タイトル
2021年3月2日
まだ三月になったというのにもう八月戦争です、はい、獰猛です。
中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍
序
August といえば夏のことである。
それにしても日本の夏は毎年毎年本当にとても暑い夏になってしまったので、もはや夏の気温との戦争状態にあるとも言える。猛暑が毎年続いていて会社や家庭で使う電力需要はうなぎのぼりで電力会社が緊急事態宣言を出したいほどではないかと思われる。
猛暑の夏を涼しく過ごすかでまさしくこれはオーガストウォーズでもある。
しかしながらこの季節の話題として取り上げたのは Amazon Prime で見る映画の方の「オーガストウォーズ」です。
この映画「オーガストウォーズ」は2008年に実際におきた南オセチア紛争をモチーフにした映画であるし、子供の妄想はCGとして映像化された極めて変った感じの戦争映画である。
しかもなんとロシア映画なのだ。
映画のほぼ最後の頃にロシア軍が紛争に進行することを決意し、南オセチアとグルジアの国境付近に軍隊が進行するときの戦車軍隊の映像がばかに迫力があって、ちょっとメルヘンぽい戦争映画でよくこれだけの戦争車両が用意出来たなあって思っていたのだけど、それもそのはずロシア軍による全面協力というのだからさしもの迫力あるシーンに納得できた。
ロシア映画って見た覚えがほとんどないのだけど、何か記憶にないだけで結構有名なロシア映画もあったんだろうか。
破
実際の紛争勃発を基にストーリは出来ているのだけど、話の内容はややこしいものではなく、平和維持軍として南オセチアにいる元夫が自分の両親に孫にあたる子供を合わせてやりたいからと何度も頼むので、別れた夫の頼みでクセーニアは子供だけを南オセチアの元夫の元に行かせた。
すると直ぐ国境付近にグルジア軍隊が集結しているとのニュースが流れ、クセーニアなんとかして自分の子供を救い出そうと南オセチアに向かう。
その間の紆余曲折は色々あるのだがエピソードと言うほどのエピソードでもないけど、空想好きな少年はただ空想好きな少年のままで母親が助け出すという目的以外の目立つどころはないのだけど、所々で少年の妄想が始まりそれが映画で各シーンに使われるのが面白いけど、ロボットでも異世界でもそれは同じようなものではあるけど、その魅せ方しだい。
なのでこの映画をこのポスターのように話の内容がSF映画だと思って見るとがっかりするかもしれない。
トランスフォームしたこんな巨大ロボットポスターに用いられているけど、それは全て少年の妄想の産物です。かといって少年が活躍するわけでもなくて戦争シーンが始まってからは少年は頭に弾丸がかすって意識がやや朦朧としている感じのままで、最後の矢ッとママ(クセーニア)と気づいたぐらい。
母親のクセーニアと息子のチョーマは他の避難民と共にヘリで避難する。
急
そんな内容であるがお決まりの色恋もある。
母親のクセーニアは実は好きな男が出来ていてチョーマにも話をするし会わせるのだがチョーマはその男が好きになれない。
どうやらチョーマは妄想で、ロボットごっこで悪と戦う強いものが好きなようである。だから妄想でも巨大ロボットが出てくる。それゆえか平和維持軍でもある軍人の父が大好きなようである。
母親のクセーニアは映画の最初の頃は母親というよりまだ若い女の雰囲気の方を強く出しているのだけど、話の後半に連れてどんどん母親の顔になってなにがなんでも息子のチョーマを救い出したい一心から戦争地帯へと進んで行く。
そんな母親の姿を見て、敵国グルジア軍の一人の兵士がクセーニアとチョーマをロシア軍がいる近くまで送ってやったりもする。
この辺は単純にグルジア軍憎しにしては、映画にしても多民族国家であるロシア的気遣いは当然あるのだろう。
で、この映画は2時間12分とけっこう長めなのだが、意外に飽きさせずに見せてくれるのは戦争シーンのリアルさと、ときどきの子供の妄想のような巨大ロボットが映像化されたりするので、戦争映画かと思えば巨大トランスフォーマ型ロボット映画かの両方をとった感じで飽きさせないで見させることが出来る。
内容的には子供を遊びに行かせた南オセチアで紛争が勃発し、母親が子供の救出に現地に向かい戻ってくるという内容です。
最後のエピソードがクセーニアにとってロマンスの始まりになりそうなのと、それと強い男が好きなチョーマにとっても今度は歓迎すべき新しい父となりそうな予感を感じさせています。
まあ、なんにしても、ロシア映画で、こんなメルヘンチックっぽい戦争映画が描けるんだなとちょっとびっくりしています。
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
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