2018年7月14日土曜日
高尾山口駅から四辻をめざし、東南高尾山稜ハイキングと決め込みました。まずは、アシストしない電動ママチャリで南浅川の土手を高尾山方面に向かって西走します。
9:29 南浅川橋が見えてきました。
南浅川橋ふもと左岸にある喫茶店美花夢さんです。
美花夢さんのアメリカンコーヒーが好きで、トーストとのセットを頂いて帰ることがあります。本日は都合で寄ることができませんでしたけど、落ち着いた店で自分にとってはとても合うコーヒーなので好きです。ネルドリップなのです。スタバのコーヒーは苦くて自分には向きません。それでも要所要所に店があるので時間つぶしには入りますがw
9:45 チェックポイント・京王電鉄高尾山口駅の高架下無料駐輪場
無料なのがうれしいです。
ここには高尾温泉で極楽湯という温泉施設も駅そばにあり、下山後の汗を落として食事と休憩が出来ます。食事は美味しいです。ただ休憩施設はスペースも狭くとても貧相です。天然温泉槽は一か所のみです。
9:55 チェックポイント・四辻入山口
ここから東山稜の稜線まで登り一方で四辻まで行きます。冬期は入山口が凍てついていることがあるので、下山時滑りやすいので注意して下さい。
同じコースを行くことが多いので画像も同じように似たり寄ったりになりますが、これは画像撮影でコースタイム記録を兼ねているのです。
ほぼ同じコースの過去記事です。
10:05 チェックポイント・四辻
入山口から歩いて10分ちょっとのところですが、東山稜の稜線まで登るので結構苦しいかも。四辻で一休みです。ついでに少しだけ準備運動。チャリで高尾山口駅まで来ていますので、私は既に約2時間ほど行動していることになります。
10:13 四辻を草戸山方面に出発です。
10:36 チェックポイント
10:51 チェックポイント
四辻からの草戸山・大垂水峠方面は道迷いするような箇所は無いですが、登山道の案内板はしっかりチェックしておきましょう。ちなみにタイムなど記録おくとのちのち便利です。
それにしてもハイキング的登山を初めてまだ10年とは経っていませんが、年齢を重ねたぶん走行速度がうんと落ちたように思います。とっくに人生の下り坂に差し掛かっているのだからと言えばそれまでですが少々情けない思いもしますけど、人は人自分は自分なので自分のペースで行動すればいいと頭では割り切っています。
経年に寄るペースダウンを解消するには出発時間を早め行動時間をたっぷりとるのが良いので、急いで回って思わぬところで転倒したりとかのアクシデント、あるいは午後5時ごろの下山などは夏場の低山ではよいですが、遅くとも午後4時には完全下山できるような行動計画を立ててください。
行動計画で目的地まで行かねばいけないなんてことは考えず、エスケープルートがあれば早目にエスケープする。また疲れたなと思ったらケーブルに類する乗り物があれば利用するなど臨機応変に登山することが大事です。
以上は若い人にも大事なことですよ。
良いですか、大事な事ですからこれらを頭の隅に留めておいてください。
もう一度言いますよ、臨機応変に計画を変更して無理な登山を回避するです。大事な事ですから3回言いましたよw
10:56 チェックポイント・廃鉄塔
たぶん戦前の鉄塔でしょう。
登山道にかかっているので、鉄塔の中を通り抜けです。
10:58 チェックポイント・送電塔
登山では送電塔や送電線もチェックポイントとしてとても大事な目安になります。廃鉄塔から直ぐの場所にあります。
送電塔の左を歩いて行きます。
11:06 チェックポイント・拓殖大学八王子校の敷地の鉄条網
拓殖大学八王子校の敷地はとても広大ですから、しばらくはこの鉄条網に副った登山道となります。草戸山峠付近までこの鉄条網は続きます。
11:16 チェックポイント・ここを登れば草戸山峠です。
ベンチも幾つもありますので、休憩ポイントとしてチェックです。
草戸峠からの北側方面高尾山方向です。
稜線の中央やや左に高尾山電波塔が見えます。その電波塔より右側に少し下がったところに高尾山薬王院の建物が見えます。
11:26 草戸峠を出発。
この上の明るいところが草戸山です。
11:38 チェックポイント・草戸山
物見台に上がってここで昼食にします。
昼食と言っても、おにぎり1個とバナナを食べる程度です。
何カ所もテーブルとイスが用意されており、明るい場所ですし休憩には最適な場所です。地名に松見平休憩所と書いてあるのですが、近くには松が見当たらないけど以前にはどこかに松があったのでしょうか?
