チコちゃんに叱られないブログ

人生は雑多なのです😋

菊辛進堂


 これは昨夜午前3時過ぎごろに観た夢のお話です。

 

 

 夢ですがほとんど脚本はしてありませんけど、筆力不足で自分で表現できない部分は自分なりの表現に変えてあります。

 

 午前3時ごろ観た夢は普通なら、その時はああ夢を見ているなあという意識がするときもあります。でもそんなときの夢は朝になって起きたらどんな夢か忘れてしまいます。

 

 ところがこの時の夢は夢の内容が切なくて覚醒してしまいました。ここで覚醒してもすぐに寝ちゃえば多分この夢は忘れていたと思います。

 

 ブログネタになるなあと思って覚醒したときに夢の内容を簡単にタブレットに打ち込んでおきましたので、タブレットに書いた内容にそって思い出せる範囲でブログってみます。

 

 夢なので結論もなければストーリー性も当然ですがあやふやです。夢だからそんなもんだなあと思ってください。

 

 夢のタイトルは「菊辛進堂」にします。

 

 これは人名に間違いありません。

 

 ちゃんと夢の中のメモ用紙に印刷されていた文字です。

 

 印刷なので「菊辛進堂」の読み方は分かりません。

 

 ネットで検索してみましたが「菊辛」なる姓は見つかりませんでした。「菊」を使った苗字はかなりありますが、「菊辛」姓はおそらく存在したことのない苗字だと思います。

 

 ありえない苗字に名前ですから、仮に「菊辛進堂(きくから しんどう)」と読むことにしておきます。

 

 それでは夢の中に入っていきましょう。 

 

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

 

 紙の手提げ袋があります。

 

 手提げ袋の袋口を見ると、中は女性の着るものが何点か入っています。

 

 あまり派手な色合いの服は入っていないようです。

 

 夢の中の私(多分?)は、服が入った手提げ袋をどうしたものかと考えています。

 

 いつか預かってからずっと取っておいたもののようです。

 

 どうやら取っておいたのは付き合っていた女性の品物だったようです。

 

 返しもせずに取っておいたのは、もしかしたら取りに来て、その女に会えるかなと思ったからなのでしょう。未練だったのだろうと思います。

 

 分かれたのかどうしたのか分からないですが、もうかなり時が経っているように思うのに、その女の手提げ袋をそのままにしておいたのはその女への未練なのでしょう。

 

 手提げ袋をどうしたらいいのかと扱い兼ねている姿に、切ない思いが高まります。

 

 夢の中なのにその思いで切なくて、夢の中の誰かも分からずに私の胸も痛みと哀切でいっぱいになってきました。

 

 このままではいけない。

 

 手提げ袋をこのままにしておいてはいけない。

 

 もう送り返そうかなと思ったので袋の中を見てみることにしました。

 

 袋の中には服とは別に二つ折りの往復はがきのような紙片が入っていました。

 

 二つ折りの紙片を開けてみると写真が一枚貼り付けてありました。

 

 その写真には、左側にあるカウンターで、奥の窓際近くの椅子に腰かけた男が写っていました。窓際からの光が入って、男の顔が逆光気味の中で浮かんでいました。

 

 その男は田畑義夫とよく似ていました。

 

 DAMカラオケで「帰り船」を唄うと本人映像が出てきますが、その田畑義夫とよく似ていました。夢の中でもマリンハット帽子を被っていたように思います。

 

 驚いたことに、いや実際は驚きもしませんでしたが、その写真は動画になっていて動くのです。よく映画などでスナップショットの画像が動くのがありますが、あれとおんなじ感じです。

 

 もっと分かりやすく言えば、ハリーポッターの新聞は掲載されている写真が動画になっているのと同じです。

 

 動くのですがワンシーンぐらいしか動かないので、どんな動画だったかには関心がいきませんでした。

 

 写真の反対側に黄色で罫線の入ったメモ用紙が貼り付けてあり、そこに菊辛進堂と女の名の部分だけが連名で書いてありまた。

 

 菊辛 進堂

    〇〇

 

 どうやら、結婚します(しました?)の案内みたいな紙片です。

 

 女の名前は名前があるなあとしか認識できていません。

 

 そうか、こいつか。

 

 こいつの方がよくて俺は捨てられたのか!

 

 途端に、その思いで激しい嫉妬に体が震えました。

 

 俺たちの別れは、こいつとの二者択一同時進行だったのだな。

 

 卑怯者め!

 

 と、思いましたが、それよりも二者択一で捨てられてはもう結果が出てしまい、決して元に戻れないのだなとの寂寥感でいっぱいになってしまいました。

 

 卑怯な奴だ。

 

 そうか、俺はこれから一人で強く生きていくのだな。

 

宮本浩次 【冬の花】より

私という名の物語は最終章

悲しくって泣いているわけじゃない

生きているから涙が出るの

こごえる季節に鮮やかに咲くよ

ああわたしが負けるわけがない

人知れずされど誇らかにさけ

ああ わたしは 冬の花

 

作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次 唄:宮本浩次

 

www.youtube.com

 

宮本浩次 【冬の花】より

胸には涙 顔には笑顔で
今日も わたしは 出かける

 

作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次 唄:宮本浩次

 

 物語は最終章・・・

 

 グレイな木枯しの風景の中に、背を丸めて北風を受け、温もり求めてさ迷う寂しげな風景が見えた。

 

 場面が変わって室内の中です。

 

 どうやら私の部屋です。

 

 顔は見えませんが手がでした。

 

 服の入った手提げを手に持って、どこに置こうかなと部屋の中をうろうろして、ああ、ここがいいなあと置いたところはテーブル下でテーブルの脚の部分。そこは小さなごみなどが落ちていて埃で汚れていた感じです。

 

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

 

 と、まあこんな夢なのですが、この夢を見た遠因は、とあるブログでの切ない離婚騒動(まだ離婚はしていない)を拝見し感化したのと、カラオケで最近は冬の花を練習的に唄う回数が多くなったからもあると思います。

 

 

 そういえば夢に出てきた田畑義夫とよく似た人物は、田畑義夫の帰り船が親父の口ずさむ歌だったので親父を思い出して数日前に唄いました。それでも普段はこんな歌はめったに唄いませんが、スナックの客が私が歌う唄は知らない曲ばかりだというので、それほどじじいじゃなかった客でしたけど、じゃああなたにも分かる歌をと唄ったのが皮肉を込めて戦線前後の頃の帰り船でした。



See you.