瞽女(ごぜ)の春
2021年1月20日
雪下から降ってくる東北、廃、獰猛です。
中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍
序
「瞽女(ごぜ)の春」を作って歌ってみました。
太棹とは津軽三味線のことだそうです。
東北地方には瞽女(ごぜ)というめしいの女が生きるすべとして三味線を習い、家々を門づけして旅をしたという話があるそうです。
門づけとは言えの前でお経を唱え托鉢したり、お祝い芸をしたり、あるいはお金を恵んでもらうために歌を歌ったりすることです。
そうやって回ってきた門づけには、コメやみそなどあるものを分け与えるのが人情というものでしたが、時には追い払われることもあったそうです。
そんなめしいの女が太棹一つで生きて、転々と流れゆく一生は過酷であったろうと想像できます。まして東北のよされよされと言うほどに雪が降る中を…
破
「 瞽女(ごぜ)の春」の歌詞になります。
1
お岩木山よ春まだ遠い
降る雪 心を凍てつかせ
流れてさすらう 瞽女(ごぜ)の旅
冷えた体 あんたが抱いて
くれた温もり 胸底(むなそこ)に
門づけ一節 唸りもする
2
肩に積るしぐれ雪
雪で見えぬは 道ならず
太棹を叩いて 戸を叩きゃ
飛びくる石礫(いしつぶて) 顔を打つ
額から血の温かさ
ぺろりと舐めて 瞽女が行く
3
地を走るは雪ばかり
冷えた飯 鰺ヶ沢
野垂れ死ぬのは 本望よ
オレを抱いた男は どこに
せめてお前に 抱かれて
あばよとこの世に おさらばしたい
「コロナをぶっ飛ばせ」という楽曲は東北の厳しい冬の世界を歌ってみたくて作ってみました。少しは雰囲気が出たでしょうか?
急
以下は2020年度に歌った歌です。
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
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