チコちゃんに叱られないブログ

人生は雑多なのです😋

夏の日の2018

夏が行く

2018年9月12日 

 夏の日の1993というJPOPがある。

 

なかなかに乗りの良い曲で、とあるスナックで何か盛り上がる曲をといって歌の上手いお兄ちゃん…といってももう40代後半だけど…が、スマホのメモ帳か何かで曲を選択ピックアップして唄ったのが夏の日の1993という歌。

 

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夏の日の1993は、もう25年も以上前のリリースで、当時ミリオンセラーになった歌だそうだ。あいにく自分はTVを観るや音楽を聴く習慣がないので、流行り廃りの事は分からないから初めて聞いた歌だった。

 

www.youtube.com

 

夏の日の1993は「なつのひのナインティーナインスリー」と読む。ナインスリーじゃなく、ナイティースリーじゃないのなんて思う人もいるだろうけど、詩は雰囲気だからそこのところ拘らないようにw

 

お兄ちゃんが盛り上がる曲を選択したわけは、お兄ちゃんと世代のサラリーマン風の5-6人の男性客がスナックに入ってきたから、これはチャンスとばかりに唄ったのだ。

 

その選択は間違いなく、いや、盛りあがりに盛りあがったこと。同世代のお兄ちゃんたちが一斉に、曲と曲の合間に入る「oh」「Love」と大きく掛け声が入ってハモるのだ。

 

この世代の人たちに、これほど盛り上がりはまる曲があるなんて、と驚いちゃったけど、歌のうまいお兄ちゃんの歌がやはり上手いので、より盛り上がったのは言うまでもない。それにこ夏の日1993がそれだけ流行っていたということだ。さすがにミリオンセラーとはこういうことなんだなと思う。

 

んで、今朝のこと・・・

 

寒いんだよ!

 

まだタオルケットで寝ていた私は、明け方寒いので、薄いダウンの掛布団を引きずり出してきた。

 

朝7時ごろ、朝の内の室温が24度だったので暖房を入れてまだそのままにしている。24度で寒いなんて・・・

 

暖房を入れているから、現在8時30分に室温が29.5度になってきて、やっと何とか調子よい感じがするってもんだ。まあここで暖房は一応切ろう。

 

にしても今年の夏は暑かった。

 

みんながそう言っているから、暑いには間違いないし、これを災害並の猛暑だといっている人もいた。

 

でも、自分にとってはこの暑さは暑いけどぜんぜん嫌(いや)じゃない。

 

嫌じゃないどころか、かっと晴れて暑い夏がうれしかった。

 

暑い中に南浅川の土手をアシストしない重いだけの元電動自転車で小一時間西走し、高尾山周辺の山になんども登りに行ったのだ。

 

更に夕方薄暗くなってた午後7時過ぎごろから、ほぼ毎日散歩で約2時間ぐらい歩いていた。2時間歩くと約12,000歩ぐらいになる。

 

夕方から夜になったからって、涼しくなるわけじゃない。

 

散歩でも汗がダラダラ流れてくる。

 

だから水分補給は欠かすことが出来ない。

 

水分補給をする、汗がダラダラ流れ出る。汗で服が湿る。服が湿るとポケットに入れてたウォレットやスマホのケースも湿る。

 

ウォレットやスマホケースが湿るのが嫌で、これらをポケットに入れるときは百均で売っているチャック付きのサイズの合うビニール袋に入れることにした。

 

ウォレットはビニール製の色々なものがたくさん入る三つ折りなんだけど、ビニール袋に入れることで、汗で湿ったウォレットの中身を全部出してから洗って乾燥させるなんてことをしなくてよくなった。

 

ビニール袋にウォレットを入れて少々厄介なのは、お店などで会計をするときにビニール袋からウォレットを出すときに少々もたつくことぐらいかな。

 

スマホの方はパンツの前ポケットの左に入れるので、ケースがそんなに汗で湿るわけじゃないけど、それでも湿っぽい気がするのでこれもビニール袋に入れている。スマホ自体は防水なので少々の濡れなどは大丈夫なのだ。

 

そんな暑い今年の夏、山登りでは3リットル以上の水を消費している。汗は流れる程に出まくるので、服は上から下まで水の中に落ちた濡れネズミ(鼠)---いや実際は貴公子様のつもりw---同様である。

 

表現で「濡れネズミ」って使ったけど、実際には水に落ちた程度で濡れネズミなんてもんはありはしないんだ。動物の体毛はほどよく油分で覆われているから、ネズミは水面をすいすい泳いで渡れる動物なんだ。

 

ってな感じで話がどんどん脱線していくのだが、3リットル以上の水を数時間の登山で飲んでしまう。そして全身濡れネズミになるほど汗をかく。多分、体の中の水分はすっかり入れ代わってしまっているんだろうと思う。体の水分が入れ替わるって体にとって良いことだと勝手に思っている。

 

暑い中に外で動き回ることが好きになったのは、もう30年程も以前のことになろうか。

 

