コスプレのすすめ
4月28日、日曜日は用があって蒲田に行ってきました。
蒲田と言えば私にとっては 鎌田行進曲 です。
ヤスが転げ落ちた階段を這いずり上がって・・・
銀「・・・ヤス、上がってこい!」
ヤス「・・・」
銀「どうした、ヤス」
ヤス「もへじちゃんかっこいい」って、言ってましたよねえ,、確か?
東神奈川で京浜東北線に乗り換え。
川崎、鎌田と来て、蒲田駅ホームでは鎌田行進曲が流れてくるので、もへじは曲に合わせて下手にスキップしそうで転びそうになって焦っちゃいます(´▽`)
鎌田行進曲という映画が1982年なので、鎌田行進曲という歌も当時新しくできた歌と思っているかもしれないけど、これが実はなんと昭和四年の歌なのだ。
しかもそれだけじゃない奥深い物語もあるようなのだ。
昭和四年当時リリース時の曲です。
さらに鎌田行進曲には原曲があります。
Sosng of vagabonds. こと、「放浪者の歌」というのが原曲なのです。
この辺のことを描いたブログがありますので、詳細を知りたい方はぜひそちらを訪問なさってみてください。
鎌田行進曲がリリースされ昭和四年は、「〇〇行進曲」という歌がいくつか作られて歌謡曲としての行進曲ブームの感じであったようなのです。
東京行進曲
大阪行進曲
それじゃあ昭和四年はどんな時代だったのかというと、「唱和からの贈りもの」というサイトがありますので、ご関心のある方はご訪問なさってください。
その蒲田駅に降り立ち西出口へ。
駅前でイベントがあるようだ。
これコスプレってやつだね。
コミックやアニメのキャラクターに似せた衣装などでコミックキャラクターになり切って楽しむってやつでしょう。
もへじは(静吉)こんなコスプレには初めて遭遇した。
大型連関連イベントで遭遇できたのだろう。
コスプレは初めてといったが、実はぬいぐるみや東京ディズニーランドなどの着ぐるみキャラも一種のコスプレっなわけだよね。
コスプレも東京ディズニーランドの完全着ぐるみタイプと、自分の顔でコミックやアニメキャラをやるタイプと二種類あるみたいです。
なのでお面を付けた着ぐるみタイプの女の子二人のコスプレの中身は、案外男だったりおじさんだったりする可能性だってなくはないのだぞ。
さて、このコスプレだけど、こんな風に自分を装って別人格になると自身も解放されて快活な面が表に出てくると思うのだ。
先の鎌田行進曲は映画であるが、あれは役者が役になり切って別の世界を演ずるもの。コスプレも役者とまではいかないかもしれないけれどそのような衣装を身に着けてコミックやアニメのキャラクターを演じるわけだ。
こんな風に演ずることでもう一人の自分にもなれる。
演ずると言えばブログだって同じだ。
どんな文章を自分の心のままに綴っていたって、文章をタイピングしている時点でもはや自分からもう離れて行っている別のキャラになっているのだ。つまり自分であって自分ではない。
ブログでさえ自分であって自分ではない。
自分ではないけど、それもやっぱり自分の一面である。
ブログすることで別の自分を知ることも出来るわけです。
例えば誰かと口喧嘩をしたことをブログで打ち始めるとしよう。
最初は勢いに任せてタイピングするけれど、少し落ち着けば別の自分が現れて、あそこはこう言えば良かったとかああ言えば良かったのにとか思いも出てくるし、やがては自分の非も無くないってことにも思い至ることも出来る。
そんな風にブログでさえ自分の中の幾つもの自分の一つの人格が動き回るのだ。
役者にはなれなくてもコスプレで別人格になることも出来るんだ。
これはコスプレをしろということではなくて、日々の着る服を考えることで今日は明るくとか朗らかにとか落ち込んだ感じでとかいろいろな面の自分を作り出すことも出来るってことが言いたいのだ。
脊髄反応的自分を生きるのではなく、服を変えるように気持ちを変えろとまではいわないけど、服を変えるように自分というものを少し演じてみるのも良いのではないだろうか。
演じることにより自分の行動を俯瞰的に見つめることも出来て、そこに行動の余裕も生まれてこようというものだ。
自分を演じるのは意外に難しい。
自分の心だから自分で一番わかっていると思っていても、体は心と裏腹の行動をとっているのは、それは気持ちが劣化しているのだ。
大型連休初日の日曜日は、八王子駅から横浜線で東神奈川まで行き京浜東北線で鎌田まで行きました。
八王子駅は始発だから大抵は座ることが出来ます。
始発でも電車が八王子駅を出るころには空き席はもうどこにもないどころか、立っている人も多くなっています。
なん駅かして年配の小柄な女性が両ストック(登山に使うみたいなストックをそれぞれの手に握って歩くため)で電車に乗ってきました。
私よりは年配の方です。
誰も席を立つ人はいません。
私より若い人もいるけど、スマホをやるためには席に座っている方が楽なので見ないふりです。
仕方ないです。
演技性人格的なもへじ(静吉)が、これ見よがしげに立つしかありません。
袖をつかんでここどうぞって小さい声で伝えます。
最初はいいですと言うけど、無理していないって言ったら、じゃあって言って座りました。
東神奈川駅で乗り換えです。
ここでは優先席が空いていたので腰を下ろしました。
二人連れの男性がやってきます。
一人はお父さんなのかな、連れている人ももう大きな大人ですけど何か障害がありそうな動きの男性です。
ここでも演技性人格のおいらが立たないと誰も立ってくれません。
俺より若い者がいるのにスマホをやって気付かないふりです。
公衆の面前でスマホをやっていたって人の視覚はそれほど狭くはないです。
どんな様子になっているかはよほどじゃなきゃもう頭の中に情報が入り込んでいます。
情報が入り込んでいるのに知らん顔をするためにますますスマホに夢中なふりです。
人として卑怯だよね。
誰だって座りたいのは分かる。
座りたいに、若いも年寄りもかんけえねえ!
でも年寄りは既に十分に体を酷使してきているんだ。
若いからって疲れてないとは言えないだろうけど、それでもその疲れなんてまだまだ若い疲れに過ぎない。
ここはいい人ぶって演技で良いから席を譲るべきだろう。
それが若いってことの矜持でもあるはずだ。
病的な演技性人格でなくていいから、ちょっとだけ良い人ぶる演技ぐらいはして欲しいなあって思う。
だって、GGIのもへじは、席に座って居たいに決まっているじゃないかぁ!
もへじの頭が金髪で軽く見えたって、もへじは脊柱管狭窄症だって持っているんだ。
そんなもへじが席を譲ろうとする気遣いを見せる前に、さっとっさと席を開けて立つぐらいの演技をして見せろよ。
それがスマートってやつだ。
脊髄反応的に生きているだけならナメクジと同じだぜ!
普段着でも心にはコスプレしてた正義のヒーローの心もて…疲れるだろうけどそれが、本当のあんたで、それがあんたのいいところなんだからさ、ちっとばかり頑張って見せろよ!
さあ、歌え、朗らかに蒲田行進曲の歌を・・・ヤスよ、這い上がれ!
♥ ♥ ♥ ♥ ♥
脊髄反応
それだけで無関心
そんな生き方じゃ
心ナメクジみたいだぜ
♥ ♥ ♥ ♥ ♥
どこかのダレかと知的な出会いを……
See you.
誤字脱字随時修正且随時加筆
↓全部押さないと席を譲らないぞ!