インターネットの二十四年
【物忘れ、じゃない!】で、物忘れは年を取って多くなったのじゃなくて、物忘れが記憶に残りやすくなって物忘れを覚えているから、物忘れの頻度が高くなったように思うだけだって書きました。
その記事を書く前から、実は行方不明になっていた小物があります。
思い出したように何度か探すのですが出てこないのです。ここにあるはずなのにない。何度か書類などをどかしてみてもない。同じところを何度も探す。
大したものじゃないからまた買ってくればいいか。
で、今ブログをしようとキーボードを手前に引き寄せたら。その時にキーボードを自分なりに角度をつけている物が取れたので、キーボードを持ち上げてみたら、そこにあった!
そう、目薬!
おかしいなあ、キーボードの下も探したつもりだったのに。探したつもりが探してなかったってことだね。
キーボードの裏に付けているのは百均の吸盤式のタオル掛けです。
これを両面テープでキーボードの裏側奥に接着取り付けで、キーボードをチルトアップ?で言い方あっているのかなだけどチルトアップで傾斜をつけているのです。
キーボードを斜めにする方がもへじにはキーボードのタイピングがやりやすいのです。チルトアップ用のタオル掛けの色と目薬の色が少し似ていて、それで目薬がカメレオンみたいに隠れていたってわけなのでした。
あれほど探したのに、全然あれほどなんか探してないってことになっちゃうのは、なんだかなあです。置いたところにあると思って置いたところにないと、なかなか出てこないことがそりゃ多いです。
この目薬は失せ物なのかね、それとも忘れ物なのか。どっちも同じだと思う。失せ物でもあり忘れ物でもあるんだろうと思う。記憶の失せ物しかり、物忘れなりだ。
もへじは画像は基本的にデジカメ(コンデジ)で撮る。スマホはあまり使わない。けどこのキーボードの画像はデジカメでなくてスマホで撮影した。
なぜかというとデジカメで撮影はパソコンに画像を取り込む作業があるので少し手間だから、一枚ぐらいならスマホで撮影してメールに添付して自分宛でGメールで送信。その方がごく簡単なんだ。自宅では Wi-Fi だから通信費はかからないしね。
それでパソコンでGメール受信し、画像加工ソフトで画像を縮小したのだけれど、その画像ソフトがカシオの「 QV-LINK 」です。なんとこのソフト二十四年前に買ったデジカメQV-10Aに付いていたものです。
そう、もへじのデジタルカメラ歴はカシオの QV-10A が始まりでした。その前機種の QV-10 こそは、このデジカメがデジタルカメラ黎明期だったと言って過言ではないでしょう。 Q V-10 の発売は1994の秋でした。
QV-10A は Q V-10 の改良型として販売されたと思います。ウィンドウズ95が出てからパソコンを使うようになったもへじが、最初に買ったデジカメです。確かTVコマーシャルを見て買ったかなと思います。QV-10A にバンドルされていたソフトが「 QV-LINK 」です。
当時は QV-10A で撮影し、デジカメとケーブルでパソコンと接続してファイルを取り込み画像をレタッチしてたのかな、画像加工はサイズ変更だけだったかもしれないけど、そのころ作り始めたホームページに画像を掲載していました。
さすがにQV-10A はもう持ってもいないけれど、画像加工ソフト「 Q V-LINK 」はパソコンの中に残して二十四年間歴代のパソコンの中で引き継がれて来たのです。これってすごくないですか。そしてさらにすごいのは、約二十四年前のソフトがWindows10でも使えるってことです。
二十四年前のソフトが使えるってのはよく分からないけど「 Q V-LINK 」のソフト言語プラットフォームが、Windows 的な DOS/V に依存していないからなんだろうけど、それでも凄いよね。我々はSOのバージョンアップで、これまでソフトの買い換えという名の搾取をされ続けてきたのです。
話が脇に逸れそうなのでソフトの買い換え強制的バージョンアップの話はまた今度にして、話をもとに戻すというより今伝えたいことに戻します。
これがその Q V-LINK ソフトです。
編集も一通りできるみたい。
高度な機能はついていないと思うけど操作レスポンスがめちゃ早いです。なんたってあのWindows95で使うソフトなんですから、そのころのWindows95と今のWindows10とくらべたらパソコンの性能は圧倒的だから、Windows95で使えるようになっているソフトなんだから、Windows10でならそりゃあジェット機に乗るようなもんでしょう。
例えるなら、ジェット機じゃなくてロケットかな?