休日にすることが何かないかと考えて、いつしかママチャリ(買い物かごのついたお母さん利用的自転車)で、南浅川から高尾周辺や陣馬山の方までサイクリングをするようになった。

 

南浅川の上流に向かうと空が狭くなるので、1年ほどで浅川の土手を東走(下流に向かって)するようになった。下流に向かうと河川も広くなり空がより広くなってくるのだ。解放感があふれ出してくる。

 

やがて浅川が多摩川と合流し、多摩川の土手を走れば多摩市立交通公園の場所で大栗川と多摩川が合流し、多摩丘陵とぶつかってサイクリングできる土手が寸断される。

 

なのでそのころのママチャリサイクリングは児童公園辺りで軽食を取り、午睡するかその辺をぶらぶらして帰ってくることがしばらく続いた。午睡は日影を選ぶんじゃなくて、わざわざ太陽がさんさんと当るところを選んで寝るw

 

その内に多摩川に架かる府中四谷橋関戸橋を渡って、多摩川の土手左岸を走ることを覚え、ママチャリでのサイクリングの距離がどんどん伸びて行った。

 

多摩川左岸の土手は途中一般道的なところも何カ所かあるけど、サイクリングロードとしてかなり走れるのだ。

 

どこまで行けるかって、それは読売ジャイアンツ多摩川グランドの少し先まで何度も行ったんだ。当時は読売ジャイアンツ多摩川グランドから、その先へは土手の続きが分からずに、そのあたりで軽食を食べ午睡するかウロウロしてユーターンして帰って来たものだ。

 

映画で使うのか昔の車などが集められている場所もあったりで、多摩川の土手は見るものも多い。また河川敷に交通機動隊(白バイ)が一般ライダーを指導しているのか、そんなバイク練習場みたいなところもあった。

 

今は知らないがブルーテントもたくさんあり、菜園作って自活しているようなタイプまで色々あるみたいだ。

 

野球にサッカー、更にはバーベキューなど、夏の日の多摩川の河川敷はとても賑やかなのだ。それらを横目にたらたらママチャリで走るのが好きだった。

 

そんなわけで、その頃は夏になれば、ママチャリで浅川橋あたりから多摩川読売ジャイアンツ多摩川グランドまで行くのが楽しかった。

 

当時私は、土手を走る時は短パンだけで上半身裸。そのうえにサンダルも履かないでペダルをこぐ姿だったので、浅川や行き止まりになる多摩川の土手右岸をこの姿で走るには勇気がいったけど、この姿でチャリに乗ったらたまらなく気持ちがいいのだ。この気持ちよさは止められない。

 

チャリは必死に漕いで走るロードレーサ的なことじゃなく、たらりたらりと走るだけだ。だから汗は出るけど流れ落ちる汗ではなく、上半身裸で太陽光下では、上半身全体がしっとりと濡れ湿って気化熱で体温調節をしているのだ。

 

靴やサンダルも履かないので、チャリで土手を走る時はつまり短パン一丁なわけだ。

 

この姿で南浅川の西走(高尾山方面)はかなり勇気と根性がいったけど、それでも4-5年は続けたかな。そのまま裸足で、高尾山の稲荷山を上り下りしたことも何度もある。登山中に、下りてくる登山者に足の裏を見せてなんて言われたこともあったよw

 

浅川の土手では短パンひとつでのママチャリは勇気と根性がいったけど、多摩川左岸はけっこう色々なスタイルで人が動いている。私と同じような短パン一丁でランニングやサイクリングをしている人もいる。でも、その人たちは靴を履いているから私と同じではないけどw

 

そして多摩川の土手に来れば河川の幅はより広く、空はよりより広くなる。チャリで短パン一丁でも誰も怪奇な目で見ない。この明るさと解放感で、短パン一丁の私はより満足感と幸福感でいっぱいになった。

 

その後数年はすっかり多摩川の土手に魅せられて短パン一丁で土手を走っていた。

 

京王線平山城址公園付近だけは長沼2号緑地で浅川右岸の土手が切れているので、この部分だけは北野街道平山城址公園駅を過ぎて土手に出るまで走らなければいけない。北野街道は人通りは少ないけど車の交通量はそれなりにあるので、短パン一丁だとちょっと勇気と度胸がいる個所ではある。

 

ママチャリで短パン一丁で10年ほどの夏を経験してきたことが、私が今年のこの猛暑といわれる夏だったけど、その猛暑が楽しくてうれしくて仕方がなかった体にしてくれたんじゃないかと思う。

 

室温34℃で扇風機で平気だったけど、さすがに寝る時だけはクーラーの世話になった。ちゃんと寝ないと、猛暑の中の活動に影響が出てくるようになるからと思ったからだ。

 

んなわけで、今朝の24度は自分には、まだこの温度に体が慣れていないので寒かったんだ。

 

ストーブを点け、ああ、夏が終わっちゃったんだなあと、少し寂しくなって夏の日の2018として記念メモリアルブログを記した。

 

そう、それだけのことだ・・・

 

 

◇◇◇◇◇

 


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