UDON・うどん
2019年11月6日
はい、本日はうどんでございます。
あの、『拙者親方と申すは、御立会の内に御存知の御方も御座りましょうが、御江戸を発って二十里上方、相州小田原一色町を御過ぎなされて、青物町を上りへ御出でなさるれば欄干橋虎屋藤右衛門、只今では剃髪致して圓斎と名乗りまする』の外郎売にも出てくるうどんでおます。
なにを隠そうブログ主は、この外郎売を暗記しておるのでございます。
スーパー脳の所有者であるブログ主はその高機能過ぎる脳ゆえに、なんと脳の利用率割合が10%以下で日々過ごしておるわけです。
暗記を手っ取り早くするには脳の使用率を上げればよいのですが、そんなことをしたら超能力となって外郎売を書いた紙きれを通り越して一万里先のおやじの禿げ頭に止まろうとした蠅がつるりとずっこける様子などが見えてしまいとても目の前の文字などは読めなくなりますし、耳は全世界のすかしっ屁の音までが聴こえ来て臭いまで想起させられて気が狂いそうになってしまうのでございます。
そんなわけでこんなわけで脳の利用率を致し方なくのやむを得ずで、10%以下に留めておるわけなのです。
さあ、それでは、そんなブログ主はどうやって長文の外郎売を覚えたのでしょうか。まあそれは今回の話題ではないので、そのうちの明後日の明々後日のさあてと本題に入ろうとしますかね。
つまりはうどんは外郎売で『たぁぷぽぽたぁぷぽぽちりからちりからつったっぽ、たっぽたっぽ一干蛸、落ちたら煮て食お。煮ても焼いても食われぬ物は五徳・鉄灸、金熊童子に、石熊・石持・虎熊・虎鱚。中でも東寺の羅生門には茨木童子が腕栗五合掴んでおむしゃる彼の頼光の膝元去らず。鮒・金柑・椎茸・定めて後段な、蕎麦切り・素麺、饂飩か愚鈍な小新発知』なわけなのです。
ちなみにこの『たぁぷぽぽたぁぷぽぽちりからちりからつったっぽ・・・』が私が一番好きな下りになります。
ゴロ良い言い回しに舌が途中で絡みそうになりますが、言えるとすっきりしますので、はい、ではご一緒に『たぁぷぽぽたぁぷぽぽちりからちりからつったっぽ・・・蕎麦切り・素麺、饂飩か愚鈍な小新発知』
はい、よく言え、てませんよねえ、もっと精進くださいませよ!
『蕎麦切り・素麺、饂飩か愚鈍な小新発知』の中の饂飩が、うどんなわけでございます。ふうっ、やっと前振りが終わったぞい (^^;)
つまりはまるのるまさんの記事で、自分もうどんが食したくなったという次第なわけなのです。
近くにうどん専門店が出来たのですが、自家製うどんなのに腰も何もなくうどん粉を練って茹でたものを食べるだけな感じなので、うどんは好きですが近くでもほとんど食べに行きません。
行っても天丼とかそういったものを食べるかな。
その天丼の天ぷらもエビも川にいるモエビかというぐらい小さくて、キノコなどほかの具材がメインなんです。ちょっと変わっています。それでも天丼てんやよりは少し美味しい感じです。
海老が小さいからとてかき揚げ用のサクラエビ甲殻類っぽい感じじゃなくて、ちゃんとした海老なんだ。
いまは買わないから知らないけど、昔スーパーで立派な海老天を安く売っているなあと思ったら、ほとんどが衣ばかりだったというような海老天サイズの海老。
このうどん屋の海老天の衣は普通についているだけだから、ただ異様に小さい小さい海老天なのだ。どんだけ客が貧乏だと思っていやがるんだか。天丼なだけにどんだけって洒落なわけだよ (((・・;)
それで今回は、うどんを自分で作って食べることにしました。
うどんを作るって、うどん粉をこねてうどんを作るなんてわけじゃないです。市販のうどんを使って、うどんという食べ物を作るのです。
うどんは茹でうどんでも構わないけど、市販の茹でうどんはどちらかというと近くにあるうどん専門店のうどんと同じでうどん粉を練って茹でただけのものの食感のものが多いので、うどんに関しては冷凍うどんをおすすめする。
冷凍うどんは腰があって、食感が良いさぬきうどんみたいな感じなのだ。
さあ、うどんを作ろう!
その前にけつねを作らないといけません。
- 油揚げを湯通しする。
- 油揚げを半分に切って小鍋に市販の汁の素と砂糖を少し入れ水を加えて煮込む。煮汁が少ないだろうからアルミホイルを落とし蓋のように上げの上にかぶせておく。味が染みるように煮しめる。煮汁が少なめなので焦がさない湯に注意。
並行してうどんを茹でましょう。
- 冷凍うどんをお湯で茹でる。
- 器を湯煎して暖める
- 湯煎のお湯を捨てて市販のつゆの素を任意の量入れてポットで沸かしておいたお湯を入れて汁を作る
- うどんがほぐれたら少し茹でて出来上がるので水を切り、汁をはった器によそる
トッピング
小口切りねぎは冷凍です。
さあ、お召し上がりください♡
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