11:52 さて今度は大垂水方向を目指して出発です。
こんな階段を二つこなしてゆきます。
この階段は二つ目の方です。
階段の方はもう土がえぐれて深くなって、人の歩幅では膝や大腿骨に悪影響が出るぐらいの段差です。下山時は特に注意です。登りは階段右の方を歩く方が楽です。
12:13 チェックポイント・城山湖が良く見える休憩所
小さいですが休憩所があります。
112:23 チェックポイント分岐
左は800m程で野鳥観測休憩所に行く道です。
自分はまだ行ったことがありません。
大垂水方向へは右に進みます。
12:27 チェックポイント・榎窪山
登山道みたいに見えると低めの方を歩いて行っちゃうと、榎窪山の標識に出会えません。木の根が露出している広めの場所で少し上に登ると直ぐにこの標識があります。
12:29 チェックポイント・三沢峠
標識で山下とあるものがあり、やました?さんげ?げざんのことかと最初思っていましたけど、どうやら山下バス停へ行くルートの事です。甲州街道に出て山下バス停があるので地名の山下と記されているみたいです。最初は何のことかと分からなかったです。この山下これからちょこちょこ出てきます。
山下と書いてあったら甲州街道山下バス停方面へのエスケープルートにもなると思ってください。エスケープしても高尾山山口まで1時間30分ほど所要時間が必要です。バスはタイミングが合えば別ですけど、高尾山口駅に行くには歩いた方が早いでしょう。
12:35 チェックポイント分岐
これから良く分岐が出てきますが、いかにも登山道だな的な分岐はどちらへ行っても構いません。どちらかが巻道などになっているだけです。時々山の中に入り込む踏み跡がありますが、そちらへは入り込まないようにして下さい。
12:44 チェックポイント・分岐
どちらへ行ってもOKです♪
当然私は楽そうな左へ行きますw
12:51 チェックポイント
高尾山口まで12.2Km。
平地での人の歩く速度は時速約4Kmです。
12Kmということはここから平地としても3時間です。
12Kmの低山とは言え山道を行くのですから1.5倍増しにしても5時間近くは歩かなければたどり着けません。かなりペースの速い方や、事前に早朝から出てきている人以外は適当なところで山下へエスケープしてください。
12:54 山下へエスケープルート
左は大垂水方向。
四辻から高尾山へはかなりのロングトレイルで、約8時間コースだと覚えておくと良いでしょう。ここからのエスケープも先に行ったように1時間30分以上かかります。
いかにも毒キノコ的な色をしたキノコ。
図鑑やネットでは色々な色のキノコ見るけど、実際にこんな色をしたキノコを見たのは初めてです。
13:14 チェックポイント・どちらへ行っても構いません
私は今回は全て左へ行きます。
13:21 チェックポイント・相模湖が見える休憩所
トラバース道の山側にベンチが幾つか儲けられてありますので、景色のよい一休みポイントです。
13:26 チェックポイント
左へ行きますw
13:28 チェックポイント・三沢休憩所(という名前はありませんけど・・・)
ここを1-2分登ると三沢山です。
ほんのちょっと高台ですが、三沢山に登らない方も多いのですが、ここは是非登って下さい。きっと、山頂でなにかがあなたを待っててくれます。
三沢山から下りるときに見える送電塔です。
13:39 チェックポイント・山下
行くか下山かと思いましたけど行くには道程が長すぎるので、少し早いけどここで山下へエスケープします。
中沢林道に出るまで少し荒れた山道を降りて行きますが、直ぐに中沢林道に出会います。
杉の表皮が凄い紋様になっている。
群生しているウチワゴケ
ウチワゴケですが、苔と言っても苔の仲間じゃなくてシダの仲間です。コケシノブに近い仲間だったかな?
ホトトギスも咲き出していました。
いかにも林道っぽい感じの林道ですw
アジサイも咲いているけど、自生種か遺棄植物か分からないけど、この先人家もあるので遺棄植物の可能性も高い。
雑草扱いだけどよく見ればカタバミの花も奇麗。
種が三つつながったような実はなんと言う木だろう?
タマアジサイ
14:43 チェックポイント・うかいひな鳥山です。
14:50 チェックポイント・新中沢橋
新中沢橋ですが相当に古色味のある橋です。
橋を渡りきると登山案内標識がありました。
14:56 チェックポイント・対面が甲州街道
15:27 チェックポイント・高尾山口
ここまで甲州街道を延々と高尾山方面に向かって歩きます。ただ歩くのではなく左手の甲州街道に沿って流れている案内川や植物などを楽しみながら歩きましょう。その方が楽しみがより深くなります。
登山は走破することが第一の目的な方は、楽しみのほとんどを損しています。と言ってもそのような方にはこれらの感性が養われていないので、損をしているってこと自体思うこともないので、これは見えるものが見えていないのと同じ理屈で損をしたと思うこともないのですから、その溝は深いものですw
15:30 チェックポイント・高尾山口駅
なんだかんだで午後4時近いです。
大垂水を越えて稲荷山下山をしていたとしたらまだまだ時間がかかっていたと思うので、途中でエスケープして正解でした。
これから帰れば自宅で雑用など一仕事こなせます。
※もし高尾山周辺の北高尾山稜や東南高尾山稜に、高尾山、陣馬山、景信山、小仏・城山、関場峠などゆるり低山登山をご一緒したい方がいらしたら、コメントか携帯にてお問い合わせください。案内的なことはできませんけど、都合がつけばご一緒することはできます。携帯は080-1279-2190です。通知でおかけください。なお、登山中のアクシデント事故や怪我などは自己責任でお願いします。