監視者たち
2021年2月19日
事件性のある行動が監視されている、廃、獰猛です。
中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍
序
韓国映画『監視者たち』は2014年9月上旬に公開されたらしい。
これは日本での公開のことなんだろうか?
韓国で観客500万人を動員したそうだ。
韓国は人口が日本の半分以下で約5000万人とすると、韓国人の10人に一人が見た映画というからこれは凄いことじゃないのかな。
観察者たちとは警察の監視班 のことである。
主に犯罪組織を影のように追尾し本来は表に出ない感じのような警察組織のようである。ある犯罪を追って犯行一味の一人一人の行動を調べ犯人の特徴などを観察し脳の中に記録できる洞察力と記憶力が要求される。
観察記憶力に優れたユンジュはその観察班のテストする試験に合格し女刑事となる。
仲間が殺されようとも感情を捨てて犯人を追い詰め発生した事象を全て頭の中に記録するのが仕事であるが、組織犯罪の頭目らしき人物を観察中に仲間を殺害されたりしユンジュは激しく動揺し追跡をあきらめけがをした刑事の出血を止めようとするもその刑事は死亡する。
テンポが速く映画から目が離せなく、目を離さなくても組み立てられている伏線をとても拾いきれないので、何度か見なければ映画を理解することは難しいと思える。もちろんあらすじ的なストーリは分かるのだが、こういった映画は細かい伏線的行動も全て掌握したくなる。
破
見ていても観客を映画の中に取り込む取り込み方が実に巧妙で、映画でもKPOPでもそうだが、5000万人程度の人口しかいない韓国では、国内でヒットしただけでは10人に1人が見てくれても500万人しか動員出来ない。
100人に1人だと50万人の動員となってしまう。
これでは映画など韓国内だけでのヒットでは興行的にかなり厳しい。
つまり韓国映画は国内はもとより、世界的な目にも耐えられるような映画作りになっている感じがする。
ジャッキー・チェンの香港映画も世界的興行を意図して作られているが、ジャッキー・チェンは強くても何所かあい挙いうとお笑いが入る系統の映画が殆どで、こういう言い方は悪いが所詮は色物的な感じがする。
映画で色ものを見たいわけじゃないのでジャッキー・チェンの映画は見れば面白いのだけどなんとなく見たくはない映画の一つだった。
そんなジャッキー・チェンの映画には、ジャッキー・チェンがある程度高齢になって作った映画なのか『ザ・フォーリナー(復讐者)』という映画がある。ジャッキー・チェンが目立つことなく、静かにテロの巻き添えで娘を殺した犯人を追い詰め復讐を果たす物語だ。
見たことが無ければぜひ見てみると良い。
おすすめするけど、人によっては好みがあるので好き好きかもしれない。
ジャッキー・チェンのザ・フォーリナー(復讐者)は、ジャッキー・チェンを引き立てるためのお話ではなく、映画でストリーを魅せる映画を作っているのだ。
この映画作りが韓国映画作りの基本のように思える。
急
映画『監視者たち』には善と悪といった対極ではあるり、悪には悪の事情もありそうなのだが、この映画ではそこまでは踏み込まずに匂わせるだけだが、それも想像が膨らむ要素で作ってある。
監視者にはかなり寡黙かつ頭脳明晰でと格闘技実も高いうえにクールな色男的要素を持った敵役が登場し、この映画をより一層引き立てている。
映画は対極が際立つほどそれは面白いってことだ。
犯罪組織への仕事の中継は小さな靴磨き屋のおやじが受け持っている。
その部分が、フランス映画レオンの肉屋のおやじ風な感じもあるが、ただの仲介役だけでなく、組織犯罪にもどっぷりつかっている感じではある。
別の韓国映画でもこんな感じの店が犯罪の中継をしているのがあったと思うけど、なんという題名だったかは思い出せない。
ごく小さな商いの雑貨的な仕事の老境の個人店が、犯罪組織の中継というのが韓国映画ではこれもパターンの一つになるのかもしれない。
もっと大きなテーマ的パターンは、警察官でも小市民的正義と政府側の組織的腐敗犯罪に果敢に挑む式も分かりやすいパターンと思う。
どんなパターンであってもそれは問題はない。
要は面白ければいいのだ。
今まで韓国映画というものをほとんど見たことがないのだけど、 Amazon Prime 会員であれば Prime Video で韓国映画の多くが無料で見られるので、洋画を見るのが一巡すると韓国映画をまた見る。
そして日本の映画と比べると、国内だけを相手にしている映画の落差が目立つ気がする。
国内の映画の役者の演技は素人に毛が生えただけな感じ…
びっくりしたり怒った時の演出は、目を大きく開けばそれでいいと思っているだけの映画作りな感じだし、感情が高ぶった時はオーバーアクションすぎるしナイーブな時はナイーブすぎて、映画の中に乗り込んで後頭部をハリセンで叩きに行きたくなる🤣
ソロモンの偽証はTV放映で見ました。
本は映画化になる前に読んでいます。
映画館に足を運ばなくても、TV放映まで待てばいいって気になります。
Amazon Prime に加入したら韓国版のソロモンの偽証がありました。
これはすこし脚色がありますがよく出来ていたし面白かったです。
ドラマシリーズなので細かく描写があったと思います。
日本版のソロモンの偽証はTV放映で見ていましたけど、もうそうとう以前なので、どんな演出だったか忘れてしまっていましたので、韓国版のドラマシリーズを見た後に再度 Amazon Prime で見てみました。
日本版も良く出来ていたので、映画によっては日本には日本のちゃんと作った映画があるんだと思います。
それとソロモンの偽証の出演者など知らない人が殆どで、最後の頃にちょと大物俳優がが出てきたのが興ざめでした。
悪いけど大物俳優の方が演技の方がへたくそなんだよね。
大物俳優…思い出した津川雅彦だ。
津川雅彦が出て来たときにがっかりしちゃった。
もう、顔も演技も鼻についているから、色がついてその色を破らせることのできない監督じゃ陳腐になるだけ。
先に言ったジャッキー・チェンの『ザ・フォーリナー(復讐者)』は、いわゆるジャッキー・チェンではなかった。
役者していた。
まあ、それでも闘いの時はジャッキー・チェンが少し顔を出していたけど、それは許せる程度だと思う。
日本の映画は配役を見るだけで役者に色が付きすぎていて見たくないって感じがするほど、同じ役者が使い回されているからだ。
いつまでも楽屋(日本)落ち的な映画にしないためには、もっと新しい人を見つけ出して登用するべきと思うけど、そんな演技を仕込んだ役者自体が育ってないのかもしれない。
韓国映画は役者が誰とか気にしないで見られるので、映画に没頭できる面がある。
監視者たちという映画が豪華な配役と言われるが、ブログ主には誰一人も分からない。
監視者たちの敵役である男が良い男だし、演技も渋いなあって思うだけ。
韓国ドラマシーズ ソロモンの偽証
ソロモンの偽証 前編と後編
別段にどちらを応援するとかはないけど、残念ながら観光映画程目が離せないサスペンス的映画は日本映画には少ないと思う。
韓国というと毛嫌いする人も多いけど、是々非々も嫌だというのは、それは頭の中に色がついている人間だと思う。
さて肝心な監視者たち 字幕版と吹き替え版
もう一度、見てみたいと思っている。
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
聴けよ静吉っつあんのオリジナル歌謡(自動再生だよ)
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