二十四年前のソフトが使えるってことも驚いたけど、取っておいたこと自体は忘れていても、こんなものを取っておくのもいざという時の役には立つこともある。
なにが不要で何が不要じゃないかの判断は、やはりその時々に的確だと思える判断でしていくしかない。何でもかんでも抱き込んで何でもかんでもできるもんじゃない。幾つも道があったって歩ける道は一つしかないのだ。
記憶にいらないことはどんどん忘れ、記憶に必要なことは大事に取っておこう。取っておいた記憶は時々引っ張り出して忘れないように再確認することも大事だ。歳寄りは同じ事ばかり言ってって言われるけど、あれも自分の記憶の再確認の一つと思えば許せなくもないだろう。
QV-10が出てから色々なデジカメが出回るようになった。それでも10年ほど前までは、いやもっと前だったかもしれないけれどデジカメが塩銀カメラ(フイルム式)に置き換わることは永遠にないだろう的なことがネットで言われていた。けれども今やデジカメがカメラの主流になっている。
二十四年前から比べるとデジカメもインターネットも格段な向上をしている。そして今やインターネットは個人情報発信のツールとなっている。世の中は時代とともに変化し進化しているのか退化しているのかは知らないが、その変化に人は対応して生きている。
しかしどんな時代でも、人と人の繋がりは大事です。
たとえ会っての繋がりじゃなくても、モニタの向こうに誰かいるって思えるだけでブログに自分の思いを綴ることが出来る。誰も読んでくれなくたって綴ることで気持ちの整理も出来るし、自分の心を知ることが出来る。
誰も見てくれなくても、自分はこうやって世界に向けて情報を発信していることに間違いはない。まあ、日本語文化圏だから日本語が分かる程度のごく少ない人口であろうけど、それでも世界と繋がることが出来る。
世界と繋がっていてもそれでも世の中は何も変わらない。変わらないけど世界とは繋がることが出来るし、情報発信は一度自分の手から離れたらその情報は世界に放たれたもう共有情報なのだ。
世界に放たれた共有情報は、この時点でその情報は書き手のものであっても最早書き手のものではない。産み落とし子と同じ独立したものである。
個の時代にこそのインターネットではあるけれど、モニタの向こうには赤い血の通った人間がいるってことを想ってキーボードを叩く喜びを味わおうよ。
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なんてことをパソコンの中から古いソフトの Q V-LINK なんて出てきたものだから、このソフトと、同じく今日出てきた目薬のことで記事でも書こうと持っていたのだけど、最後でちょっと話が脱線しちゃった。
まあ、脱線、混線、ローカル線に廃線でもへじのシナプスはなにがなんだかはっちゃかめっちゃかになっちゃっているかもしれないけど、こうやってタイピングしているだけで脳トレにもなるし気も落ち着くのだからありがたい。
もへじのインターネットの二十四年は、インターネットがあればこそ生きてこれたかもしれないと改めてこの環境に感謝している。
ネットに繋がるはみな民である。
さあ、行けインターネットの民よ。
世界に光をもたらすべく自分のあらゆるもの総てを洗いざらい吐き出して来るのだ。身が空になるまで吐き出してこそ、新たな自分が誕生するのだ。その時のあなたは最強!
胸には涙
顔には笑顔で
今日もわたしは
タイピングする
あなたと出会うために
あなたとはもう一人の自分のこと…
もう一人のあなたに出会うために…
そして、どこかのダレかとも、知的な出会いを…
See you.
誤字脱字随時修正且随時加筆
ついでに全部押せ!
追記
このような文字の修飾は誰でも出来ます。というかコピペして使ってください。文字や色は自分なりに変えてください。
胸には涙
顔には笑顔で
今日もわたしは
タイピングする
あなたと出会うために |
ここの部分ではテーブル枠で修飾しているから、追記じゃなく本文のある同じ文字列を上から下に向かってドラッグし右クリックでコピーします。コピーしたらそのまま Hatena Blog 「編集見たまま」で貼り付ければOKです。
♥ ♥ ♥ ♥ ♥
ハートマークの罫線も同じ要領でコピーできますので、遠慮なくコピーペーストで使ってください。
中央揃えでコピーしたい時は、コピーを始める行より一行分上の空間辺りからドラッグしてください。ブログに色があると無機的な感じが少し和らぎますよ。