韓国式のお辞儀のコンス
2019年9月3日
ネットの雑多な情報
韓国風お辞儀と称されるコンスについて、ネットしているほどネットはしていないんだけど、それでもコンス批判が目端に映ることがある。
パソコンでブログ作ったりとか仮想通貨のチャートを見たり、時間があれば AmazonPrime で動画を見たりしてパソコンに依存している時間は長いけど、それでもいわゆるネットをしていることすくない。
ここでいうネットとは色々な情報を求めてネットサーフィン(もう死語かな?)みたいなことで、そんなネットはほとんどしない。世の中の事、細かく知る必要なんて、それほどありはしないと分かっている。
知っても知らなくても、どうでもいいことが世の中には溢れているんだから。

PCでブログ作成や投資情報に動画を見る程度のネットをしていると、特段ネットの雑多な情報は目に入ることはほぼない。
が、スマホやタブになると結構関連記事などが表示されて、何となくネットサーフィン的に雑多に情報を追ってしまうこともある。
ネットで話題のコンス
それで韓国風なお辞儀のコンスがコンビニやスーパーで取り入れら
れていて、それはおかしいし違和感があるって話題をなんどか目にした。
それよりも今のコンビニって、挨拶お辞儀をしてくれるほど接客がいいかい?
接客の悪さNo.1ってやつがコンビニじゃない😤
この Hatena Blog 記事は約5年以上も前の記事だけど、未だによく参照されている。
で、定期的にSNSの話題になるコンスだけどこれネット右翼が、憂さ晴らしに韓国を叩きつつ、自国の天皇のご家族まで叩いてしまうという激しい自爆テロなんだってことがAIのお陰で分かって来たよ。
この記事は2025年7月1日にnoteに書いたコンスの話題です。
接客スタイル
日本の接客では両ひじを伸ばした状態で、手を前で合わせるのが本来のマナーとなっていて、その場合も右手を下に左手を上にとある。
両手はちょうど臍の下からお股あたりの位置になる。
古くから接客業をなさっていた方ならこのことを覚えていると思う。
この右手を下にして左手を添えるのは普通利き腕は右腕だから、それを左手で抑えることでより害意はありませんよって意味になるとも思うのだけど、こんなもんで害意ってどうなのだろうか?
話し方教教室での手の位置
話し方教室では立って話すときに腕を後ろに回してく組むと注意される。
それというのは腕を後ろで組むと自然と胸が前に出て、胸を張ってなんだか偉そうに見えちゃうし、後ろに武器を隠し持っている場合もあると思われるのでダメなんだそうだ。だから先のお辞儀ではなくて接客スタイルでお話するのだ。
武器を後ろ手で隠し持つなんて、まあな、いったいいつ時代の話なんだよって思うけどさ🤣
ただ腕を伸ばして手を前で重ねてあると確かに優しい感じがしますね。
日本風の挨拶的お辞儀
話し方教室では肘を伸ばして力を抜いて、手は前で右手を下に左手を上にして合わせてお話をするのです。
これは人と接するときも同じです。
そしてお辞儀をするときも手を前で合わてお辞儀する。
このお辞儀は普段に使うお辞儀になります。
昔のデパートでの接客
デパートで開店に客を迎え入れる時にも、話し方教室と同じように肘を伸ばし手を前で重ねて迎え入れるし、エレベーターガールもこの方法で迎えてくれた。
今はエレベーターガールなんていないよね。
このお辞儀は客を迎えるたりお別れしたりするときの対人的日常の挨拶です。
神社などのお辞儀であれば手を前では組み合わせない。
客だからと言って偉いわけじゃないのでお店などでもこの程度の挨拶で良いので、神社での尊厳ある参拝のような挨拶をされたら何事と思ってしまうぞ。
日本の公的正式なお辞儀とは
直立不動のスタイルでちゃんとよう手を体の脇に付けて、上半身のみを前側に傾斜する。
神社などで正式なお辞儀をするときは手は体の横に伸ばす。
そうだな、今は学校ではどうか知らないけど、学校や軍隊などでの『気をつけ』って直立不動の姿勢のことだ。
このお辞儀は公的正式なお辞儀であって、神社や表彰式など改まった時にするスタイルになる。一般の人が接することはまずないと思うが、天皇陛下などに拝謁するときにもこのスタイルになる。
しかしそんな公的正式なお辞儀を一般でされては面映ゆくて困ってしまう。
手を前に合わせて礼をされるからこそ、客としてのあいさつなんだなって少し気楽になれるけど、それでもなんか照れ臭くって面映ゆくて嫌だなって思う。
こんな時は目を見て少し首を傾げにこっとして「いらっしゃいませ」って言ってくれる方がうれしいんだけど、軽い会釈のそういう店は少ない。
韓国式挨拶コンスとは
そこで韓国式挨拶といわれるコンスなんだけど、日本から伝わって変化したデパート系接客的挨拶の進化版というのか退化版というのか、その一種にしか思えない。
これって本当に韓国から伝わった挨拶なんだろうか。
肘を伸ばして右手を下にして手を合わせて礼をするのが接客業としての挨拶だと最初に述べた。その形で手が動きやすいように、段々と上に上がって臍のあたりまで行ったのがコンスといわれる形になったのだろうと思う。
しかもこの「肘を伸ばして右手を下にして左手を合わせ」の状態は、これから来ることが分かっている時の客待ち待機ポーズでもある。デパートで開店前に店員がドアの前でこの姿勢で待っていて、ドアが開くとそのまま礼をして客を迎えるための姿勢でもある。と言っても現在はどうなのか知らない。
だいたいね、八王子にはデパートはもうないんだよなんてローカルネタもぶっ込んでみる😋
コンスはスッチーから広まった説
「肘を伸ばして右手を下にして左手を合わせ」の状態は、特にエレベーターガールなどは狭い空間で、行く先ボタンや移動の静止などで腕を使うから肘を伸ばしたままよりも、肘を曲げて臍のあたりに置いておく方が、その後の動作がしやすいのではなかったろうか。
この原理で飛行機内でのスッチー達に女性講師が広めた的な話もありますが、合理的と言えば合理的です。
だから段々に今でいうコンス的な挨拶の形に進化したのだと思う。
で、それでも挨拶ですから嫌だってマイナス面はないと思うのです。
韓国式挨拶のコンスとネット
ちなみにこのコンスについての批判がいかに的外れなものかは、他のブログなどでもそんな記事を見かけリンクを入れて置いたけど、そのページがどうやらなくなってリンクエラーとなっていた。
ブログ記事なんていつ消えるか分からないから、こういうのは引用形式にしておかないとだめだね。
SNSではいまだにコンス批判があるが、あれはネトウヨの活動の一つのセレモニーみたいなものだろうと思う。
韓国発祥は近隣嫌悪で嫌なんだと思うよ。
まとめ
昨今、日韓がぎくしゃくしっぱなしだ。
なにをしても謝り足りないという韓国と、既に決着済みの問題と受け付けない日本。
それぞれに言い分が違うので、今のところは相容れられないけど、そこは政治力を働かせてもらいたいと思う。
コンスは肘を張るそうだが、それに同調するようにお互いに重箱の隅をつつきあって肘をぶつけ合うかのような燻(くすぶ)りも何となく歓迎できないなあって思っただけなんだ。
お互いに、そんなに肩肘張らないでもらいたいと思う。
加筆2024年9月2日
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