に埋め込んだり、あるいは出生時は頭蓋の各骨は産道を通るために重なって小さくなっているが大泉門と言う部分は頭蓋に開いているいるので、大泉門か小泉門を利用し内視鏡的にマイクロチップが脳の中に手術で埋め込むなんてことが行われる可能性もなくはないでしょう。
近くにネットワーク情報を表示するというのはモニターメガネを考えればなんとなくイメージできると思います。そして目の動きと脳波の関連からインターネットが操作できるようにすることは決して不可能ではない気がします。
そうなればまさに人間がネットワークウェアラブルになったようなものです。
人間ウェアブルデータが全てネットワークにつながっており、そのデータが蓄積されてるとすれば家庭内での DV や虐待など、あるいは会社などでのパワーハラスメントなども全てデータとして誰でもが閲覧できるようになるので、そうなると相互監視的な感じがして犯罪も起きそうにはない感じがしますが、自由なインターネットが閉塞的なインターネットになってしまうような感じがします。
さて最後に ANON ですがプロキシサーバーを利用して、データを改ざんすることができるために、他人の目にも偽のデータを送って騙すことが可能になります。
例えば信号が赤のに青信号のデータ送ったり、車が行き交っているのに車が走ってない状態に見せたり危険な目にあわせることも可能になってきます。
そして結果的にちょっとどこにでもあるようなストーカー的なオチの異常犯罪者が影にいた結末となります。
詳しくは映画をご覧になってみてください。
とはいえかなりしっかり見ていかないと、しばらくは意味不明に思えると思います。
この映画には ANON に出演のアマンダ・セイフライドが主演しています。
ANON よりは評価も高いみたいです😋
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
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